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学校の宿題に塾の宿題という追い打ち
考えてみれば当たり前、なんですが、学校の宿題課題がすでに作業にしかなっていない子に対して、塾がさらに追い打ちをかけるように宿題漬けにする。
これ、なんか意味ありますか?っていう。
現実的に考えれば、まずは、単なる作業にならないよう、学校の宿題課題に取り組むべきでしょう。
もちろん、学校サイドが、意味のある宿題の内容、出し方ができているという前提ですが。
もしそれが作業にしかならないとわかっているなら、出し方を考える、もしくはそもそも出さない、または、量や質を吟味する必要があるでしょう。
それから、今の子どもたち世代の特徴的に、思考力や読解力が、放っておいても養われにくいことも考慮する必要あるでしょう。
作業は作業にしかならない。この点は過去とは違う点です。
考えれば当たり前、を、もっと考える必要があるのです。
大人の側こそ。
補足
人間はロボットや機械のようなものとは違い、メンタル、心、というものがある。そのメンタルを無視した指導は、いずれどこかで破綻をきたす。
それはいつやってくるかは誰にもわからない。
例えば、小学、中学は大丈夫だったとしても、高校やその先で破綻してしまうかもしれない。
小学や中学の先生は、そこまで俯瞰して、かつ長期的な視点で、子どもたちを指導しなければならないはずだ。
果たして、今、そうなっているか?
少なくとも僕はリアルで、中学や高校で、メンタルを難しくしてしまった子を山ほど見ている。
それが現実で、それが事実だ。
そこから目を背けてはならない。
(おわり)
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