"法と脳科学の融合研究への挑戦"
東大法学政治学研究科主催の"法と脳科学の融合研究への挑戦"
面白かった。
事件とその容疑者の法廷陳述等を仮設定して、その陳述を聞いた時に、量刑の判断の程度に感情と認知が相互にどれほど関与するかについて、法律の「専門家」と「素人」の間で比較するもの。
どこの皮質の神経細胞が発火しているのかをMRIで見て、感情が働いているのか認知が働いているのかを探る実験の発表。
実験の成果に関する評価と言うよりも、法曹三者のパネリストからは"あるべき量刑の判断"に関するコメントや、現場における体験からすると実験結果には納得するみたいなコメントが多くて、発表者はちょっとかわいそう。
発表者からはこの成果を今後どう活かしていくのかといったコメントが欲しかったかな。
しかし、きっとMRIを新たに導入したんだな、たぶん。(^◇^;)
で、上司から文理融合した研究で成果をだせと命が下ったんだろう。
先生方の苦労が偲ばれる。(^◇^;)
そもそも法曹の方々は量刑について理詰めで考えると言うだろうけれど、岡潔先生はこう言う。
"心が納得するためには、情が承知しなければなりませんね。だから、その意味で、知とか意とかがどう主張したって、その主張に折れたって、情が同調しなかったら、人はほんとうにそうだとは思えませんね。"(人間の建設:新潮文庫)
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