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たからものnote

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素敵なクリエイターさんたちの素晴らしいnoteをまとめています。
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みんなで作曲第1番(1分12秒)

つる です おはようございます^^/ 音楽のお遊び企画 『みんなで作曲』 曲が完成しましたので アップいたします(^^♪ 企画の趣旨通り 5名様の noter さんの指定 なさいました音符で 1曲に仕上げました☆彡 偉大なる作曲家の歴々 槇本大将さま  ラ ますみさま   ド 歩行者bさま  ファ べじさんさま  ミ プラムさま   レ この音符の順番を メロディ(主旋律)にしまして 伴奏を付けました次第です🌳 メロディはすべて 白鍵を使っていますけれども 調性はへ長調になったかな💦 私は理論には疎くて 耳だけを頼りに作っておりますので^^; 再生時間は1分12秒です クラシック調の曲にしました🎵 3拍子のワルツです☆彡 5名のみなさまへは のちほどご報告に 上がりたいと思います また このあと テキスト記事にもいたします リンクを貼りたいですので^^ それでは~🎵 noter さま方の音符を どうぞお楽しみくださいませ~(^^♪// つる 拝

春雛 (創作)

「違う、やり直し!」  ナカは鋭く言って、じっと達夫の方を見ている。 十六歳の達夫は、扇を左手に、今の所作を繰り返した。 「違う。右手が死んでる。目は左」 達夫の伯母であるナカは、普段は大雑把で豪快な人であるが、こと踊りの稽古となると厳しく、細かくダメ出しをする。 芸事にはそれが当たり前だが、プロを目指しているでもないのに、そこまで要求しなくてもと達夫は思う。ましてや甥っ子なのに、という甘えもある。 達夫は扇子を畳んで膝前に置き、ありがとうございましたと、真のお辞儀をした。

しろへびさん

明けましておめでとうございます。 昨年は仲良くして下さり、ありがとうございました。 今年もまたお付き合い、よろしくお願いいたします。 オバカン、今年も面白がってついて行きます。 今年は巳年ということで、次男は年男です。 PC開けたら、ますみさんのイラストが。 眺めれば眺めるほど、かわいくて、やさしくて、へびなのにあたたかくて。 ますみさんマジックです。 おっとりのんびりで、繊細で、ご飯食べるのがめっちゃゆっくりな次男が、しろへびさんになったみたいで、しげしげと眺めてしま

ほらほら、それもギフトです。

クリスマス翌日、みなさまいかがお過ごしですか。 年末で気忙しいわ!といきりたってはいませんか?ほらよっと!深呼吸を出前一丁!おだんごです。 いくら慌てたところで、できることはたかが知れていますよ。いいんです。大丈夫。どうにかなりますよ。 あなたに言ってません。ほぼ自分に語りかけています。自己中という串で自らを律すること矢の如し、再びおだんごです。 あのですね、私は最近あちらこちらで、ギフトをもらっています。 あらやだ!それなら私も!という心あたりの方は、このnoteを読

パンケーキくん✨️

自分には絶対に有り得ないと思っていたことが起こりました。 リアルの人間関係だけでもいろいろ大変なのに、noteで交流のある方と実際にお会いするなんて。 noteでは、名前はもちろん、年齢や生い立ちや経歴など、一切明かしておりません。 特記するようなこともないのですが、公表して”こんな人”だと決めつけられるのは嫌なのです。 実際にお会いして、思っていた感じと違うと思われるのはもっと嫌です。 ガッカリされるかもしれないし、嫌われるかもしれない。 せっかく築いてきた良好な関係

今朝思ったことをいきなり

文章を読むのも書くのも好きだし、得意だったつもりだけど noteに来たら、自分の好き具合のちゃらんぽらんさに絶望した。 努力も継続も辛い(読みはカライじゃなくてツライのほう)のも苦手な私は、そうは言っても、好きなことは大丈夫だろうと思っていた。しかしここでは違う。 好きだから苦しんでいる。好きすぎて悩んでいる。 本気の「好き」は、苦しくて、つらくて、うれしくて、幸せなんだ。 もやもやする、ぐるぐるとなる、迷路に入り込む。 思いが言葉にならない、みつからない。 進まない、展

