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人生には3冊、死ぬまでに読まなきゃアカン本があるという 知らんけど

タイトルを見た時、
即座に思いました。

あ。

これは、読まなあかんヤツ(本)や。

※エセ関西弁は
 作者リスペクトということでご容赦下さい。

その本とは、
先日、コーヒー売りの少女のnote記事を
ご紹介させて頂いた、

岸田奈美さんの本。

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』


涙。

そうです、予感はあったんです。

きっと泣けると。

でも僕だってね、
この数年、涙腺は鍛えに鍛えたんですよ。

SHIROBAKO 23話で嗚咽し、
ヴァイオレッドエヴァーガーデン 10話をみて嗚咽し、
映画「湯を沸かすほどの熱い愛」をみて嗚咽し、

涙腺をアバター化できるならば、

もう、竹内 力ぐらい仕上がってました。

そんでもってこんな風にイキってましたよ。

「うちの竹内(涙腺)は、簡単には泣きませんので」

でもムリでした。

読み始め、ものの1分で
うちの竹内(涙腺)がローキックで膝をつかされ、
5分たつころには、
マウントをとられてボコボコ、そしてこう言いました。

「こんなん泣くしかないやん!」

Vシネの帝王、涙の完全KO。

素晴らしい本です。

環境だけみたら不幸そのもの

中学時代に父を亡くし、
母は一生車いす、
唯一の兄弟である弟はダウン症。

ぱっと見はホント、
笑ってしまうぐらい不幸です。

でも、奈美さんはそんな家族について

「え? なにが不幸なん?」

とばかりに、書き綴ります。

この方の文章の困った(嬉しい)ところは、
笑えて泣けることなんですよ。

涙腺の運転席に座った(もう意味がわからん)
うちの竹内も大混乱ですわ。

読書という名のドライブをしながら・・・

「これ右?(笑うの?)」
「これ左?(泣くの?」

「次はどっち!?(笑うの?泣くの?)」

パニックになった僕はこう言うしかない。

笑いながら泣け!

そんなこと竹中直人でもできん。

とにかく読んで。

絶対読んで。

最後に、
映画「浅田家!」を作った、中野量太監督、
映画「岸田家!」も作って下さい。

後生ですから。


追伸:涙腺は鍛えられないモノと知りました。(当たり前や)




Amazon様で
久しぶりに「SHIROBAKO」を検索したら、矢野様のフィギュアが!

嬉しくなって思わず貼る。(オタクですみません)






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