見出し画像

定期テスト過去問への学校の対応/業界の闇

定期テストについてのお話。

今回、ある中学校で、定期テストの表紙に、「テストのコピー・複製禁止」とはっきりと書かれているものがあった。

正しい姿勢だと思う。

どうせなら、全ての学校で、明確に書けば良いのではないかと思う。


当然、これは何のためになされているかというと、邪悪な民間塾への警告のためである。


「(生徒が)点数を取ること」=「企業の利益」という図式、点を取るためには何だってありなのだ。(酷い業界)


点数(=利益)のために、定期テストでさえもコピーした過去問を平然と配り生徒にやらせるのである。


点数、偏差値、学校名、内申点、いわゆる点数だけを追う思考を、助長させた、民間塾の罪は深い。


学校は、塾とは違い、「教育」機関である。

堂々と主張すべきだ。

(そもそも問題作成者に著作権があるからね)


今回のように、紙面に書くというのは有効だと思う。


できれば、市で、例えば市長が直々に正式にうたってほしいとも思う。

どうだろうか。

こんな当たり前のことくらいは、自信を持って言及してもらいたいものだ。

損得だけで動く、クズな大人を養成しないために。


(おわり)



いいなと思ったら応援しよう!

本田篤嗣(Master Honda)
記事を気に入っていただけると幸いです。NPOまなびデザンラボの活動の支援に活用させていただきます。不登校および発達障害支援、学習支援など、教育を通じたまちづくりを行っています。