永遠のテーマ「やりたいことってなんだろう」

人間誰しもがぶち当たるテーマのように思う。
それが

「やりたいことってなんだろう」

このテーマは不思議なもので、
突然フッと答えが現れて、
光が差し込み、
急激に熱せられ、
自分を自信に溢れさせ、輝かせる。

そこにジワジワとなのか、
突然なのかは時と場合によって違うが、
色んな壁が立ちはだかる。

その時また、
「これが本当に私のやりたかったことなのだろうか」と振り出しに戻される。

永遠に終わりのやってこない、すごろくのよう。

壁の乗り越え方は様々あるし、
乗り越えたいと思うなら乗り越えたらいいし、
乗り越えなくてもいいものなら、
乗り越えなくたっていいと私は思う。

全ての壁を登る必要はない。
見上げてみて、こっちじゃないと思ったら
横から回って向こう側へ行ったらいい。

ちなみに、この永遠のテーマに加えて、
人にはそこに＂ライフスタイル＂が重なり合う。

まだまだ男女平等と胸張って言える国とは
到底思えない日本では、尚更だ。

これは男性にとっても、女性にとっても、
と言うより性別はもはや関係なく、
全人類においてのライフスタイルと
重なるだろう。

私は＂なにもしない＂ということも好きだけど、それをやり過ぎると
ストレスが溜まってくるようで、
無性に何かをしたくなる。

主に【仕事】をしたくなる。

その目的は恐らく、

他人と、
社会と、

関わっていたいからだろうと思う。

人は他人と関わらずにはいられない。

そして
それに併せて他人から認めてもらいたいという、
承認欲求もある。

それを満たせていないと
不安や心配、焦りが募り、
私はなんてダメな人間なんだ、
何かしなきゃ、変わらなきゃ、と
自己を否定し、孤独だと感じ始める。

私はその承認欲求を、
図々しくも、
傲慢にも、
家族からの愛だけでは物足りなく感じてしまう、
ワガママな人間だ。

友人からも、
何かを求めてしまう。

それでも有難いことに、
私の周りに今いてくれる親しい友人たちは、
穏やかにどこまでも続く大海原のような心で、
人間の弱さと本当の意味の優しさを知っていて、
私がどんなダメ人間に落ちたとしても、
きっと
「よく頑張ったね。えらいね。」
と手を差し伸べてくれる気がする。

だから、
それら不安や心配、焦りを
必要以上に感じて、
自分で自分を追い詰めることなんて
しなくていいんだ。

私には
不器用な愛情をくれる夫もいるし、
ダメな娘、妹を心配してくれる家族もいるし、
宇宙のように広い心を持つ友人がいる。

これを読んでくれているあなたにも、
自分が気付いていないだけで、
あなたを支える大切な誰かがいるかもしれない。

絶賛「やりたいことってなんだろう」期の私。

私はもう大切なものを持ち合わせている。

だから、焦らずいこう。

これから先、
何度すごろくの振り出しに戻されるか
分からないけれど、
私には強力な味方がいてくれる。

それを支えに、
ゆっくりでいいから進んでいこう。

「やりたいことってなんだろう」

この永遠のテーマを抱えることを、
少しずつでもポジティブに捉えて、
また振り出しから歩いていこう。