ボイスチャットにハマってる|ジャーナリングにもなっている?魅力を伝えたい!
2月中旬あたりから、ボイスチャット=ボイチャにハマってます。
2週間経とうとする今も、あまりに好きなので記事にしたくなりました。
きっかけはInstagramのメッセージを打っているとき、たまたまマイクボタンを押してしまい、強制的に録音スタートになってしまったので、ボイスメッセージで返事をしたことが始まり。
すると相手からも音声で返ってきて、また音声で返して…とやっていたら、かなり楽しくなってしまったのです。
海外ではボイチャでのコミュニケーションが頻繁に行われている印象があります。特に中国の友人とのチャットではテキストよりもボイチャが多く、世界各地を旅してきた友人に聞いてもサウスアメリカの人達が当たり前のようにボイチャしていたと言っていました。調べるとアフリカでも主流のようで、音声によるコミュニケーションが重視されている文化や社会的背景がある、とのことでした。
日本でボイチャがあまり一般的でないのは、こういった文化が無いというのと、メールに打つ内容を人に知られたくないといったプライバシー保護が重視されている傾向や、テキストチャットやスタンプでのコミュニケーションで事足りているのでボイスチャットを必要としていないからだと思います。
ボイチャのメリデメ
さて、生粋の日本人気質を持つわたしも、ボイチャを知りながら自分がしようとは一切思いませんでしたが、ここへきてハマってしまった理由を整理するためメリデメを挙げてみようと思います。
【メリット】
・テキストを打つより圧倒的に早い
・テキストを打つより首や肩が凝らない
・なにかをしながら話せる
・言葉に抑揚がつくので相手に気持ちが伝わりやすい
・嘘がつけない、偽れない (元気がないときに「元気だよ」と言っても相手は声色で案外わかるものです)
・一旦冷静になる時間がある
・相手の時間に関係なく送れる
・ジャーナリング要素がある
ボイチャは「電話とメールの間」と形容できると思うのですが、電話と違うのは、なにか聞かれてすぐ答えるのではなく、一旦考える時間があって自分のタイミングで話せるところ。その場の空気を読むということをせず自分の思うことを一方的に話せます。
それと、電話をするタイミングをお互いに取れなくてもいいところ。それを考慮しなくていいからメールが発達したのですが、メールを打っているときに他のことができないですよね、しかも前傾姿勢でいることで首肩が凝るので、その点がボイチャだと、テキストで打ったら5分くらいかかりそうな内容でも、喋れば1分くらいで送れたり、ボイスメモで録音したものを送るなら料理をしながら、洗濯物を畳みながら、なにか作業しながらできる、そして受ける側もなにかしながら聞けるという手軽さもいいと思いました。(時短を追求したいというより、物理的負荷が低い点に着目しています)
それから、書く瞑想といわれているジャーナリングのように、頭に浮かぶことをそのまま口に出して話すというのは、話し終わったあとに頭がすごく整理された感じがします。ボイスジャーナリングと呼べるのでしょうか。これは一人でやってもいいとは思うのですが、相手から反応があるとさらに客観視出来て、知らなかった自分を発見できたりもします。
では、デメリットも挙げてみます。
【デメリット】
・テキストが残らない
・場所やタイミングによっては録音しづらいし、聞けない(イヤホンあれば聞くことはできる)
デメリットが少ない!
