出演者の曲紹介を兼ねた DJミックスを作ろう!
私はステージ出演者の音源を事前にいただき、それを繋げてジングル(DJミックス)を作り、会場で何度も流します。
これもラジオでよく使われる手法ですが、イベント会場ではあまり耳にしたことがないのです。
イベントで要所要所これを使用すると、ステージと会場の一体感を増すことができたり、出演者への期待感を膨らませることができます。
また何度も流すので、スタッフの耳に残り、ご本人が登場されたときに「お、このアーティストの歌だったのか!」とCDを求めに来られる出店者もおられます。
前回と同じく、フリーソフトのAudacityで簡単に作ることができます。
今回使用させていただいたのは、アダチケンゴ『ハルカトオクヘ』と、RYOCO『Lub Beat』。
上から
・DJボイス
・楽曲(ハルカトオクヘ)
・効果音(razer_gun)
・楽曲(Lub Beat)
・DJボイス
楽曲はオイシイトコロ(サビなど)を切り取り、曲の始まりをフェードイン、終わりをフェードアウト処理します。
切り取るのは、(楽曲を聴きながら)サビなどが始まる場所を見つけて、そのポイントから最初までを削除、サビ終わりから少しあとのポイントを見つけて、そこから最後までを削除。
フェードイン&アウトは、範囲を指定してエフェクトをかけるだけで簡単にできますよ。
切り取りやエフェクトが気に入らなかったら、取り消して何度もやり直すことができるので、いろいろ試してみてください。
全体を聴きながら、それぞれの重なり具合を調整(移動)して、アクセントとして効果音(レーザーガン)を曲と曲の間に挟みます。
そして出来上がったのがこちら
次回は、作成したジングルとDJミックスを、どんな機材でどんな風に鳴らすのかについてお話ししたいと思います。