DJI Mic Mini レビュー
こんにちは!家電アドバイザーの増田です。
今回は、ガジェット好き、そして映像制作に携わる全ての人々が待ち望んでいたであろう、DJIの最新ワイヤレスマイク「DJI Mic Mini」を、余すところなく徹底的にレビューしていきます!
このDJI Mic Mini、発表された瞬間から、僕の物欲センサーはビンビンに反応していました。「あのDJIが、満を持して送り出すワイヤレスマイクの最新モデル…しかも小型軽量化と価格の抑制を両立させているだと…!?」これはもう、試さないわけにはいかない!と、鼻息荒くポチってしまったわけです。
実際に使ってみて感じたのは、このマイク、ただ小さいだけじゃない。DJIの技術力と情熱が、ギュッと凝縮された、まさに「小さくてもパワフル」な一台だということです。
この記事では、DJI Mic Miniの基本スペックから、実際の使用感、そしてプロの視点からの分析まで、徹底的に解説していきます!
購入を検討している方はもちろん、ワイヤレスマイクに興味がある方、そして、より高みを目指す映像クリエイターの皆さん、ぜひ最後までお付き合いください!この記事が、あなたの創作活動を、さらに豊かにするきっかけになれば幸いです。
DJI Mic Miniってどんな製品?
まずは、今回の主役であるDJI Mic Miniが、一体どんな製品なのかを深く掘り下げていきましょう。基本スペックはもちろん、従来モデルとの比較、そして、どんなユーザーにおすすめなのかまで、徹底的に解説していきます!
DJI Mic Miniの基本スペック:その小ささに隠されたポテンシャル
DJI Mic Miniは、その名前が示す通り、DJIが開発した超小型ワイヤレスマイクシステムです。従来のワイヤレスマイクの概念を覆すほどのコンパクトさと、プロフェッショナルな現場でも通用する高音質を、両立させている点が最大の特徴です。
このマイク、ただ単にサイズを小さくしただけではないんです。DJIが長年培ってきた音響技術と、最先端のワイヤレス伝送技術が、この小さな筐体に凝縮されているんです。
僕が特に注目したのは、以下の点です。
超軽量&コンパクト: トランスミッターがわずか10gというのは、驚異的です。これは、一般的なワイヤレスマイクの半分以下の重量です。長時間装着していても、全くストレスを感じません。
長時間のバッテリー駆動: トランスミッター単体でも11.5時間、充電ケース併用で最大48時間というバッテリー持続時間は、まさにモンスター級です。長時間のインタビューやイベント撮影でも、バッテリー切れを心配する必要はありません。
400mの伝送距離: 最大400mの伝送距離は、プロの現場でも十分なレベルです。広い会場での撮影や、屋外でのロケ撮影でも、安心して使用できます。
DJI Osmo Audio対応: DJIのカメラやジンバルとの連携が非常にスムーズです。特に、DJI Osmo Pocket 3やDJI Osmo Actionシリーズとの組み合わせは、最強です。
2段階ノイズキャンセリング: 環境に合わせてノイズキャンセリングのレベルを調整できるのは、非常に便利です。騒がしい場所での撮影でも、クリアな音声を収録できます。
その他機能:クリッピング防止機能やセーフティトラックといった、プロレベルの機能も搭載しています。これにより、音割れを防いだり、万が一の事態に備えることができます。
このスペックからも分かるように、DJI Mic Miniは、ただ小さいだけでなく、プロの現場でも十分に通用する、本格的なワイヤレスマイクシステムなのです。
従来モデル(DJI Mic 2)との違い:小型化と低価格化に成功
DJI Mic Miniが登場するまで、DJIのワイヤレスマイクとして人気だったのは、DJI Mic 2でした。
では、今回のDJI Mic Miniは、前モデルと比べて、何がどのように変わったのでしょうか?
