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悲しみ/心臓弁の逆流

こんにちは、ましろです。
今回は心臓の途中経過のお話です。
当時、私が思っていたほど回復しておらず悲しい気持ちに包まれました。
前回のICUでの食事事情のお話はこちら。

弁の逆流

先生から私の心臓は弁の逆流があると聞いたことがありました。

【弁の逆流】
弁は心臓内に4つあり、
血液を一方通行で流すために心臓の伸縮する動きに合わせて閉じたり開いたりしています。
この弁が上手く閉じなくなり心臓内で血液の逆流が起きるそうです。

この日のエコー検査でその弁について聞いてみました。
すると先生はエコーを当てながら

「本来ならここまで弁が閉じてこなければいけないんだ 」
と映し出された心臓を指して私に見せてくれました。

私の弁は弱々しくピロピロと動いているだけで、
心臓内で血液の逆流が起きている状況でした。


更に、
「心臓の上の部分は少し動き始めたけど
下の部分はほぼ動いていない。入院当初よりは物凄くよくはなってるけど、
こういった心臓の動き自体は正直変わっていない。」
そう説明されました。

とてもショックでした。
心臓の上部や下部が動いていないなんて知らなかったんです。

薬で良くなるの?手術は?


良くなるのかと聞いてみると、
昨日からその為の薬(カルベジロール-アーチスト)を微量ずつ飲み始めたそうです。

ただ私の血圧がもともと低いことや
かなりの慎重さで治療を進めている為 いきなり多くの量を使う事が出来ず、
最高で20mgまで使える薬を0.625mgしか飲めていない状態で
徐々に体に慣らさせてる段階とのこと。

先生は、
「 薬が効いて元の動きに戻ってくれればそれが一番だけど、もし戻らなければ弁を戻す手術が必要になる。」

そう続けました。

今はまだ薬を始めたばかりなので、
今後その手術が必要になるかはわからないそうです。

"現実として手術に関しては頭の片隅に入れておかなければいけない"

そう先生は言います。


手術…
退院できたとしてもまだそんな心配を常に抱えながら生活しなければいけないのか。

一気に悲しくなりました。


バルーンパンピングを外してからは、エコーやレントゲンの結果を先生から
「順調」
と毎回言ってもらえていたのに・・・

今くよくよしても仕方ない事ですが
自分が思ってる以上に心臓は弱ってる事を知りショックが隠しきれませんでした。

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