ものづくりの品質は人間関係の質に比例する
どうも、まっちです。
今回は転職先で学んだことについてです!
※写真はフリー素材を使っています。
これまで製造の上流から下流まで包括的な業務をしていましたが、転職先ではその中の品質管理の部分の業務に特化することになりました。
業務は大きく分けて以下のようになっています。
部品不良の対応
量産エンジン性能確認
開発エンジン評価
製造品質評価
対外的な打ち合わせ
現場業務マネジメント
各エンジンシリーズには担当の現場があり、その現場と品質改善に対する施策を議論したり、現場の情報をもとに対外的な打ち合わせを行ったりするスタッフ業務でした。
問題が起こったらまず現場の方が確認してくれて、すぐに改善できない内容であれば私に連絡をくれます。
状況を確認して、関係者を招集したり部品不良であれば部品メーカーと協議
する場を設定し、改善するといった感じです。
開発エンジンであれば、評価内容を考えて現場と評価して内容をまとめて上層部へ報告し、量産移行の可否判断をいただくことをしていました。
これらの業務は基本的には人に対する仕事になります。
現場にしてもらうのも現場の方に目的と意図を伝えてやってもらう必要がありますし、会議が業務の大半なので常に情報を整理して仕分けする必要がありました。
するとどんどん顔が怖くなり、「白か黒かはっきりしてくれ!」みたいな仕事になってきます。
「マチハラ」しちゃいそうですよね (;^_^A
この時の私は良い品質を求めながらも人間としては品質不良の状態だったと思います。
そんなことをしていると、反発が起きてきますし嫌われていきます。
「現場も知らないのに好きなこと言うな」「できないこと言われてもできない」「おまえやってみろ!」
「品質を管理するんだからそれが普通じゃない?」と思われる方もいるかと思いますが、私はそうではないと思っています。
日々発生する品質不良に対して、「なんかあいつに連絡するのめんどいな」と思われてしまったら、情報にタイムラグが発生します。
そうすると対策もスタートが遅れて、対象が出荷されてしまっていたり、後工程に影響し工場全体にインパクトを与えてしまいかねません。
すぐに相談してもらえる関係性は、品質を維持することにおいて非常に重要だと考えるようになっていきます。
いろんな案件を経験していく中で、皆さんに揉まれながらそのことに気付いていくのでした。
ここでも恵まれていたのは、良くない点を指摘してくれる方が身近にいたことでした。現場をまとめているリーダーがいるのですが、言い方に差はあれど陰口ではなく直接伝えてくれたので、毎回自分を振り返ることができました。
人に恵まれている、このことだけは胸を張って言えることだと思います。
次は実際に心がけたことについて書きたいと思います!
ぜひ読んでくださいね。
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ものづくりの品質は人間関係の質に比例する
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