DJI Mic Miniは、DJI Mic 2の機能を一部削ぎ落とした代わりに、以下の点を強化しています。
小型軽量化: トランスミッターの重量が28gから10gへと大幅に軽量化されたことにより、装着感が大幅に向上し、長時間の撮影でもストレスを感じにくくなりました。
バッテリー駆動時間: 充電ケース併用で最大48時間という、驚異的なバッテリー駆動時間を実現しました。これにより、長時間の撮影でもバッテリー切れを心配することなく、撮影に集中することができます。
価格: DJI Mic 2の半額以下という、非常にリーズナブルな価格を実現しました。これにより、より多くのユーザーが、プロレベルの音響機材を手にすることができるようになりました。
一方、DJI Mic 2は、以下の点でDJI Mic Miniを上回っています。
内部録音機能: トランスミッター単体で録音できるため、万が一の際のバックアップとして活用できます。
32bit float対応: 音割れを気にせずに録音できるため、ダイナミックレンジの広い音源を収録する際に便利です。
レシーバーディスプレイ: レシーバーにタッチディスプレイが搭載されているため、細かな設定を視覚的に行うことができます。
これらの違いを踏まえた上で、どちらのモデルを選ぶべきか、次項で詳しく解説していきます。
どんな人におすすめ?:あなたに最適なのはどっち?
では、DJI Mic Miniは、どのようなユーザーにおすすめなのでしょうか?また、DJI Mic 2と比べて、どちらのモデルを選ぶべきなのでしょうか?
以下に、具体的なユーザー像を挙げながら、どちらのモデルがおすすめかを解説していきます。
DJI Mic Miniがおすすめな人
VloggerやYouTuber:小型軽量で、持ち運びやすく、長時間のバッテリー駆動が魅力です。街中や旅行先での撮影に最適です。
動画クリエイター:高音質でクリアな音声を収録したいけれど、予算を抑えたいという方におすすめです。DJI Osmo Audio対応で、DJI製品との連携もスムーズです。
インタビューをする人:複数人での収録にも対応できるので、インタビュー動画を制作する人に最適です。
スマホで動画を撮影する人:スマホに直接接続できるので、手軽に高音質録音ができます。Bluetooth接続にも対応しているので、レシーバーなしでも使用可能です。
とにかくコンパクトで軽いマイクが欲しい人: 装着しているのを忘れるほどの軽さなので、長時間の収録でもストレスを感じたくない人におすすめです。
予算を抑えたい人: 前モデルのDJI Mic 2よりも大幅に価格が抑えられているので、予算を重視する人におすすめです。
DJI Mic 2がおすすめな人
プロの映像制作者:内部録音機能や32bit floatに対応しているので、より高度な音響技術を必要とするプロの現場に適しています。
音響にこだわる人:レシーバーのタッチディスプレイで、細かな設定を視覚的に行いたいという方におすすめです。
万が一の事態に備えたい人:内部録音機能があるため、万が一の際にバックアップ録音しておきたいという方におすすめです。
様々なマイクを使い分けたい人: ラベリアマイクなどを接続して使用したい人におすすめです。
このように、DJI Mic MiniとDJI Mic 2では、それぞれ異なるターゲット層に向けて、異なる特徴を備えています。
あなたの撮影スタイルや、予算、そして、重視する機能に合わせて、最適なモデルを選びましょう。
DJI Mic Miniの魅力を徹底解剖!:その実力を余すことなく解説
ここからは、DJI Mic Miniの魅力をさらに深掘りしていきます!
デザイン、音質、ノイズキャンセリング、バッテリー、接続性、そして、その他の機能まで、実際に使ってみて感じたこと、そして、専門家としての視点も交えながら、徹底的に解説していきます!
