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誰でもできるイベントMC

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私はサラリーマンです。 トヨタのカーディーラーで勤めています。 司会を業としているわけではありません。 プロの研修を受けたこともありませんし、声の学校に通ったこともありません。…
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#MC

誰でもできるイベントMC

こんな経験はありませんか︖  社内で、学校で、サークルで、突然イベントの MC を頼まれてしまった。それも「普段からよく喋る」「面白い」から、という理由だけで。 何とかなるだろうと引き受けて、あわてて台本を書き、本番に望んだものの、声は震える、噛みまくる、何言ってるのかわからない状態・・・  みんなからはよかったよと言われたけど、自分としては許せない! もっと上手く話せると思ってたのに。。。 私も最初はそうでした。 社内のイベントから始めた MC。 それがいつしか

盛り上がってますかー?

みなさん盛り上がってますかー! あれ?元気がないですね。 盛り上がってますかー! と、出てきていきなり煽るMCさん、 多いですよね。 何だろ?マニュアルにあるのかな? この台詞、僕は、まず使いません。 会場が盛り上がったあとに出て言うとか、有名な方で客席から嬌声が上がるならレスポンスはいいんだろうけど・・ たいていスベる ↓ さらに煽る ↓ 少し反応がある ↓ あれ?こんなはずでは?? この後、頭が真っ白になるんでしょうか 痛々しいほど「噛む」光景、

MCって何?

よく言われるのは、Master of Celemonyの略。 式典を司る人。まさに司会者。 場合によっては、Mic Comment(マイクコメント)の略として台本に書かれていることがあります。ここで出演者にコメントをもらうみたいな。 私は、MCとは、Main Coodinater(メイン・コーディネーター)だと勝手に解釈しています。 coordinateは調整する、調和を図るの意。 表に立っているけど、実は全体を俯瞰し、出演者のケアをし、様々な場面で会場をコントロール

雨男雨女

イベントで雨が降って「私、雨女なんです」と自慢げにステージで言う出演者がいます。「他の現場でもこんなことやあんなことや・・」と話し始める人。 ファンは笑うんです。 でも出店者関係者は誰ひとり笑わない。 イベントプロデューサーなんて、それを聞いて怒る方もいますからね。もう二度と来てほしくないって。 天候の話は難しい。これも触れなくていい話題だと思います。最高の天気だった場合を除いては。 悪天候のときにこんな風に仰る方がいて、あぁ上手いなと思った台詞をご紹介。 雨だけど

プロフィール紹介は難しい

現場では出演者のプロフィールを当日いただくことも多く、その内容が紹介文ではなくて、パンフレット向きの一般原稿だということがよくあります。 ときには出演直前に手渡されることも。 すらずらーっと並べられた経歴を、そのまま読んでも難しいだけで何も伝わらないので、何をピックアップして、何を強調するとお客様に伝わりやすいかを瞬間的に考えることって大事。 1.クラッシック演奏者に多いのが○○卒業後△△に入学、□□大学院で学び渡米、☓☓××大学で・・と続き、その後に「◆◆に師事」とい

一人称の読み替え

前の投稿の続き的な内容ですが、 渡されるプロフィールって、ホームページやリリース用なので、たいてい一人称ですよね。たまに事務所的な感じで三人称。 こう言い換えましょう。 ○○出身です ↓ ○○のご出身でいらっしゃいます CDをリリース ↓ CDをリリースされました 慣れると特に何も考えなくても、自然とできるようになります。 上の2番目の例ように「体言止め」で、さらに文章が続く場合は、そのまま読んでも違和感がありません。 「今日は力いっぱい頑張ります」などで締めく

影アナが似合う現場もある

先日、3日間に渡る室内イベントのお手伝いをしてきました。 普段は音響さんがいて、私はMCに専念できるのですが、今回は音響兼MC。それに加えて出演者のお迎えや控室案内、セッティングや打合せ、リハーサルもあるので、ステージに上がって喋る余裕なんて全くありません。 学生時代、音楽スタジオでアルバイトをしていて、社会人になってからは自宅レコーディングが趣味だったので、PAについての多少の知識があります。自分でコツコツ買い溜めた機材で、小規模の音響ならさせていただくことも。 つい

