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バスケットボールには「正解」も「不正解」もない?

こんにちは、こんばんは、おはようございます!

まつ。です🏀

新型コロナウイルス感染症がまた流行し始めて大変になってきましたね、、😭
夏の遠征とか大丈夫かな、、
気落ちだけしていてもだめなんで、「できる時にできることを最大努力で」って思いながら日々過ごしています。

いつもは試合の報告や本の紹介がほとんどなので、
今回は自分のコーチングスタイル的な部分・考え方的な部分をお伝えすることができたらと思います!
(うまく書けるかな、、)
バスケをしている人でも指導者の方でも、他のスポーツをされている方でも同じことが言えると思っているので、是非読んでほしいなって思ってます🥺

それでは、今回もがんばって書いていくぞ〜✊


オープンスキルとクローズドスキル

一般的に、スポーツのスキルを分類する時には「オープンスキル」「クローズドスキル」という考え方が用いられます。

オープンスキルというのは、対戦相手やボールなどが常に変化する状況下で発揮される技術のことであり、

反対に、クローズドスキルとは、対戦相手やボールなどに左右されない状況下で発揮する技術のことです。

オープンスキルの例を挙げるとすると、バスケットボールやサッカー、ハンドボールなどの試合です。
クローズドスキルの例を挙げるとすると、体操、陸上などです。

スポーツのほとんどは、オープンスキルとクローズドスキルに完全に二分できるわけではなく、両方の要素が必要でありそれらが混在しています。

具体的にいうと、
バスケットボールの試合中(タイマーが進んでいる状況)は、相手もボールも常にと言っていいほど変化している状況の中で、シュートするのかドリブルするのかパスするのかなどを考えながらやっているので、これはオープンスキルに該当しますが、
フリースローの場合だと、相手が変化をしないため影響を受けることはありませんので、これはクローズドスキルに該当します。

大学1回生の時のフリースロー(決めましたからね!笑)

もう一つ、陸上のマラソンで例えると、
走ることは相手や外的な物に邪魔されるわけではないのでクローズドスキルになると考えられますが、
相手との駆け引きしながらいつスピードを上げるか、相手の呼吸や表情を見ながら走るとも聞いたことがあるので、そう考えると個人的にはオープンスキルの要素もあるのかななんて思っています🤔

オープンスキルに着目して考えると、短い時間の中での状況判断が求められ、速くかつ正確な認知・判断・選択が必要となります。

「速い」ってのは時間的なものであると理解はできるかと思いますが、
「正確な」ってのは何をもって「正確」と言えるのかどうかは、はっきりとした答えは自分はまだまだ出そうにないです🥺


正確な状況判断とは?

「正確」って何?っていうことを投げたと思いますが、

コーチの考えていること通りになることが「正確」なのか?
教科書や技術本に載っていることに倣えば「正確」なのか?
シュートが入れば「正確」にプレーできたことになるのか?

これについて、みなさんはどう思いますか?

自分がコーチの立場から考えたことは、そもそも「正確」に正解も不正解もないってことです。

選手自身が自分でその時・その一瞬で知覚・認知した状況、そこからプレーの選択をし実行したこと全てが正解かなって思っています。
なので、コーチは選手が行なったプレーに対して、正解や不正解という色づけ・決めつけをすることはだめって思っています。

なぜならば、プレーをするのは選手自身ですし、コーチから見える景色と選手から見える景色は違います。同じ状況でも認知の仕方も異なります。
選手はコーチに正解や不正解をつけられるためにプレーをしているわけではないですし、選手がその時に選択したプレーが正解になると考えています。

またコーチが考えているプレーや戦術、プレーへのフィードバック全てが正解とも限らないですし、不正解とも限らないので、
コーチ目線から考えると、バスケットボールのプレー或いはスポーツにおいては正解も不正解もないのかなって思っています。

だから、自分が普段意識していることは、選手が選択したプレーに良し悪しをつけるのではなく、
選手が行なった認知・判断・選択に対してフィードバックする
ようにしています。

「さっきのプレーでここのスペースは見えていた?」
「ここのスペースにこういうパスも出せると思うで?」
「こういうクリエイトの方法もあると思ったで!」
「これも選択肢として持っておくといいかも?」
「この瞬間に、ここに目線を配るとその後のプレーがやりやすいかも?」

など、こんな感じでコミュニケーションを取っています🤗

指導している雰囲気。

チームのオフェンスやディフェンスの仕方について多少、「こうしてほしい」とかはありますが、そういう時はきちんと理由づけすることを心がけています。

ただルールを絶対守れとは言ってません。
ルールは破る時に、きちんとした理由があれば怒ることは絶対にしません。
むしろ、ルールを破ったプレーに合わせてあげれるようになろうよって話をします。


1歩引いて考えてみる

読んでいる人に考えてほしいことは、
自分のこのコーチングの仕方についてどう考えるのかなってところです。

総論合意なのか、部分的合意なのか、それともその反対なのか。いかがですか?