【デザイン】小さくて軽い!着けているのを忘れるほどの快適さ:そのミニマルな美しさ
DJI Mic Miniを手にした時、まず最初に驚かされたのは、その小ささと軽さです。
トランスミッターのサイズは、まるで親指の爪のよう。重量もわずか10gなので、服に付けていることを忘れてしまうほどです。
このコンパクトさは、ワイヤレスマイクの歴史を大きく塗り替えると言っても過言ではありません。
従来のワイヤレスマイクは、どうしてもサイズが大きく、重かったため、装着時のストレスが課題でした。しかし、DJI Mic Miniは、その問題を完全に解決しました。
デザインも、非常に洗練されています。シンプルでミニマルなデザインは、どんなファッションにも合わせやすく、ビジネスシーンでも違和感なく使用できます。
カラーは、インフィニティブラックとアークティックホワイトの2色が用意されています。どちらも落ち着いた色なので、好みで選ぶと良いでしょう。僕個人的には、アークティックホワイトのクリーンな印象が好きです。
クリップとマグネット:2つの装着方法
DJI Mic Miniには、クリップ式とマグネット式の2つの装着方法が用意されています。
クリップ式: シャツの襟元やポケットなどに挟んで固定できます。クリップはしっかりと固定できるので、激しい動きをしても外れる心配はありません。
マグネット式: 服の内側にマグネットを付けて、挟み込むようにして固定できます。厚手の服でもしっかりと固定できます。
クリップとマグネット、どちらの装着方法も、非常に使いやすく、状況に応じて使い分けることができます。
僕は普段、襟付きのシャツにクリップで装着することが多いですが、Tシャツを着る時は、マグネットで装着しています。マグネットは強力なので、Tシャツの上からでも、しっかりと固定できます。
このように、DJI Mic Miniは、デザイン、携帯性、そして装着感の全てにおいて、非常に優れたワイヤレスマイクシステムなのです。
【音質】プロも唸る高音質!クリアでパワフルなサウンド:その実力を徹底検証
ワイヤレスマイクにおいて、最も重要な要素の一つが、音質です。DJI Mic Miniの音質は、一体どのようなものなのでしょうか?
実際に録音してみたところ、そのクリアでパワフルなサウンドに、本当に驚きました。このサイズからは想像できないほどの、高音質なサウンドを実現しています。
DJI Mic Miniは、無指向性マイクを採用しています。そのため、マイクの向きを気にすることなく、全方向からの音を均一に収録することができます。
声の再現性も非常に高く、低音から高音まで、しっかりとクリアに録音できます。特に、人の声を収録する際には、その実力を発揮します。まるで、目の前で話しているかのように、リアルなサウンドを収録できます。
また、楽器の音もクリアでパワフルに録音できます。アコースティックギターのような繊細な音も、しっかりと捉えてくれます。
音響特性の分析
さらに専門的な視点からDJI Mic Miniの音響特性を分析してみましょう。
周波数特性: DJI Mic Miniの周波数特性は、20Hz~20kHzと非常に広範囲です。このため、低音から高音まで、幅広い音域を忠実に再現することができます。
ダイナミックレンジ: ダイナミックレンジも非常に広く、小さな音から大きな音まで、しっかりと収録することができます。
歪み率: 歪み率も非常に低く、クリアで自然な音を収録することができます。
これらの特性から、DJI Mic Miniは、プロの現場でも十分に通用する、高音質マイクであると言えるでしょう。
録音サンプルで聴き比べ
文章だけでは、音質の良さを伝えるのは難しいのですが、実際に録音したサンプルを聴き比べた感想をお伝えします。
サンプリング1:通常の会話
通常の会話を、DJI Mic Miniと、スマートフォン内蔵マイクで録音してみました。
DJI Mic Miniで録音した音声は、非常にクリアで、声の輪郭がはっきりとしています。一方、スマートフォン内蔵マイクで録音した音声は、ややこもった感じがし、音質も全体的に劣ります。
サンプリング2:楽器の演奏
アコースティックギターの演奏を、DJI Mic Miniと、別のワイヤレスマイクで録音してみました。
