mask_passenger

マスク未着用途中降機乗客(マスパセ) ピーチ航空MM126便(9月7日釧路ー関空)に…

mask_passenger

マスク未着用途中降機乗客(マスパセ) ピーチ航空MM126便(9月7日釧路ー関空)においてマスク着用拒否により途中降機を強いられた乗客です。ピーチ社との見解の相違、事実誤認に基づく不正確な報道に対して、こちらの見解をご説明します Twitter: @mask_passenger

記事一覧

田中邦衛さんと「俺コロナ」

昨年来「俺コロナ」を発端とする問題が、何件か生じてきた。実際にコロナ感染者でないとすれば、いたずらじみた幼稚な発言であると思う。大の大人が公共の場でする発言では…

21

大阪府のマンボウ措置の「マスク飲食」義務化に反対

大阪府が「まん延防止措置」の一環として、飲食店でのマスク飲食を事実上義務化することを発表した。 公権力が特定のノーマスクの人をサービスから排除するよう事業者に促…

37

厚労省職員23人の送別会問題について

厚生労働省の職員23人が深夜に及ぶ送別会を行ったことが批判を浴びている。しかし、たとえコロナ政策を担当する厚労省の官僚であっても、勤務時間外に何をしようが本来自由…

7

森喜朗会長の発言を擁護する―五輪への不満のスケープゴートにするな

森喜朗組織委会長の2月3日のJOC臨時評議会での発言が批判に晒されている。確かに森氏の発言はメディアに切り取られやすく、コロナ禍でのオリンピック開催への風当たりが強…

24

マスパセさんへ―返答の返答の返答(3度目)

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger) 『財界さっぽろ』でご連載中の”コロナにかかったニート”先生から、、再々度ご下問を頂…

16

マスパセさんへー返答の返答

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger) 『財界さっぽろ』でご連載中の”コロナにかかったニート”先生から、再度、ご下問を頂き…

12

「マスパセさんへ」に対する返答

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger) 私の書いた2本の記事(その1、その2)について、”コロナにかかったニート”(@covid_nee…

13

マスクしてほしい人の権利??―答えはノーです。

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger) Twitterで”コロナにかかったニート”さんから、ご自身が書かれたマスク関連の記事につ…

79

後遺症がすごく辛い人へ―コロナにかかったニート@covid_neetさんへの応答

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger) Twitterで”コロナにかかったニート”さんからご自身の体験談の記事を言及頂いたので、…

14

週刊ポストさんの直撃取材に、熱弁を振るいました。

『週刊ポスト』1/1・8合併号の「年末年始」の特集ワイドに、「マスク拒否おじさん」が出ています。直撃インタビューにお答えしました。 「熱弁続く」とのことで、その熱弁…

8

コロナ禍の初詣について:神社本庁は「初詣は近くの氏神様で!」との声明を出すべき

神社本庁は「初詣は近くの氏神様で!」との声明を出すべき                      マスパセ(マスク未着用途中降機乗客) 初詣の混乱防止には神社…

4

言論メディアのアゴラさんに論説を掲載して頂きました

タクシーのマスク乗車拒否約款認可の件について、言論プラットホームのアゴラさんに私が書いた論説を掲載して頂きました。 マスク未着用でのタクシー乗車拒否に反対を! -…

4

ロンドンブーツ田村淳さんの「もっとグッとラック」の動画(12月2日)について

グッとラックに出演中のロンドンブーツの田村淳さんが、12月2日の番組放送後に「もっとグッとラック」として『マスク無しでバイキングあり?なし?』のYouTube動画をアップ…

8

名古屋でのタクシー乗車拒否約款の認可

マスク未着用での「タクシー乗車拒否」をめぐって、10月19日にAbema Primeさんに出演させて頂き、私は乗車拒否反対の立場から意見を述べました。 当初、変更申請を行って…

7

大阪でのタクシーのマスク拒否約款の認可について

タクシーのマスク未着用の乗車拒否の約款申請が問題になりました。8月末に首都圏の一部のタクシー会社が約款の変更を国土交通省に申請し、10月中旬に約款変更申請が行われ…

7

マスク未着用で宿泊拒否できるか?