それではどうぞ!とは言わない理由

前の投稿の続きですが、出演者の紹介方法について MCをはじめたばかりの頃は、出演者を紹介するのは出番直前、プロフィール紹介をしてお名前を呼んで、『それでは○○さん、どうぞー!!』※ こうすべきだ、と勝手に思っていました。 みなさん、そうされていますもんね。 ※「呼び込み」または「フリ」と言います そして、出演が終われば 「ありがとうございました!○○さんでした!」 と言いながら感想を少し交えて話しをしたり、出演者を掴まえてインタビューしたり。 お祭りやコンテス

ラーメンEXPOジングル

↑ラーメンEXPOというイベントで多用するジングルのひとつをご紹介 イベント会場の雰囲気を盛り上げるために、ジングルを作ってみましょう。 ジングルはラジオでよく使われているアレ。BGMを背景に効果音を混ぜながら局名をコールする、短い音源です。 私はAudacityというフリーソフトで作成することが多いのですが、このソフトについては別の機会に説明したいと思います。簡単ですよ!

ジングルを使うとこんなに違う

私の監修するイベントでは(MCだけではなく)ジングルとDJミックスを多用しますが、ジングルの効果は大きく2つ。 1.場面転換出演者の出番終わり、短いMC(○○さん、ありがとうございました。など)を入れたあとでジングルを入れてBGMに切り替えると、ステージが締まります。 またBGMの切り替え時に使い、少し間を持たせてから次のBGMに切り替えると、注目(注聴?)を集めることができます。 2.雰囲気作りイベント名を入れたジングルを多用することで、ステージと会場の一体感を作りま

ジングルの作り方

ではジングルを作ってみましょう。 フリーソフトだけど、これひとつでかなりのことができてしまうスグレモノ、Audacityを利用します。 ※窓の杜などでダウンロードできます 簡単なものは、フリー効果音に声を重ねるだけ。 フリー素材はいろいろとあるので検索してみましょう。今回は下記から作田京輔さんのジングルをDLします。 フリーBGM DOVA-SYNDROME 重ねる声は下記サイトの「声素材」を重ねます。 効果音ラボ ソフトAudacityにふたつのファイルを取

出演者の曲紹介を兼ねた DJミックスを作ろう!

私はステージ出演者の音源を事前にいただき、それを繋げてジングル(DJミックス)を作り、会場で何度も流します。 これもラジオでよく使われる手法ですが、イベント会場ではあまり耳にしたことがないのです。 イベントで要所要所これを使用すると、ステージと会場の一体感を増すことができたり、出演者への期待感を膨らませることができます。 また何度も流すので、スタッフの耳に残り、ご本人が登場されたときに「お、このアーティストの歌だったのか!」とCDを求めに来られる出店者もおられます。

ジングルを鳴らす機材

さぁ、作ったジングルを鳴らしてみましょう! 音源を取り込んで鳴らすことを「音出し」「ポン出し」と呼び、鳴らす機材のことを一般的には「サンプラー」と呼んでいます。検索するとソフトからハードまでいろんな機材がたくさん出てくるので、どれを使えばいいのか迷いますよね。 有名な機材はこちら 作ったジングルをSDカードに保存し、呼び出して8つのパッドに割り当てます。そして鳴らしたいタイミングでパッドを叩くと音が出ます。 私も以前使っていましたが、音源はモノラルのwavファイルで作

お疲れ様です!は業界語??

イベント出演者の方々とやり取りをしていると、いろいろ面白いことや疑問に思うことがあります。 メールやメッセージで お疲れ様です。 と始める方(女性) 普通、こんにちはこんばんは、とか お世話になっています!が普通だと思うんだけど お疲れ様です。 から文章を始める方(推定24歳) お会いして口にされるのには違和感はないんですが、文頭にこれを書かれると違和感があって。 業界か恐い組織に属しておられる方なのかなとも思うんですが、最近はこれが普通なんでしょうか? あ