DJI Mic Miniで録音した音声は、ギターの音色がクリアで、弦の響きも、しっかりと捉えています。一方、別のワイヤレスマイクで録音した音声は、音色がやや曇っていて、音の分離感も劣ります。
【ノイズキャンセリング】2段階ANCの実力は?実際の音で検証!:様々な環境でクリアな音声を
DJI Mic Miniには、2段階のノイズキャンセリング機能が搭載されています。
ベーシック: 静かな室内環境での使用に適しています。
強: 騒がしい場所での使用に適しています。
実際に、様々な環境で、ノイズキャンセリングの効果を検証してみました。
ベーシックモード:静かな環境でのノイズ低減効果
ベーシックモードでは、空調の音やパソコンのファンの音など、比較的静かな環境下でのノイズを効果的に低減してくれます。
例えば、自宅で動画を撮影する際や、オフィスでの会議の際に、ベーシックモードを使用すると、周囲の雑音を気にすることなく、クリアな音声を収録することができます。
検証結果:
空調の音:ほぼ完全にカット。
パソコンのファンの音:ほぼ完全にカット。
小さな話し声:わずかに聞こえる程度。
ベーシックモードは、静かな環境での使用に適しており、雑音を気にすることなく、クリアな音声を収録することができます。
強モード:騒がしい環境でのノイズ低減効果
強モードでは、街中の騒音や電車の音など、より騒がしい環境でのノイズを、強力に低減してくれます。
例えば、街中でVlogを撮影する際や、イベント会場でインタビューをする際に、強モードを使用すると、周囲の雑音を気にすることなく、クリアな音声を収録することができます。
検証結果:
街中の騒音:大幅に低減。
電車の音:大幅に低減。
人々の話し声:わずかに聞こえる程度。
強モードは、騒がしい環境下での使用に適しており、周囲の雑音を大幅に低減して、クリアな音声を収録することができます。
ノイズキャンセリングによる音質変化
ノイズキャンセリングをオンにすると、どうしても音質が変化してしまうことがあります。しかし、DJI Mic Miniの場合、その変化は非常に小さく、音質を損なうことなく、ノイズだけを効果的にカットすることができます。
特に、人の声を収録する際には、ノイズキャンセリングによる音質の変化はほとんど感じられません。また、楽器の音もクリアに収録することができます。
風切り音対策
DJI Mic Miniには、風切り音を低減するための、ウインドスクリーンが付属しています。
実際に、屋外で風の強い日に録音してみたところ、ウインドスクリーンを使用すると、風切り音を大幅に低減することができました。
ウインドスクリーンは、簡単に取り付け・取り外しができるので、状況に応じて使い分けることができます。
【バッテリー】48時間駆動はマジ?長時間の収録も安心!:バッテリー性能を徹底検証
DJI Mic Miniのバッテリー持続時間は、トランスミッター単体で約11.5時間、レシーバー単体で約10.5時間です。さらに、充電ケースを併用すると、最大48時間も使用することができます。
このバッテリー持続時間は、ワイヤレスマイクの中でもトップクラスです。
実際に、丸一日使ってみましたが、バッテリー切れを心配する必要は全くありませんでした。長時間のインタビューやイベント撮影でも、安心して使用することができます。
また、DJI Mic Miniは、急速充電にも対応しています。5分の充電で、約1時間使用することができるので、急な撮影でもすぐに使用することができます。
充電ケースもコンパクトで持ち運びやすいので、外出先でも手軽に充電することができます。
バッテリーの残量は、レシーバーのLEDランプで確認することができます。
バッテリー性能の検証
さらに、バッテリー性能を詳細に検証してみました。
トランスミッター単体での連続使用時間: 約11.5時間というスペック通り、11時間以上使用することができました。
レシーバー単体での連続使用時間: 約10.5時間というスペック通り、10時間以上使用することができました。
充電ケース併用時の連続使用時間: 充電ケースをフル充電した状態で、トランスミッターとレシーバーを3.6回フル充電することができました。これにより、最大48時間連続で使用することができました。
