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最近になって変化した考え


何かのきっかけがあったわけではなく、
年を重ねていくにつれて、少しずつ変化する思考というのがあると思う。


わたしは今30歳。年明けに31歳になる。
そんなわたしが、最近ちょっと思うようになった思考二つを記録しておきたい。


その1
周囲の人を大事にするして、与える側になる

なんだ、今さら。と思われた方が多いのではないかなと思う。
でもほんとうに、最近はほぼ毎日思っている。

考えて、意識してしまう。
まず、関わっている大事な人たちを、大事にしよう。喜んでもらおう、と。

わたしにとって大事な人とは、家族、仲の良い友人たち。仲の良い上司先輩、同僚、仕事先の人たち。オンラインで関わりのある人たち。

難しい視点で考えるのではなくて、いて当たり前だと思う人たち。
そして、一緒にいて居心地がいい人たち。
一緒にいて息がしやすくて、
一緒に食べるご飯がおいしい人たち。


今から言うことは、今よりももっと稚拙で未熟だった自分をさらけ出すことになるので恥ずかしいけど、

20代のわたしは「与えてもらう」ことに重きを置いていたと思う。

与えてもらうことが、価値のあることなのだと。


例えば気に掛けてもらえること、遊びに誘ってもらえること、何でも。

もちろん、それは「自分が求められている」ということだから、正しいのかもしれないけど、
最近次第に「そういう思考じゃないな、今は」と思った。


むしろ人にどんどん与えていきたい時期に入った。なんでだろう、不思議。
一応言っておくと、それは物質的なことではない。


例えばだけど、仕事で疲れた夫に温かくて健康的なご飯をつくってみること(早速物質的ととられかねないことで申し訳ない)

素敵だ、と思ったことを意識して友人、先輩に伝えること。

ある仕事にわたしを指名してくれた上司の期待を裏切らないように、できる限りのことは精いっぱいやること。


つまりそれは、人に対して、できるだけ誠実にいることなのかなと思った。

わたしがその人といることで居心地がいいと感じることと同じように、
わたしも相手が居心地がいいように何かできることはないかなって、ちょっと意識してみる
こと。


これを読んでくれている人たちは、そんな当たり前のこと、わたしはやってるよって思われるかもしれないな。

わたしは与える楽しさに気付くのが少し遅れたかもしれないけれど、わたしに関わってくれる人たちが幸せであるように、ささいなことからでも、したいと思った。


忘れちゃいけないのは、それは押しつけてあってはいけないこと。

つらつら自由に書いたけど、つまり、
大事なものをもっと大事にしていたいってこと。


仕事は、120%を意識してみる。
新卒で入った会社に今もいる。
かなり居心地がいいほうだと思う。

そして、「できるかな…」とドキドキするような仕事内容はあまりなくなってきた。

仕事に慣れたし、だめだよなどと何か指導を受けることはない。

このままでありたいけど、
一方で、仕事において成長できているのか少し不安だ。

そんなことをモヤモヤと思っていた時に、
ちょっとしたきっかけで田中みな実さんのプロフェッショナル仕事の流儀が良い、ということを聴いて、NHKオンデマンドで200円でみてみた。確かに、考え方において示唆に富む内容であった。

・「まあこのへんでいいか」みたいな落としどころを見つけたようなものを自分主体のもので残さない
・○○のために、って思ってたらどんどん自分の本質が失われて、仕事を失った時に何もない自分になる。常に仕事を取り上げられても、ちゃんと自分というものが存在しているなって思える生き方をしている。明日仕事がなくなったら収入は困るけど、全て失ったとは思わない。
・自分を磨かずに「現状そのままです、わたしは」ってただ座っても誰も求めてくれない。使い捨てられててたまるかって。


などなど、他にも今のわたしだからささるところがあった。

今の居心地いい職場はありがたいけど、
なんだか自分の能力が落ちている気がして、
ちょっとそこは健全ではないなと思う。

自分の中で、求められたものの120%を意識してみようと思う。
自分の中で意識するだけで、できるもんね。


てな感じの日々です。

わたしは
悩み事がない限り、
同じことばかりを考えるってことがあまりないほうなんだけど(むしろ、いろんなことを雑多に考えている時間が多い)
最近、上記のことばかり書いているので、すこし記録してみました。

そんな30歳の今です。

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