これは拙著へのささやかな感想かも知れないが、日本文学の未来にとっては偉大なる第一歩である!! ~かも知れない(笑)
先月の1月13日土曜日に僕の母校、世田谷区立松沢小学校、松沢中学校をはじめ関連する赤堤小学校、向陽中学校などなどの卒業生たちが集まって還暦祝いの大同窓会が開催されました。
会場は永田町の星陵会館にありますコリーナ・デラ・ステラ イタリア語で「星が丘」すなわち星陵を意味するビュッフェスタイルのレストランが会場でした。
そして2次会は下高井戸の老舗居酒屋たつみでした。
ここに当日の写真を掲載することは控えますが、皆さん本当に良い年の取り方をされている素敵な方々ばかりでした。
そんな同窓生達に囲まれて素晴らしい時間を過ごすことが出来て本当に楽しかったです。
皆様どうもありがとうございました。
そしてこの素晴らしい会を開催するために御尽力下さった幹事の方々にあらためまして心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
ありがとうございました。
この大同窓会の余韻は今でも続いております。
なんと総勢82名の大大グループラインが出来ているのです。
ここに皆さん時折心に任せて、昔の思い出話などを投稿してくれています。
読むととても楽しい。僕にまたひとつ楽しみが出来ました。
そして僕にとってはさらにうれしいことが時々あります。
それは拙著「苔の下道」を「買ったよ~!」「読んだよ~!」と言って、同窓生が投稿してくれることがあるのです。(´;ω;`)ウゥゥ
皆様のその温かなやさしいお気持ちが、今やすっかり老いさらばえ、息をするのもやっとのありさまのこの哀れな老人に生きる希望を与えてくれるのです。ありがたや、ありがたや。なまんだぶ、なまんだぶ。(笑)
そして、同窓生の一人が僕の作品に感想を寄せて下さいました。
簡潔な文章ですが、僕の作品をしっかり読んで下さらなければ書けない文章ですので、本当に嬉しく思いました。
以下原文を紹介いたします。
『松井君の本も読み終えましたよ。お話も二転三転し気づくと松井ワールドにすっかり取り込まれていました。贅沢な時間をありがとうございました。
ワインの炭酸割りが飲みたくなりました』
そうなんです。僕のこの小説は結末に向けてストーリーが二転三転して進んでいくんです。これは僕の作品世界(松井ワールド)に浸りながら読み進めていっていただかないと感じ取れないことなので、まずは嬉しい感想の一番目です。
そして嬉しい感想の二番目は、「贅沢な時間」とおっしゃって下さったことです。これは僕の小説を楽しんで読んで下さり、また評価に値する内容であると思っていただいたからこその感想であると思いますので、僕にとりましては最高の賛辞であると思いました。光栄なことです。ありがとうございます。
嬉しいことの三番目は、「ワインの炭酸割りが飲みたくなりました」と言って下さったことです。
僕の小説はグルメ小説的な一面もありまして、作品の中ではフレンチのフルコース、ワイン、スコッチウイスキー、カクテルが出て参ります。その中で物語を展開させていく小道具としても使われているカクテルが白ワインの炭酸割り~スプリッツァーです。
僕の小説を読んで下さって、スプリッツァーが飲みたくなったということは、やはり僕の小説世界に感情移入して下さったからこそであると思いますので嬉しかったです。
一見ささやかな感想かも知れませんが、僕にとっては大きな意味のある感想でした。ありがとうございました。これからも創作に頑張って行こうと思います。
ここで本稿の表題につながります!
「これは拙著へのささやかな感想かも知れないが、日本文学の未来にとっては偉大なる第一歩である!!」
~かも知れない(笑)
さて、パーティーの会場となった星陵会館のレストラン、コリーナ・デラ・ステラ様のご好意で「苔の下道」のチラシを置かせていただいております。
1月26日金曜日に菓子折りを携えてお礼を申し上げに行って参りました。
ついでにお昼もいただいて参りました。♪
次に用事があったのでワイン1杯しか飲めなかったのが残念でした。
また必ず訪問して、今度はドロドロになるまで食べて飲もうと思っております。(笑)
【追記】
拙著は芹生公男先生、渋谷栄一先生、小田 勝先生、藤井由紀子先生に献本させていただきました。
類例に乏しい中古和文体での素晴らしい創作小説の出現として、非常に意義ある出版であるとお褒めの言葉を頂戴いたしました。感動と共に大変光栄なことと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先生方からの御返事のお手紙等は僕の一生の宝物として大切にいたします。
芹生公男先生は金田一春彦先生がその出現に驚愕した、三省堂から出版された「現代語から古語を引く辞典」を独力で編纂された方です。
高千穂大学名誉教授 渋谷栄一先生、清泉女子大学教授 藤井由紀子先生は源氏物語等中古文学研究の泰斗でいらっしゃいます。
國學院大學教授 小田 勝先生は大著「実例詳解古典文法総覧」を著された古典文法研究の日本の第一人者でいらっしゃいます。
四先生からはその著作物等を通じまして、僕は大いに学恩を受けております。四先生は言わば僕の恩師ということになるわけです。
恩師から自分の仕事の成果についてお褒めの言葉をいただくということは本当に嬉しいし、励みになります。
今後もますます創作に頑張らなければと心に誓った次第です。