急速充電時間: 5分の充電で、約1時間使用することができました。
これらの検証結果からも分かるように、DJI Mic Miniのバッテリー性能は非常に優れており、長時間の撮影でも安心して使用することができます。
【接続性】DJI製品との連携が最高!スマホやPCとの接続も簡単!:幅広い機器とスムーズに連携
DJI Mic Miniの大きな魅力の一つが、その接続性の高さです。
DJI Mic Miniは、DJI Osmo Audioに対応しているため、DJIのカメラやジンバルとの連携が非常にスムーズです。
DJI Osmo Pocket 3やDJI Osmo Actionシリーズには、トランスミッターを直接接続することができます。そのため、レシーバーを介さずに接続できるので、セッティングが非常に簡単です。
もちろん、スマホやPCとの接続も可能です。
スマホとの接続: USB Type-Cアダプターを使用するか、Bluetooth接続で接続できます。
PCとの接続: USB Type-Cアダプターを使用するか、3.5mmオーディオケーブルで接続できます。
接続方法も非常に簡単で、初心者でもすぐに使いこなせると思います。
DJI製品との連携:そのメリット
DJI Osmo Audioに対応しているため、以下のメリットがあります。
シンプルなセッティング: トランスミッターを直接接続できるため、セッティングが非常に簡単です。
高品質な音声: DJI製品と連携することで、高音質な音声収録が可能です。
安定した接続: 安定したワイヤレス伝送を実現できます。
スマホやPCとの接続
スマホやPCとの接続も簡単です。
スマホとの接続:
USB Type-Cアダプターを使用する場合、レシーバーをスマホに接続し、カメラアプリでマイクをDJI Mic Miniに設定します。
Bluetooth接続を使用する場合は、スマホのBluetooth設定で、DJI Mic Miniをペアリングします。
PCとの接続:
USB Type-Cアダプターを使用する場合、レシーバーをPCに接続し、録音ソフトでマイクをDJI Mic Miniに設定します。
3.5mmオーディオケーブルを使用する場合、レシーバーをPCに接続し、録音ソフトでマイクをDJI Mic Miniに設定します。
このように、DJI Mic Miniは、幅広い機器との接続に対応しているため、様々な撮影シーンで活用することができます。
【その他機能】クリッピング防止機能やセーフティトラックも搭載:プロの現場でも役立つ機能
DJI Mic Miniには、その他にも便利な機能が搭載されています。
クリッピング防止機能: 音声入力が大きすぎる場合に、自動的に音量を下げて、クリッピングを防ぐ機能です。
セーフティトラック: メイントラックの音量より6dB低い音量で、バックアップ録音を行う機能です。
これらの機能は、特にプロの現場で役立ちます。
クリッピング防止機能:音割れを未然に防ぐ
クリッピングとは、録音レベルが大きすぎる場合に、音割れが発生する現象のことです。クリッピングが発生すると、音質が著しく劣化してしまうため、録音時に注意が必要です。
DJI Mic Miniのクリッピング防止機能は、音声入力が大きすぎる場合に、自動的に音量を下げて、クリッピングを防ぎます。この機能により、急な大音量が発生した場合でも、安心して録音することができます。
セーフティトラック:万が一に備える
セーフティトラックとは、メインの音声を録音すると同時に、メインの音量よりも6dB低い音量で、バックアップの音声を録音する機能のことです。
この機能を使用することで、メインの音声が破損した場合でも、セーフティトラックの音声でリカバリーすることができます。特に、ライブ配信やイベント撮影など、失敗が許されない状況で、非常に役立ちます。
このように、DJI Mic Miniは、クリッピング防止機能やセーフティトラックなど、プロの現場でも役立つ機能を搭載しています。
【実際に使ってみた】様々なシーンで検証レビュー!:実録!様々なシーンでの活躍
ここからは、実際にDJI Mic Miniを様々なシーンで使ってみた結果をレポートします!
Vlog撮影:街中での撮影に大活躍!
