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【プロ野球 セリーグ】まだマジックナンバー出てないけど、シミュレーションして遊んでみた!


みなさん、こんにちは!マスムネです(^∀^)

さて、今回の記事ですが、
現在、熾烈な首位争いが演じられている、
日本プロ野球セ・リーグの星勘定で遊んでみたいと思います!

まだ、優勝へのマジックナンバーが点灯していませんが、Aクラス3チームの残り試合の星勘定をしながら、
広島東洋カープの優勝の可能性について、探っていきたいと思います。

【この記事でわかること】
・マジックナンバーの意味
・広島の優勝の現実味
・広島以外のチームの優勝の可能性

です!

野球好きであり、データ好き、数字好きにはたまらない記事になっておりますので、
ご興味のある方は、ぜひ最後までお付き合いください!

ではよろしくお願いします( ^∀^)

執筆時現在(8月20日)の状況を整理してみた!

さて、この記事を作成しようと思ったのは、
まさに今、激アツのタイミングだからです。
広島東洋カープは、今週、巨人3連戦(東京ドーム)、阪神3連戦(マツダスタジアム)を迎えます。

そして、なんと、巨人戦初戦を広島は勝利しました!!

この勝利はマジででかい!

広島の状況的には、同一カード3連敗(3タテ)だけはどうしても避けたい。
というか、それさえ避けられれば、優勝の可能性がグッと近づくのです。
(↑のちほど、その意味がわかります!)

ですから、今日の勝利で、巨人戦の3タテは回避できました!それは、ゲーム差1で迎えたこの3連戦中では、首位堅守が確定したことを意味します。
そして、尚且つ巨人戦を3連勝すれば、マジックナンバー30が点灯するのです。
(↑のちほど、その意味がわかります!)

これで順位表は、

           試合  勝 敗 分 勝率 ゲーム差
1位 広島 105  57  43   5   .570
2位 巨人 110  57  47   6   .548    2.0
3位 阪神 112  55  51   6   .519    3.0

となっております。
広島が残り試合が多く残っていながら、この勝利数であること、直接対決が
広島vs巨人があと8試合、
広島vs阪神があと6試合、
というところがそれぞれの優勝の可能性に、大きく影響を与えています。
(↑のちほど、その意味がわかります!)

では、ここから残り試合の星勘定をして遊んでみましょう!

まずは、
明日8月21日(水)の試合で、
広島⚪️、巨人⚫️、阪神⚪️のとき、

残り試合の星勘定表はこうなります。
(よく、マジックナンバーがらみで新聞に出てくるやつです!)

    広島   巨人    阪神
    残37         残32            残30
巨人戦 残7
阪神戦 残6

92勝   34-3  .666
91勝   33-4  .659  
90勝   32-5  .652  
89勝   31-6 .644   32-0 .649
88勝 30-7 .637   31-1 .642
※↑このラインが直接対決全敗ライン。
87勝 29-8  .630  30-2 .635
86勝   28-9 .623   29-3 .628   30-0 .628
85勝  27-10 .615   28-4 .620    29-1 .620
84勝  26-11 .608   27-5 .613     28-2 .613
※↑貯金30ライン
83勝  25-12 .601   26-6 .606    27-3  .606
82勝  24-13 .594   25-7 .599    26-4  .599
81勝   23-14 .586   24-8 .591    25-5  .591
80勝  22-15 .580   23-9  .584   24-6  .584
79勝  21-16 .572   22-10 .578     23-7  .578
※↑貯金20ライン
78勝   20-17 .565   21-11 .570    22-8  .570
77勝   19-18 .558  20-12 .562   21-9  .562
76勝   18-19 .551   19-13 .555   20-10 .555
※↑残り試合5割ライン

完全に広島目線で話を進めています。(笑)

さて、見方を説明しましょう。
87勝、86勝のところを使いますね。

     広島    巨人    阪神
87勝 29-8  .630  30-2 .635
86勝   28-9 .623   29-3 .628   30-0 .628

例えば、阪神は残り試合を全勝で終えると、86勝となりますが、
広島は29勝8敗、巨人は30勝2敗なら、阪神はそれを上回ることはできないといった感じです。

マジックナンバーに関わる「自力優勝消滅」とは?

さて、よくペナントレース終盤に出てくるマジックナンバー(通称:マジック)について説明します。

マジックナンバーとは、
首位チームに対して、他チームが直接対決を全勝しても、首位チームを上回る最終成績を残せない星勘定(これを自力優勝の可能性消滅といいます)に、全5チームがなったとき、マジックナンバーが点灯します。
数字は、そのときに首位チームが必要な勝利数になります。
マジック10ということは、あと10勝すれば優勝確定!と言う意味です。

例えば、
現在、広島は阪神との直接対決を6試合残しています。
仮に、この6試合を阪神が全勝した場合、
広島は、残り試合31勝6敗以下が確定するので、
最大で89勝が限界となります。
(星勘定はこんな感じ↓)

    広島    巨人   阪神
89勝   31-6 .644   32-0 .649
88勝 30-7 .637   31-1 .642
※↑このラインが直接対決全敗ライン。
87勝 29-8  .630  30-2 .635
86勝   28-9 .623   29-3 .628   30-0 .628


