高校生が”食品ロス”をテーマに商品開発させてみた<プロローグ>
副校長からの呼び出し
「松田先生が好きそうな話がある」突然校長室に呼ばれ、そう言われた。
ー世界のフードロス、食糧危機の課題に挑むー
農家の意識を農家が変え一歩をふみだそう踏み出そうまずは私達から」
渡された資料の初めに大きくそう書いてある
”一体何をしている人なんだ・・・”と思ったのが正直な感想。
”ぶどう農家”を営む農家さんが高校生と商品開発してるんだからびっくり。
「商品開発」は私の憧れ
資料を読んで素直に「面白そう」と思った。
今まで商品開発をしようとしてもそれは、ただ頭の中で考えているだけで、いつも「絵に描いた餅」で終わっていた。
もちろん、課題から何か新しいことを考えたりすることは大切だ。
けど、実際に商品開発するって・・・えぇ・・・?
本当に商品開発!?!?!
本当にできるの??
というか、商品開発なんてそもそも実現させるために
なにを
いつ
どれくらい
いくら
必要なんだ!?!??!?
不安が襲った。売れなかったらどうすんだぁああ?!
教育現場でもいきなり”やって”と投げられて漠然とした不安を抱えていたり、解消されないままスタートした先生もいるのではないでしょうか・・・
ROC IA SAGA合同会社
代表 井手一郎さんは、規格外のぶどうを廃棄する現状を目の当たりにし、フードロスの現状と課題は
農業界の課題は農業サイドから解決されるべきだ!
「食品ロスをなんとかしたい」と言う強い信念が資料から感じた。
副校長から「とにかく会ってみて決めてみて」と言われ、すぐにアポをとった。
井手さん
ROC IA SAGA合同会社の井手さんと初めてお会いし、話を聞くと
農業への熱い想い
を強く感じることができた。これまでもさまざまな学校で産学連携による産業加工品開発を行っていたり、研究活動や学び続ける姿勢にも魅力を感じる人物だった。
「想いのもと、活動していますぜひ一緒に産学連携しませんか?」
ぜひ一緒にお願いします!!
と勢いで言ってしまった(隣に副校長いるのに・・・)
キャリア学習II
ということで、今年のキャリア学習IIの授業では産学連携の商品開発を行うことになりました!
今後も記事を更新しますので、ぜひ参考になればと思います。