白菜と仲良くなることを決めた日
キャベツはうちの常備菜。
どんな肉にも、どんな味付けにも合う。
野菜摂取のためにとりあえずキャベツたくさん入れとけーって感じでずっと過ごしてきた。
でも、あれ、最近キャベツ高くない??
どうしたキャベツ。
うちの脂質摂りすぎを救うキャベツ。
これはちょっと躊躇っちゃうよ。
困って横を見ると、そこにいたのは「お買い得の品」と書かれた白菜。
鍋の命、白菜。
鍋のくたくた白菜が好きすぎて、食べ過ぎて、すぐになくなってしまう冬の人気者、白菜。
おお、君はお手頃だな。
よし今日は鍋にしよう。
でも、毎日鍋というわけにはいかない。
平日のご飯、キャベツがいなくてどうしたらいい?
とりあえず白菜入れたスープを作って、そこで野菜を摂取するか。
中華丼は白菜でもいけるか。
でも白菜、君はキャベツの代わりにはなれない。
焼きそばにもトンカツにもなかなか合わないな。
それに君はくたくたになるのに時間がかかるな。
特に白い部分は柔らかくしてあげないと、なかなか食べづらいな。
うーむ。どうするか。
とりあえず、鍋が楽しみだから白菜を買おう。
それで君は他にどんな可能性を秘めているのか、試してみよう。
煮込まれたくたくたな姿が似合う君。
冬だからこそ、仲良くできそうだ。