とはいえ、これはわたしの見解なので考えれば他にもデメリットはあると思います。そして今ここに挙げたデメリットは、2週間経った今ではデメリットに感じません。
テキストが残らないことについては、自分や相手が何を話したか正確に分からないし、聞き直したり、後になって振り返ることもしづらいと思って、始めてすぐは文字起こしアプリなどを使おうかとも思っていたのですが、何人かとやり取りを続けるうちに、そもそも友達同士のやり取りで何を話したかなんて残らなくていいのかも、と思いました。
仕事でのやり取りならテキストが残っていないと指示をする方も受ける方も困るけれど、友達にその時自分の頭の中にあることを伝えて、相手がそこでなにかを感じた、それをお互いに繰り返す、ただそれだけで友達とのコミュニケーションは充分じゃないか、と気づきました。
場所やタイミングによることについては、つまりパッと効率的に見れない返せないというのは、これも見方によってはちょうどいいんじゃないかと思いました。例えば夜寝る前にテキストが来てパッと見るとすぐ返さないといけないような気にもなるし、明日返そうと思って寝るとしても多少なり考えながら寝付いたりしますが、ボイチャが来て「--------2分」という情報しか分からないと、明日時間が出来たら聞こうと思って割り切って寝たりします。
ボイチャだと相手がいつ聞くか分からないし、すぐ聞けない状況かもしれないと思うと送る方も気楽です。
あと、デメリットとして「会いたくなる!」と挙げてくれた友達がいて、嬉しかったですね笑 それをボイチャで聞いたので、よりキュゥゥンと会いたくなってしまいました笑 最大のデメリットかもしれません。
ボイチャが合っている人、合わない人
現在わたしがボイチャでコミュニケーションをしている人が8人。普段からやり取りをする近い間柄の人達ですが、日本文化に馴染みがない方法なので、はじめにわたしがボイチャで送ることに関してご迷惑じゃないかだけ確認して送りました。
その内3人くらいはわたしがボイチャで送ってもテキストで返ってきます。(全然オッケーです)そしてボイチャで頻繁に返してきてくれる人が3人(お互いにハマっている)。ちょっとコアな話もボイチャで、時にiPhoneのボイスメモで録音して送り合っています。
ボイチャが合っている人は、
・LINEなどで比較的長文になりがちな人
・テキストで打つと言い回しを考えたり、より適切な言葉を使おうと推敲する癖がある人
・つまり文章を書くのに時間がかかる人
・会話に、ちょっと考える時間が欲しい人
・たくさんのことを色々深く考えているという人 だとおもいます。
上記は、すなわちわたしのことなのですが笑
または、どんなコミュニケーションでも対応できるタイプの人は単にボイチャの良さを楽しんでいると思います。
ボイチャが合わないという人に理由を聞くと、
・短時間でまとめて上手く話せない
・なんとなくハードルが高い
・それをするならリアルで話せれば十分 とのことでした。
上手く話さないといけない必要は全くない(わたしも当然できてない)のですが、そういう人達の共通の印象としては、リアルでも冷静に自分の言いたいことが話せる人です。わたしにはそう見えます。羨ましい。
オススメのボイチャのやり方
最後に私流ボイチャのやり方のご紹介です。
①ちょっと呟く程度ならLINEのボイスメッセージ(押しながら)
→例えば『今日は仕事休みでいま起きたとこ、今日は〇〇するよ~。そっちは今日なにするの?』みたいなやり取り。
②しっかり話したい話題があるときはiPhoneのボイスメモ(作業しながら)
→例えば『最近毎朝家じゅうの窓を開けて空気の入れ替えしつつ結露を拭いて一日がはじまるってルーティンがあるんだけどそれをすると~・・・あなたの朝のルーティンはどんな?』みたいな説明したいやり取り。
日本で普及するでしょうか?
これまで4人に、VoicyやPodcastみたいなのやったら?と言われました。面白いからそんな番組があれば聞きたい、と言ってくれて嬉しかったのですが、不特定多数の人に聞いてもらうのではなくダイレクトだからこそ楽しいのがボイチャだと思うので、その予定はないです。でも10人に言われたら考えようかな?なんて。
普段、日常的にやり取りするひとってわたしの場合は何十人もいないので、そのやり取りをする10人にも満たないコアメンバーはすごーく大事な人達です。その大切な友達とのコミュニケーションが、ボイチャだとさらに深いものになる、より近くなる、よりストレスなくできるというのが、地元を離れてなかなかリアルで会えない場所にいる今のわたしには合っていたのだと思います。
ボイチャを普及させたいつもりは全くないし、わたしが知らないだけで日本でもボイチャが頻繁な世界線があるかもしれないのですが、この良さを語りたい!!と思って熱く書いてしまいました。
わたしのnoteでは、自分の豊かさについて深掘りした記事を書いていますが、これは間違いなくわたしの感じる豊かさに繋がっています。
あとは、わたしは〇〇ブームが多いので、一過性のブームなのか、自分の中で定着するコミュニケーション手法なのかを自己観察していきます。
読んで頂き、ありがとうございました!