喧嘩せず意見を擦り合わせる「外食」の魅力
夫と焼き肉を食べてきた。
普段ほぼ一緒に家でご飯を食べ、たまに外食に行ったりもするんですが、焼肉は結構久しぶり。
昔は「焼肉を食べている男女は深い仲にある」という説があると聞いたことがある。
その真偽はよくわからないけれど、
向かい合って表情がよく見えるし、
自分の肉をどれだけ触られてもいいか(わたしは基本こだわらないが)とか、
焼いている時の真剣な表情とか、
焼き加減の好みとか、
白飯と一緒に食べる派かとか、
そういうのが関係してくるからですかねえ。
でも、手持ち無沙汰にならないし、別に深い仲になる前に二人で行ったっていい気もするけどな。
◇
昨日急に夫が「焼肉食べたくなってきた!」と言ったので、急遽焼肉になって。
家から近い距離でいくつか見繕った内の一つに行ったのですが、
まあ可もなく不可もなくといったクオリティ。
帰り道、
「ま、家から一番近い焼肉ってこんな感じだよね~」
って笑いながら二人で歩いて帰ってきました。
なんかそのシーンが謎にじーんときました。
あれか、俵万智の「寒いねといったら寒いねと返してくれる人のあたたかさ」みたいな。
違うか。いやでも近い気がする。
そういう関係の人がいるのもいいもんだ、と焼肉の時ではなく、その帰り道で思えました。
あとは、やっぱり2人で外食って大事だな~と。
別にパートナーだけでなく、わたしは友人とかでも二人って結構好きなタイプなんですが。
食べたい美味しいご飯が運ばれてきて、カウンターでなければ向かい合ってお互いの表情とか笑顔をみながら一緒にご飯をつつく。
ご飯つつきながらだから手持ちぶさたにならないし、「これ美味しいね」って共有できるし、周囲の音とかもちょうどいいし。
夫と一緒に行く場合だと、
やっぱり雰囲気がそうさせるのか、話す内容も普段より違う気がする。
普段はその日あったこととか(同業界なので仕事の話をすることが多い)、
いつもはテレビみながら食べるのでテレビの内容で喋ったりとかが多いんですが、
今日は二人が出会った時の話とか(一番最初に二人でご飯に行った時、わたしの食べっぷり、飲みっぷりが素晴らしかったということ)
こういう話ってもう確実に10回は話してるんですよ。
でも、なんか外食の時だと違和感なく振り返れる。
あとはそのままの雰囲気で今後の人生設計の話とかもしました。
こういうのも改まってはなかなか話さないのでちょうど良かった。
例えば、お互い全国転勤だけど、次の夫の異動で私の仕事はどうするのかとか。
いざそういう時が来た時に、
「エー!なんだそれ!そんなふうに考えてたの?」とかってならないように、
こういう場でちょっとずつ、ちょっとずつ認識のすりあわせができたらいいな、とも。
別に全然違う意見じゃないんですけど、やっぱ美味しいご飯でお腹を満たしながらだと、けんかは起きないだろうということで。笑
2人外食、メリット大きいと思ってるので
これからも一緒にいるから家、とかではなく
多少意識的に行ってもいいかもなぁ、なんて思いました。
今日はほんまになんでもない日の日記みたいになりました。
毎日投稿してたらこういうなんでもない日もありますが、こういう日も忘れないようにnoteで積み重ねていきます。お付き合いいただきありがとうございました!