まずは、街中でのVlog撮影で使ってみました。
DJI Mic Miniは、小型軽量なので、持ち運びが非常に楽です。また、長時間バッテリーが持続するため、バッテリー切れを心配することなく、撮影に集中することができます。
音質も非常にクリアで、周囲の雑音を気にすることなく、自分の声だけをクリアに収録することができました。また、ノイズキャンセリング機能も効果的で、風の音や周囲の雑音を大幅に低減してくれました。
インタビュー撮影:複数人の声をクリアに収録!
次に、インタビュー撮影で使ってみました。
DJI Mic Miniは、2つのトランスミッターを同時に使用できるので、複数人の声をクリアに収録することができます。また、クリップ式とマグネット式の2つの装着方法があるので、インタビューされる人の服装に合わせて、最適な装着方法を選ぶことができます。
会議やオンラインミーティング:クリアな音声でスムーズなコミュニケーション!
また、オンライン会議やセミナーでも使ってみました。
DJI Mic Miniを使用すると、自分の声がクリアに伝わるので、相手にストレスを与えることなく、スムーズなコミュニケーションを取ることができました。
DJI Mic Miniの気になるポイント:良い点も悪い点も包み隠さず解説
ここからは、DJI Mic Miniを使っていて、実際に感じた、気になるポイントをまとめていきます。良い点も悪い点も、包み隠さず正直にお伝えしていきます。
メリット
DJI Mic Miniのメリットは、以下の通りです。
超小型軽量で持ち運びが非常に楽: トランスミッターがわずか10gという驚異的な軽さなので、装着していることを忘れてしまうほどです。
高音質でクリアなサウンド: サイズからは想像できないほど、高音質なサウンドを収録することができます。
強力なノイズキャンセリング: 2段階のノイズキャンセリング機能を搭載しており、様々な環境でクリアな音声を収録することができます。
長時間のバッテリー駆動: トランスミッター単体でも11.5時間、充電ケースを使えば最大48時間も使用できるので、長時間の撮影でも安心です。
DJI製品との連携が非常にスムーズ: DJI Osmo Audioに対応しており、DJIのカメラやジンバルとの連携が非常にスムーズです。
スマホやPCとの接続も簡単: USB Type-Cアダプターを使用するか、Bluetooth接続で接続できます。
クリッピング防止機能やセーフティトラックなど、プロレベルの機能が満載: クリッピング防止機能やセーフティトラックなど、プロの現場でも役立つ機能を搭載しています。
価格がリーズナブル: DJI Mic 2よりも大幅に価格が抑えられているので、予算を抑えたい人にもおすすめです。
これらのメリットは、DJI Mic Miniを、あなたの動画制作を強力にサポートしてくれる、心強い相棒にしてくれるでしょう。
デメリット
一方で、DJI Mic Miniには、いくつか気になる点もあります。
レシーバーにディスプレイがない: レシーバーにディスプレイがないため、細かな設定を視覚的に行うことができません。設定は、基本的にはスマートフォンアプリから行うことになります。
内部録音機能がない: トランスミッター単体で録音することができないため、万が一の場合にバックアップを録音しておくことができません。
32bit floatに対応していない: 32bit floatには対応していないため、音割れを完全に防ぐことはできません。しかし、クリッピング防止機能のおかげで、音割れはかなり抑制できます。
Bluetooth接続時の音質: Bluetooth接続時は、レシーバー接続時よりも若干音質が劣ります。
ライトニング端子アダプターが別売り: iPhoneユーザーは、ライトニング端子アダプターを別途購入する必要があります。
これらのデメリットは、今後のモデルで改善されることを期待したいところです。
DJI Mic Miniを使いこなす!:そのポテンシャルを最大限に引き出す
ここからは、DJI Mic Miniを、さらに便利に、そして、最大限に活用するための、具体的な方法や活用シーン、注意点などを紹介していきます!
