虚構日記　note版　2024年9月25日

この日は前からおばあちゃんと約束していた芋掘りの日であった。
前夜遅くまで起きていたのもあって、朝早くからおばあちゃんにたたき起こされての目覚めは正直気分悪い。
なんとか準備しようとしたが、オカンが
「前にAmazonで買った芋がまだ残っていたし、今日はまだええんちゃう？」
とフォローするも、おばあちゃんは早くも行きたがっている様子。
「なら、この芋もう焼き芋にして朝食代わりにしようか」
と、オカンの焼け石に水…いや火に油な発言をしたが、おれが
「おばあちゃん！ちょっと焼くまで待っててえな」
とダメ押し発言したかと思ったが、
「分かった、ほな食べてから行こうか」
という反応だったので、朝食は焼き芋となった。