伊東園ホテルズの案件で問題になったのは、マスク未着用でホテルの宿泊拒否をすることが可能かという論点です。 弁護士ドットコムでは「宿泊拒否できる」との斎藤弁護士の…

18
田中邦衛さんと「俺コロナ」

田中邦衛さんと「俺コロナ」

昨年来「俺コロナ」を発端とする問題が、何件か生じてきた。実際にコロナ感染者でないとすれば、いたずらじみた幼稚な発言であると思う。大の大人が公共の場でする発言では断じてない。しかし、同時に、「俺コロナ」発言にさえ過敏に反応し、異常な対応をする社会の側にも責任の一端はある。このような「言葉狩り」は、もはや止めるべきだろう。

例えば、4月3日には東海道新幹線で「俺コロナ持っている」と主張したとされる男

もっとみる
大阪府のマンボウ措置の「マスク飲食」義務化に反対

大阪府のマンボウ措置の「マスク飲食」義務化に反対

大阪府が「まん延防止措置」の一環として、飲食店でのマスク飲食を事実上義務化することを発表した。

公権力が特定のノーマスクの人をサービスから排除するよう事業者に促すことは、考え方としても絶対にあってはならないことだ。コロナの下での「社会の劣化」は非常に深刻だが、公権力を司る者がその発想を持つこと自体、大問題である。このような都合の良い「排除」の思想が見え隠れすることにこそ、今のコロナ社会の底知れぬ

もっとみる
厚労省職員23人の送別会問題について

厚労省職員23人の送別会問題について

厚生労働省の職員23人が深夜に及ぶ送別会を行ったことが批判を浴びている。しかし、たとえコロナ政策を担当する厚労省の官僚であっても、勤務時間外に何をしようが本来自由であろう。不当な役人バッシングこそが問題である。

第一に、午後11時過ぎまで宴会を開いていたことが問題とされるが、深夜までの長時間労働が常態化している霞ヶ関において、「午後7時まで」の時短宴会をすること自体、不可能である。国民のために日

もっとみる
森喜朗会長の発言を擁護する―五輪への不満のスケープゴートにするな

森喜朗会長の発言を擁護する―五輪への不満のスケープゴートにするな

森喜朗組織委会長の2月3日のJOC臨時評議会での発言が批判に晒されている。確かに森氏の発言はメディアに切り取られやすく、コロナ禍でのオリンピック開催への風当たりが強い最中においては軽率だったかもしれない。一部を切り抜けば、男女平等の世論に乗せて批判の対象にしやすい発言ではあったが、趣旨自体は正論を含んでいる。

問題の本質は、ポリティカル・コレクトネスの偽善性と、コロナ禍でオリンピックが社会的な負

もっとみる
マスパセさんへ―返答の返答の返答(3度目)

マスパセさんへ―返答の返答の返答(3度目)

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger)

『財界さっぽろ』でご連載中の”コロナにかかったニート”先生から、、再々度ご下問を頂きましたので、ご返答いたします。

これまでのNoteは、その1(「後遺症がすごく辛い人へ」)、その2(「マスクしてほしい人の権利??答えはノーです」)にあります。(元記事は、その1、その2)

それに対して頂いた御感想は

もっとみる
マスパセさんへー返答の返答

マスパセさんへー返答の返答

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger)

『財界さっぽろ』でご連載中の”コロナにかかったニート”先生から、再度、ご下問を頂きましたので、ご返答いたします。

これまでのNoteは、その1(「後遺症がすごく辛い人へ」)、その2(「マスクしてほしい人の権利??答えはノーです」)にあります。

それに対して頂いた御感想は、こちらです。(「マスパセさん

もっとみる
「マスパセさんへ」に対する返答

「マスパセさんへ」に対する返答

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger)
私の書いた2本の記事(その1、その2)について、”コロナにかかったニート”(@covid_neet)さんからご意見を頂きましたので、返答します。まずは、長文にわたるご感想ありがとうございました!

お願いとして承りますが…「お願いとしては承りますが、答えはノーです。」という文章は、実はとある場面での私のセ

もっとみる
マスクしてほしい人の権利??―答えはノーです。

マスクしてほしい人の権利??―答えはノーです。

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger)

Twitterで”コロナにかかったニート”さんから、ご自身が書かれたマスク関連の記事について言及を頂き、感想をお求め頂きましたので、応答します。

マスクについての私の見解は、以前Blogに書きましたのでご参照ください。

その上で、この記事の「マスクしてほしい人」の権利についてお答えします。

この世

もっとみる
後遺症がすごく辛い人へ―コロナにかかったニート@covid_neetさんへの応答

後遺症がすごく辛い人へ―コロナにかかったニート@covid_neetさんへの応答

こんにちは。マスク拒否して飛行機を降ろされたマスパセです。(@mask_passenger)