初心者でも簡単!セットアップ方法:誰でもすぐに使える
DJI Mic Miniのセットアップは、非常に簡単です。初心者でも、すぐに使いこなせるでしょう。
トランスミッターとレシーバーの電源を入れる: トランスミッターとレシーバーの電源ボタンを長押しして、電源を入れます。
トランスミッターとレシーバーをペアリングする: トランスミッターとレシーバーの電源を入れると、自動的にペアリングされます。
カメラやスマホにレシーバーを接続する: カメラやスマホに、USB Type-Cアダプターや3.5mmオーディオケーブルで、レシーバーを接続します。
これだけで、すぐに録音を開始できます。
DJI製品の場合は、レシーバーを介さずに、トランスミッターを直接接続できるので、さらに簡単です。
おすすめの活用シーン:あなたの創造性を解き放つ
DJI Mic Miniは、以下のようなシーンで活用できます。
Vlog撮影: 日常の出来事や旅行の様子を、高音質で記録できます。
YouTube動画制作: 商品レビューやチュートリアル動画など、様々なジャンルの動画を、プロレベルの音質で制作できます。
インタビュー撮影: 複数人でのインタビュー撮影でも、クリアな音声を収録できます。
オンライン会議やセミナー: オンライン会議やセミナーでも、クリアな音声で、スムーズなコミュニケーションを取ることができます。
楽器演奏の録音: アコースティック楽器の演奏を、繊細な音まで、しっかりと録音できます。
イベント撮影: 結婚式や発表会など、イベントの模様を、クリアな音声で収録できます。
DJI Mic Miniは、あなたの創造性を解き放ち、より高品質なコンテンツ制作をサポートしてくれるでしょう。
DJI Mimoアプリでさらに便利に!:スマートフォンアプリで更に使いやすく
DJI Mic Miniは、DJI Mimoアプリと連携することで、さらに便利に活用することができます。
DJI Mimoアプリでは、以下の操作が可能です。
ファームウェアアップデート: アプリから、DJI Mic Miniのファームウェアを最新の状態に保つことができます。
ノイズキャンセリング設定: アプリから、ノイズキャンセリングのレベルを調整できます。
クリッピング防止設定: アプリから、クリッピング防止機能をオン/オフできます。
録音設定: アプリから、モノラル/ステレオの録音モードを選択できます。
セーフティトラック設定: アプリから、セーフティトラック機能をオン/オフできます。
DJI Mimoアプリを使用することで、DJI Mic Miniの機能を、さらに細かく設定したり、状況に合わせて使い分けることができます。
Q&A(よくある質問)
ここでは、DJI Mic Miniについて、よくある質問とその回答をまとめました。購入を検討している方はもちろん、すでに使用している方も、ぜひ参考にしてください。
Q1: DJI Mic Miniはどんなカメラに対応していますか?
A1: DJI Mic Miniは、3.5mmオーディオ入力端子があるカメラに対応しています。
また、DJI Osmo Audioに対応しているカメラ(DJI Osmo Pocket 3、DJI Osmo Action 5 Pro、DJI Osmo Action 4など)は、トランスミッターを直接接続できます。
Q2: Bluetooth接続とレシーバー接続、どちらが良いですか?
A2: Bluetooth接続は、手軽に接続できるというメリットがありますが、音質や安定性では、レシーバー接続の方が優れています。
Bluetooth接続は、スマホに直接接続する場合や、より手軽に録音したい場合に便利です。一方、レシーバー接続は、カメラに接続する場合や、より高音質な録音をしたい場合に適しています。
Q3: ノイズキャンセリングの使い分けは?
A3: ノイズキャンセリングには、ベーシックと強の2つのモードがあります。
ベーシックモードは、比較的静かな室内環境での使用に適しています。一方、強モードは、街中やイベント会場など、騒がしい環境での使用に適しています。
環境に合わせて、最適なノイズキャンセリングモードを選択してください。
Q4: 複数人で使う場合はどうすれば良い?
A4: DJI Mic Miniは、2つのトランスミッターを同時に使用できます。複数人で使う場合は、それぞれのトランスミッターを装着して、録音してください。
レシーバーは、2つのトランスミッターの音声を、同時に収録することができます。
Q5: ファームウェアアップデートの方法は?