しかし、阪神が広島戦も含めて全試合勝っても、86勝が限界なので、阪神は現在、自力優勝の可能性が消滅している状態です。
4位以下のチームも早くに自力優勝の可能性は消滅しています。

でも、巨人は、広島との直接対決をあと7試合残しており、自力で7勝することが可能です。
その時、広島は88勝以下が確定します。
巨人は、残り試合を全勝すれば、89勝が可能なので、まだ自力優勝の可能性が残っていると言うわけです。

ただし、広島が大型連敗を喫すると、阪神が長接対決を全勝して、広島を上回る可能性が復活するので、自力優勝の可能性は、僅差の展開であれば、消滅と復活を繰り返すことがあります。

ただ、ここまで説明してわかるように、
自力優勝の可能性とは、
直接対決の試合数が少なくなると可能性が低くなります。
当然、消えた自力優勝の可能性の復活も厳しくなります。

だからこそ、今週の広島vs巨人、広島vs阪神の6連戦は胸アツなわけです。

広島の新井監督は、今日の試合後のインタビューで、「大事な試合だが、本当の勝負はまだ先だと思っている」とおっしゃっていました。
これは、現役時代、08年阪神時代のV逸の経験や、16〜18年の3連覇の経験から来ている言葉だと思われます。

とはいえ、今週は超重要カードなんで、ファンとしてはこうやって星勘定して楽しみたいわけです。

さて、広島が巨人を3タテしたら、マジック30が出るらしい。

そのことについて、星勘定を見て、この記事を終わりにしたいと思います。

もし、明日明後日で、
広島が⚪️⚪️、巨人が⚫️⚫️、阪神が⚪️⚪️とすると、星勘定がこうなります。

    広島   巨人    阪神
    残36         残31            残29
巨人戦 残6
阪神戦 残6

92勝  33-3  .666
91勝   32-4  .659  
90勝   31-5  .652  
89勝   30-6 .644←vs巨人全敗でも30勝で優勝
※↑このラインが直接対決全敗ライン。
88勝 29-7 .637   31-0  .642
87勝 28-8  .630  30-1 .635
86勝   27-9 .623   29-2 .628   30-0 .628
85勝  26-10 .615   28-3 .620    29-1 .620
84勝  25-11 .608   27-4 .613     28-2 .613
※↑貯金30ライン
83勝  24-12 .601   26-5 .606    27-3  .606
82勝  23-13 .594   25-6 .599    26-4  .599
81勝   22-14 .586   24-7 .591    25-5  .591
80勝  21 -15 .580   23-8  .584   24-6  .584
79勝  20-16 .572   22-9  .578     23-7  .578
※↑貯金20ライン
78勝   19-17 .565   21-10 .570    22-8  .570
77勝   18-18 .558  20-11 .562   21-9  .562
※↑残り試合5割ライン
76勝   17-19 .551   19-12 .555   20-10 .555

注目すべきは、
広島vs巨人が残り試合6試合になるので、
広島が6敗するライン、つまり、89勝ラインです。


    広島    巨人   阪神
89勝   30-6 .644
※↑このラインが直接対決全敗ライン。
88勝 29-7 .637   31-0  .642
87勝 28-8  .630  30-1 .635
86勝   27-9 .623   29-2 .628   30-0 .628

お分かりでしょうか?
仮に巨人が、直接6試合広島を倒しても、
広島が30勝6敗なら、巨人はそれを上回ることができない状況になっています。

つまり、広島が30勝すれば、巨人が自力で広島に勝っても、広島の優勝が確定してしまう。ということです。

広島の優勝が確定するのに必要な勝利数30が、
マジックナンバーとなります。

広島が巨人に3タテすれば、マジック30がつく意味をご理解いただけたでしょうか?

もし、広島が残り試合を勝率5割ペースで終えたら…

8月20日試合終了現在の星勘定を見ますと、

    広島    巨人     阪神
76勝   19-19 .551   19-12 .555   21-10 .555

広島は、残り試合19勝19敗の勝率5割で、76勝となります。
対する巨人は、残り試合19勝12敗なら、広島を上回ることができます。
阪神は、残り試合21勝10敗なら、広島を上回ることができます。

裏を返せば、
広島が勝率5割と仮定するとき、
巨人はあと13回負けると優勝できない。
阪神はあと10回負けると優勝できない。
と言うことがわかります。

こう考えると、
阪神はもうかなり厳しい状況ではないでしょうか?
ひとつの負けの意味がかなり重たいです。

巨人は、まだなんとかなる可能性はありそうですね。

広島が優勝するために重要なことは?

広島が優勝を手繰り寄せるには、
大きな連敗をせず、5割を基準に、少しずつでも貯金を増やす意識だと思います。

残り試合数も30以上あるので、
自分たちの戦いをしっかりして、相手の優勝可能性をじりじりと減らしていければよいと思います。

そう思うと、今日の3連戦初戦の勝利は、3タテを回避できたので、かなり大きいです!

いやぁ、妄想の世界でしたが、色々楽しめました!

マスムネ史上、最高文字数(4732字)の投稿となりました。
最後までご精読ありがとうございました!

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