ホ・オポノポノと天国言葉
精神医学研究者のイハレアカラ・ヒューレン博士は、「ありがとう」「愛しています」「ゆるしてください」「ごめんなさい」という4つの言葉をホ・オポノポノとして広めています。
一方、銀座まるかん創設者の斎藤一人さんは、「ありがとう」「愛しています」「ゆるします」「感謝してます」「ついてる」「うれしい」「たのしい」「しあわせ」の8つの言葉を天国言葉と言って広めています。
お二人の言葉を比べてみると、「ありがとう」と「愛しています」が共通しています。
ヒューレンさんは「ゆるしてください」と赦しを求める立場に立つ一方、一人さんは「ゆるします」と赦しを与える立場に立っています。また、ヒューレンさんは「ごめんなさい」と謝罪する一方、一人さんは「感謝してます」として、自分の罪を感じてはいないようです。
一人さんは、さらに、「ついてる」と与えられた運を感じ、「うれしい」「たのしい」「しあわせ」と喜びの言葉を並べています。
ヒューレンさんのホ・オポノポノは、現実世界に生じている問題の原因は自分の無意識の中にあるとし、100%自分の責任であるという立場から唱える言葉です。問題の消失を目的とするのですね。ハワイの伝統的な技法であるとのことですが、戒律や贖罪といったキリスト教的な観念の影響があるのかも知れないなと感じます。どうなのでしょうか。
一人さんの天国言葉は、それぞれの人がたましいを磨き、現実世界で幸福になることを目的としているでしょう。一人さんは、ホ・オポノポノについて、どのような意見をお持ちでしょうか。