Twitterで”コロナにかかったニート”さんからご自身の体験談の記事を言及頂いたので、応答します。コロナに罹患されたとのことで衷心よりお見舞い申し上げます。

コロナ後遺症は、根拠ある現象か、蜃気楼か。新型コロナは、まだまだ科学的に分かっていない点も多いため、後遺症の有無や様態については慎重な検討が必

もっとみる
週刊ポストさんの直撃取材に、熱弁を振るいました。

週刊ポストさんの直撃取材に、熱弁を振るいました。

『週刊ポスト』1/1・8合併号の「年末年始」の特集ワイドに、「マスク拒否おじさん」が出ています。直撃インタビューにお答えしました。

「熱弁続く」とのことで、その熱弁の内容として私がお話したことは、

・ホテルは、国民生活における役割の重要性と宿泊客保護の観点から宿泊拒否には高いハードルが法的に課されています。感染拡大防止の全体の利益のために「協力できない奴はつまみ出せ!」となるのは社会として危な

もっとみる
コロナ禍の初詣について:神社本庁は「初詣は近くの氏神様で!」との声明を出すべき

コロナ禍の初詣について:神社本庁は「初詣は近くの氏神様で!」との声明を出すべき

神社本庁は「初詣は近くの氏神様で!」との声明を出すべき                      マスパセ(マスク未着用途中降機乗客)

初詣の混乱防止には神社本庁のリーダーシップが不可欠である。特に新型コロナの感染が拡大する中、令和三年の初詣には様々な変更が見込まれる。しかし、全国8万社の神社を包括する組織である神社本庁が合理的な事前策を打ち出してきたとは評価できないだろう。

神社本庁のホー

もっとみる
言論メディアのアゴラさんに論説を掲載して頂きました

言論メディアのアゴラさんに論説を掲載して頂きました

タクシーのマスク乗車拒否約款認可の件について、言論プラットホームのアゴラさんに私が書いた論説を掲載して頂きました。

マスク未着用でのタクシー乗車拒否に反対を! --- 桝 乗男

今後とも、別媒体を含めて、当事者の立場からマスク問題の論説を発信していきます。

主張の内容はブログやTwitterで書かせて頂いていますが、掲載のご興味を持ってくださる雑誌・オンラインメディアさんがございましたら、お

もっとみる
ロンドンブーツ田村淳さんの「もっとグッとラック」の動画(12月2日)について

ロンドンブーツ田村淳さんの「もっとグッとラック」の動画(12月2日)について

グッとラックに出演中のロンドンブーツの田村淳さんが、12月2日の番組放送後に「もっとグッとラック」として『マスク無しでバイキングあり?なし?』のYouTube動画をアップしました。この日の放送は、伊東園ホテルでのバイキングでのマスク着用をめぐって宿泊拒否のトラブルが生じた件を扱いました。

この動画について当事者としての感想を書きます。

日常生活の様々な場面でマスクの着用が求められています。ホテ

もっとみる
名古屋でのタクシー乗車拒否約款の認可

名古屋でのタクシー乗車拒否約款の認可

マスク未着用での「タクシー乗車拒否」をめぐって、10月19日にAbema Primeさんに出演させて頂き、私は乗車拒否反対の立場から意見を述べました。

当初、変更申請を行っていた首都圏のタクシー会社のマスク乗車拒否約款が11月に認可されたのに続いて、大阪・名古屋のタクシー会社が横並びで追随し認可されることになりました。今一度、交通機関でのマスク未着用者の利用制限について反対を表明します。

見解

もっとみる

大阪でのタクシーのマスク拒否約款の認可について

タクシーのマスク未着用の乗車拒否の約款申請が問題になりました。8月末に首都圏の一部のタクシー会社が約款の変更を国土交通省に申請し、10月中旬に約款変更申請が行われていたことがメディアで取り上げられました。「タクシー乗車拒否」をめぐっては、10月19日にAbema Primeさんに出演させて頂き、私マスパセは乗車拒否反対の立場から意見を述べました。(この時は、約款変更申請をした荏原交通の社長さんと、

もっとみる
マスク未着用で宿泊拒否できるか?

マスク未着用で宿泊拒否できるか?

伊東園ホテルズの案件で問題になったのは、マスク未着用でホテルの宿泊拒否をすることが可能かという論点です。

弁護士ドットコムでは「宿泊拒否できる」との斎藤弁護士の見解を紹介していますが、妥当な解釈ではありません。(法律家の間でも判断が分かれると思います。)
・法解釈上の論点
・社会実体上の論点
の2つがあります。

そもそも判例では宿泊拒否をめぐる事案が少なく、相場が形成されているとはいえません。

もっとみる