個人的には、いつも優勝しているチームのコーチがやっていることが全て正しいかと言われればそうではないのかなって思います。
反対に、頑張っているけど勝てないチームのコーチのやり方が不正解だとも思いません。


なぜなら、自チームに他のチームのことを応用しても成功するかどうかがわからないからです。効果的かどうかは塾考の余地が必要かなと。
取り入れてみて、それがフィットすればその時点では正解かもしれません。時間が経てばうまくいかず不正解の方向に変化していくかもしれません。

そもそも、正解って1つしかないでしょうか?

他の方法でも正解にならないのか?
その方法でチーム全員が本当にフィットしているのか?
偶然正解になっただけではないのか?

ここら辺も含めて色々考えるのが、コーチの仕事の1つじゃないんかなとか思ったりしています。

立命館で今やっているバスケットボールが正解とも思ってませんし、来年はメンバーが変わるので同じバスケができるかどうかもわかりませんし、もっと効果的な戦術・フィットする教え方があるのかなとも思っています。
だから、バスケもコーチングも色々と勉強して、その時々で立ち止まって色々と考えます。

なんでもかんでも良い・悪いでそのまま受け止めて、取り入れたり切り捨てたりするのではなく、
1歩引いて考えてみるのも大事なこと
なのかなと思って、できる限り意識しています。
だめなもんはだめなので、どれだけ偉い人が成功例を語っていても、合わん時は合わんので固執しすぎないことも大切なのかななんてね、、笑

総じて、何が言いたいのかというと、
バスケットボール或いはスポーツには、絶対に正解の方法も不正解の方法も無いっていうことです。

一瞬一瞬、選手は全力でプレーをしているでしょうし、その時に選択したプレーがその時のベストな結果・正解だと思ってまずは受け止めます。

練習したことができてないなって思ったら、
選手の失敗とするのではなく、自分の教え方や練習メニューが失敗だと思って試行錯誤します🙇‍♀️

(これが正解であってくれと思いながらやっていますけど、、笑)

立命館ではそうやって指導をしているので、自分の顔を伺って練習やトライしたりすることはないのかなって思ってます。
いつも言っていることは、
「自分の教え方・戦術など全部が正しいとは限らないから、自分で色々と考えてその時々で悩まずにベストの判断・プレーをしなさい。それに合わせてあげられる選手になりなさい。」ってことです。

放任って言われればそれまでなんですが、自分はこんな感じで関わっています。
読んでくれた方々なりに解釈して、色々と考えてもらえたら自分としては満足です😊


終わりに

伝えたかったことが、うまくまとまった気が全くしませんが堪忍してください💦
文章力はがんばって鍛えていきます。勉強もします。
理想論的なことを言っていますが、毎日、毎試合それができているわけでもありません。。むしろ、できていない日の方が多いくらいです。

今回のブログを通じて、読んでくれた方にとって何か考えるきっかけになって頂けたらそれだけで自分は嬉しいです。
考えるっていうことが大事だと思っているので。

何の実績もない・積み上げてきたものもないただの素人コーチが、好き勝手思ったことをただ書いているだけなので鵜呑みにしないでくださいね!
情報リテラシーをこのブログから身につけてもらえると嬉しいです、、笑

いつもより長くなりましたが、今回はここら辺で終了致します。

最後まで読んで頂きありがとうございます🙇‍♀️
コメント・質問等ありましたら悩まずに書き込んでもらえたらと思います。

むしろ、コメントなどが欲しいくらいです。
(理想は、みんなでディスカッションとかできたら楽しいし学びになるなって、、)

新型コロナウイルス感染症が増えている状況ではありますので、お互い健康に気をつけてハッピーな生活を過ごせたらと思います。

それでは、失礼致します。

まつ。 

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