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アントラーズ食育キャラバンに携わって

公認スポーツ栄養士の松田幸子です。




鹿島アントラーズ様のnoteに昭和産業様の取り組みとして、2015年から携わっているアントラーズ食育キャラバンが掲載されました。

大人が食育を大切だと思っていても、子どもはそう捉えない

私が子どもと1対1で話していて、感じていた課題でした。スポーツをしていても、食事の大切な理由を知らない子どもたち。

そこに舞い込んできた、スポーツチームが一般の子どもたちに向けた食育事業。

最初のミーティングで、失礼ながら「鹿嶋ってどうやって行くんですか?」と聴いたのは私です(汗)。

そんな私が、いろいろなスタッフの方々、各自治体の担当者様と考え、昭和産業様・女子栄養大学出版部様のご協力の元、今年、7年目の事業に携わります。

最初の年の出来事です。
まだ東日本大震災の爪痕が残っている現地で、子どもたちが元気に迎えてくれたのですが、先生方から食の反応にとても苦慮して言うことを伺いました。

それを聴いて、栄養士や栄養教諭から授業で聴いたことを質問すると、答えられない子どもたち。でも食の専門家から話されたことは忘れているのに、コーチから言われた食事のことは覚えてる。


なかなかシビアな体験でした。


スポーツが嫌いな子どもたちでも、コーチと遊んでいるように運動していると、とても楽しかったようで、その時に、先生(私)やコーチから言われたことは忘れにくいということを、身をもって体験しました。


運動・睡眠・食事はつながってるんだよ。


といつも話をしますが、7年経ってみて「忘れられない食育」はあるんだと確信しています。


コロナ禍のため、現地で話すことは昨年同様、叶いませんでしたが、関係各所のご尽力で、まだまだ続くと信じ、子どもたちの前で直接話せるよう、今年もしっかりと務めたいと思います。


▼子どもが隙間時間で観られるスポーツ栄養動画

▼ジュニアアスリートをコンディション・メンタル・食事で総合サポート


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