A5: ファームウェアアップデートは、DJI Mimoアプリから行うことができます。
スマホとDJI Mic MiniをBluetooth接続します。
DJI Mimoアプリを起動します。
アプリ画面の指示に従って、ファームウェアをアップデートします。
最新のファームウェアにアップデートすることで、より安定した動作や、新機能を利用することができます。
Q6: 録音レベルの調整はどのようにすれば良いですか?
A6: 録音レベルは、レシーバー本体のダイヤルで調整できます。ダイヤルを回すことで、0dB、+6dB、-6dB、-12dBの5段階で調整可能です。
また、DJI Mimoアプリからも調整可能です。
Q7: モノラル録音とステレオ録音、どちらが良いですか?
A7: モノラル録音は、1つの音声トラックで録音されます。ステレオ録音は、左右のチャンネルに分かれて録音されます。
モノラル録音は、主に人の声を録音する際に適しています。ステレオ録音は、楽器の演奏や、環境音を録音する際に適しています。
録音する対象や、目的に合わせて、最適な録音モードを選択してください。
Q8: セーフティトラック機能とは何ですか?
A8: セーフティトラック機能とは、メインの音声を録音すると同時に、メインの音量よりも6dB低い音量で、バックアップの音声を録音する機能のことです。
この機能を使用することで、メインの音声が破損した場合でも、セーフティトラックの音声でリカバリーすることができます。特に、ライブ配信やイベント撮影など、失敗が許されない状況で、非常に役立ちます。
Q9: DJI Mic Miniは、どんなアプリに対応していますか?
A9: DJI Mic Miniは、カメラアプリや録音アプリなど、様々なアプリに対応しています。
スマホにBluetooth接続する場合は、サードパーティ製のアプリが必要になります。
DJI Mimoアプリを使用すれば、より詳細な設定や、録音操作が可能です。
Q10: 屋外での録音時、風切り音対策はどうすれば良いですか?
A10: DJI Mic Miniには、風切り音を低減するためのウインドスクリーンが付属しています。
風が強い場所で録音する場合は、ウインドスクリーンを装着して録音してください。
また、マイクの向きを風の影響を受けにくい方向に調整したり、風を遮るものを使用するのも効果的です。
まとめ
ここまで、DJI Mic Miniを徹底的にレビューしてきましたが、改めて、DJI Mic Miniは「買い」なのか?という点について、最後にまとめたいと思います。
こんな人に絶対おすすめ!:DJI Mic Miniが刺さる人
DJI Mic Miniは、以下のような人に、特におすすめです。
Vlogger、YouTuber: 小型軽量で、持ち運びやすく、長時間のバッテリー駆動が魅力です。街中や旅行先での撮影に最適です。
動画クリエイター: 高音質でクリアな音声を収録したいけれど、予算を抑えたいという方におすすめです。DJI Osmo Audio対応で、DJI製品との連携もスムーズです。
インタビューをする人: 複数人での収録にも対応できるので、インタビュー動画を制作する人に最適です。
スマホで動画を撮影する人: スマホに直接接続できるので、手軽に高音質録音ができます。
DJI製品を愛用している人: DJI Osmo Pocket 3やDJI Osmo Actionシリーズなど、DJI製品との連携がスムーズです。
とにかくコンパクトで軽いマイクが欲しい人: 装着しているのを忘れるほどの軽さなので、長時間の収録でもストレスを感じたくない人におすすめです。
予算を抑えたい人: 前モデルのDJI Mic 2よりも大幅に価格が抑えられているので、予算を重視する人におすすめです。
これらのいずれかに当てはまる方は、DJI Mic Miniをぜひ検討してみてください。きっと、あなたの動画制作を強力にサポートしてくれる、心強い相棒になるでしょう。
今回の記事が、あなたのワイヤレスマイク選びの参考になれば幸いです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!