私の休職日記31日目
今日は8時近くなって目が覚めた。復職が近いのに、まずい。最近眠る時間が遅くなっている。散歩も結局再開していないし、生活リズムが復職決定後に乱れている。
午前中には図書館から借りていた『台湾の少年』3巻を読み、予約していたインフルエンザ予防接種へ。行ったことのない病院だったけれど、Web予約もできて便利だった。しかし平日だというのに8名くらい患者がいて混んでいた。予約して良かった。接種料金が少し安かったし。
『台湾の少年』は実は1巻2巻は読んだことがなく、3巻が先に順番が回ってきて、今日4巻も図書館の順番来ていたので、午後には4巻も読んだ。台湾の日本統治時代生まれの実在の人物の半生を描いた漫画で、政治犯として収容されて島の収容所で10年過ごしていた話が2巻までの話だったようだけど、その政治犯という経歴は何十年とついて回っていたことに恐ろしさを感じたし、長きに渡った戒厳令の時代を経て、台湾の民主主義は勝ち取ってきたものだからこそ、機能しているのかななんて思った。今年4月に台湾旅行へ行ったのだけれど、現地ガイドの人々はかなり政治的な話をしていた。現政権批判であったり、大陸との関係であったり、政治が身近で、ちゃんと自分たちで動かしている自負を感じた。
日中は腹痛があり、食欲が湧かなかった。ただ、食欲がないのはあまり動いてないせいもあるのかもしれない。今体調を崩すのはまずい。産業医に昼寝の頻度は週に1、2回と言ったけれど、最近昼にすごく眠くなる。そういう面でも復職が少し不安だなと思う。
今日会社の同僚から久しぶりに連絡があり、そろそろ復帰?と聞かれた。復職の時期も聞いてないのだから、まだ社内では異動の話は聞いてないだろうと思って、復職することだけ伝えた。きっと同僚は少なくとも同じ部署には戻ってくると思っていると思う。人事面談までは私も部署は変わらないと思っていた。
気遣う言葉がありがたいと思うと同時に、部署異動でもうほとんど接点無くなるんだろうなと少し寂しい気持ちになった。そして、その同僚も未経験で転職してきたけれど、馴染んで頑張っている。チームが違うからやっていることはちょっと違うけれど、なんで私には出来なかったんだろう、と思ってしまう。私と同僚は個性も違う別の個体で、部署は同じとはいえ川上と川下の関係にある違うチーム(環境)なんだからこういう比較はよくないと思う。でも、多分答えもなんとなくわかっている。向き不向きの問題もあるけれど、それ以外にも同僚は自己認識力が高いし、自己受容もできている。だから折れずに自分を励まして進んでいける。そこが決定的な違いな気がした。
以前言われた「メンタルは技術」は確かにそうだ。他人は変えられないから自分の受け止め方を変えたり発散したりしていくしかない。ただ、産業医の先生にはこうも言われた「技術があったって、適切な環境がなければ発揮されない」私は元の部署に適応しにくい個性だったのかな、なんて思う。元の部署に、ではなく、会社に、の可能性も捨てきれないけれど。
私は会社の人に「この会社にはなかなか居ない個性で貴重」と言われたことがある。良いのか悪いのか分からない。独自のポジションを築けなければただのマイノリティとして居ずらさを抱えるだけな気がする。
私はよく真面目で責任感が強いというメンタルやられる人のテンプレートみたいな評価をされる。自分ではこれが当たり前だけれど、知らず知らずのうちに自分の首を絞めてしまっているのかな。
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