国内MBAに挑戦する理由
「私はMBAまではいいや」
「起業家や経営者を目指しているわけでもないし…」
検討し始めた当初はこのように思っていました。
しかし、一緒にMBAを目指す同志や、卒業生の方にお話を伺うなかで、MBAはスキルアップの一つであり、もっと身近であると感じるようになりました。
私がMBAを目指す理由をここに記載しますので、少しでも参考になれば幸いです。
※24年3月追記※
このノートは、27歳 社会人5年目OLが国内MBAに挑戦するものです。入試~入社後の授業・イベント・人脈作り~MBA取得後のキャリアまで書き続け、国内MBAのリアルを届けることが目標です。
この記事の初稿時は絶賛試験対策中だったので、入学できずに終わる可能性もありましたが(笑)、何とか合格できたため目標に近づけて良かったです!
私がMBAに挑戦する理由
経営全般を学ぶ。
自分のキャリア目標を実現するためには、どんな事業内容が適切なのか見極める。
人脈を築く。
各項目ついて詳細を記載していきますが、その前に私のキャリア目標について軽く触れておきます。
キャリア目標
「イキイキと働く人を増やしたい」
これが私のやりたいことであり、そういった事業に携わりたいです。
現段階では、人事として社内改革を目指すのではなく、HR業界やHR領域のコンサルなどで、そういったサービスを対法人向けに提供したいと思っています。
現職では上記が叶わなかったため、いずれキャリアチェンジするつもりですが、その前にMBAで以下3つを叶える予定です。
1.経営全般を学びたい。
「人がイキイキと働く」ということは、会社と個人がマッチしていることが大前提であり、その会社のフェーズや経営戦略への理解は不可欠であると私は思っています。
言い換えると、単純に「その個人が優秀か」の判断に加えて、「この会社に合うか」の判断をするには、経営知識がいるということです。
そして私は新規事業に携わるなかで、自分の未知の領域が如何に多く、経営知識が不足しているかに気が付きました。
例えば、事業立ち上げにあたり、事業計画の立案/顧客ターゲット/サービス価格/売上向上・コスト削減施策/採用/チーム運営などを網羅する必要がありました。
「たたき台をつくって」と言われても、私は新規事業に携わった経験がなく社内に知見がある人もいない状態だったので、書籍・セミナー・社外の詳しい方に相談するなどして何とか情報収集をし、その時点での最適解を出してきました(本当にやばかった笑)。
しかし、体系的に学んでいないので、知識の抜け漏れが発生しているように感じ、自分のスキルに自信が持てない状態です。
そこで、このまま実務だけで実力を上げるのは限界を感じ、MBAで経営全般を本格的に学びたいと感じるようになりました。
2.「イキイキと働く人を増やす」ためには、どんな事業内容が適切なのか見極める。
人が楽しく働くためのアプローチ方法は多種多様ですよね(キャリアパス/研修制度/評価制度/1on1実施/リモートワーク/オフィスを社員のモチベーションが上がる空間にする等)。
私が現職で実施した経験のある施策は、給与改定/インセンティブ制度の導入/事業ミッションの共有/キャリアパスの拡充などです。
特に事業ミッションを細部まで共有したことは効果があり、メンバーにも事業拡大が「自分ごと化」され、納得して顧客にサービスを提供できたり、仕事が楽しいと思う人が増えたり、実際に離職する人が減ったりしました。
一方、組織との相性が合わず、スキルはマッチしていた稀有な人材が退職してしまい、売上目標を大幅に下方修正した経験もあります。
その時、いくら良いビジネスモデルや施策を練っても、人の意欲が低ければ企業は成り立たないと痛感し、より一層この分野に興味を持ちました。
しかし、私は手探りで解決策を見つけてきており視野が狭いため、ビジネススクールでHR領域を深く学んだうえで、社会においてどんな事業が必要かを見極めたいと思っています。
また実際にOBの方の体験談で、「MBAで天職に出会って転職した」「自分の興味を見極めるためにMBAに入った」という話も聞きました。
MBAは、視野が広がることで自分のキャリアデザインがより明確になるという魅力もあると思います。
3.人脈を築く
私は早稲田大学大学院、立教大学大学院、青山学院大学大学院の説明会に参加しました。どこの学校でも「かけがえない同志に出会える」と話されていたのは心に残っています。
まさに人脈づくりはMBAの醍醐味で、一緒に苦楽を共にすることで一生の仲間になったり、利害なく仕事の話ができる人や、ビジネスパートナー(一緒に起業するなど)に出会ったりするそうです。
私は今まで、仕事について利害に関係なく頼れる方々に何度も救われており、自分の人生にとって重要であると思っているため、今後もそういった人を増やす努力は怠らずにしようと思っています。
どんな方に出会えるのか今から楽しみです!(まだ入学は叶っていないので必死に準備中です笑)
国内で取得を目指す理由
大きな理由は金銭的ハードルです。
国や学校にもよりますが、海外だと1,000万円~2,000万円程度かかるうえに、仕事も辞めてしまうため、金銭的な負担が大きいと思いました。
もう一つは、英語で未知の領域を学ぶ大変さです。
(一応、学生時代にイギリスに留学していたのですが、そこでドイツ語を学び始めてしまい、非常に苦労した記憶があり…苦笑)
OB・OGの方から、「ダブルディグリーをとる人もいるよ」とお話を伺い、まずは国内で働きながらの取得を目指し、さらに挑戦してみたいと思ったら海外や国内で仕事を辞めて取得することにしました。
さあ、この志望理由で合格できるでしょうか…!笑
乞うご期待!
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