「きみ」と逢うと。

「きみ」と逢うと　こどもになる。

「きみ」と逢うと　いつ死んでも良いように思う。

ここ最近、私の周囲の同世代の人たちが　急死されたりの知らせが多く届く。だからだろうか。

私は今　死んだらどうだろう？と考える。

一昔前といってもほんの数か月前までは　自分の存在価値のなさや生きる意味がわからなくなることが多かった。それで　昔いた天に還りたいと思ったものだ。

今はそういう気持ちがなくて。

私は私のミッション。自分らしく生ききること。泥臭くそれでいて熱く人を愛しながら生きること。そして愛する人たちがそれぞれの人生を　それぞれの足で立って生きていく様を見守って見届けて　じゃぁ。またね。おもろかったわぁ～～と言ってこの世を去ること。

きみと逢うとこの感覚がものすごく強くなる。今死んでもきっと私は幸せなのだ。

けれど。書いていて気が付いた。

私は強欲だ。そして　自分のその欲のためならどんな手段をつかってでもそっちへと向かっていく。周囲を巻き込みながらね。

だから私のミッションが遂行されるまで私は死ねない。

きみと逢って　笑い合いみつめあい　触れ合って。こねくり回されながらきみの愛に触れて歓んで。私は今とっても幸せで。

こんな日が来るとは思っていなかった。

恐怖や不安や人の目を常に気にしてて　自分を認められなかった自分が　今　胸を張って私は今の私が好きだと言える。

きみと逢って　本当に良かった。

この歌の本当の意味を考えながら　今日もあるく。

まだまだ　まだまだ　これからなのだよ。