大人になった息子と歌った『にじ』♬の思い出

スマホのボイスレコーダーで歌った曲を録音してきたのに、ある時から曲を再生できなくなってしまい大ショック~!!! 今年8月他のボイスレコーダーをダウンロードしてもらい、2022年12月からの歌350回分が復活しました~♬  まだそれ以前の190回ほどは何故か聞けないのですが、幸い保存できていた中から、今日は2021年の『にじ』の弾き語りを投稿してみます。 Masumiさんの可愛いイラストを観ながらお聞きください。 1.にじ の曲について 作詞:新沢としひこさん、作曲:中川

感情があふれでた日

感動しましたね。本当に。 どんなに素晴らしい文章で、綺麗な言葉を並べていても、そうそう心には響かない私。 心が揺さぶられるのは、いつだってリアルの経験からでた言葉だけです。 30年来の親友が難病で、ずっと寄り添ってきました。寄り添い続ける事が困難になり、今は離れていますけど、、。 私自身も数年前に、10万人に1人の珍しい病気を発症し、手術しました。 40代後半。死ぬかもしれない、、 高層階の大きな窓際の病院のベッドからは美しい大空だけが見れ、何日も流れ行く雲を眺め

ShortStory 前編

※障がい者の「がい」の表記について、漢字でもひらがなでも特に決めごとはないようですが、ここではひらがな表記にします。 私の勤めているホームに、最近新しい利用者さんが入ってこられた。 不安からなのか、玄関から中になかなか入ろうとしない。 「新しい所だから不安だよね、一緒にお庭を見に行ってみようか?」 と、先輩職員が優しくその青年に声をかけているのを聞いていて、高校の時、倫理社会の授業で、担当の先生がしてくれた話しをふと強烈に思い出した。 「もう40年くらいも前の事になるだ

shortstory後編

その日、また園の門で大泣きをしていたぼくに近寄ってきたのは、 いつものお姉さん先生じゃなく、最近になって新しく入ってきたお母さん先生だった。 白い割烹着が珍しくて、一瞬泣き止んだぼくに、先生は微笑みかけながら 「タカちゃんはお外、好き?  先生も大好き」と言って、 お母さん先生は門の所に座りこんだ。 連れ戻されると覚悟を決めていたのに。 「ここに来る?」 と言って先生は自分の膝を指さして手招きした。 寂しくて心細くて胸が張り裂けそうなぼくはすぐにも行きたかった、が、 『

あさがお観察カードに並んだ点々の意味。

その日の生活科の学習の時間は、一人一人自分の植木鉢に植えたあさがおの成長の様子を観察カードに記入する活動だった。 るかちゃん(仮名)も今日は、こちらに顔を向けて静かに話を聞いている。 るかちゃんはダウン症の児童だ。 支援学級に在籍していて、まだ自分で平仮名を書いたり、感じたことを文章に表すことが難しい。 国語や算数の時間は、支援学級で彼女に合った内容やスピードで、支援学級担任の先生と学習している。 そして生活や図工、体育、給食といった国語算数以外の学級で過ごす際は、支援

七つの短編エッセイ

この note で知り合ったMasumiさんに時々私のエッセイが良いとほめていただきます。 私はMasumiさんの描かれる子どもの絵、動物の絵にいつも不思議を感じ、いつも元気をもらっています。一瞥で感じることの出来る絵画の力ってすごいですね。それは花でも宝石でも一緒です。文章には持ち合わせない力だと私は思います。そんなお力をお持ちのMasumiさんに今回おほめいただいたのは今回加筆修正したこの一編でした。 この元のエッセイもほめていただいています。このほか今回ここに挙げた『

いつまでも忘れない夏の始まりの記憶

63年間、生きてきました。家族という枠組みに疑問を感じることなくともに生活する父母、障害を持つ兄と生き、二十歳で家を後にし上京してからもその家族のもとへ帰ることは当然だと思い疑問など持ったことはありませんでした。そんなふうに私の意識に刷り込まれた家族感のようなものはどうやって出来たんだろうと最近考えます。大げさな言い方をしますが自分の人生の半分くらいをこの家族に捧げてきたと思っています。それで両親や兄を恨むことはありません。正確に言うと今はありません。「当たり前のこと」そう思