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怒った自分を責めて後悔するのはもうやめよう #006

ども。最近、子供に怒ってしまって後悔するのをなんとかしたいと思っていました。そこで今日は、怒りの感情について書きたいと思います。

👉怒りはもともと必要な感情

普段から人に怒ることありますか?
私は、子供に怒ってしまうことが多々あり、毎日後悔しています。(涙)

その時は、瞬間的に湧き上がる感情をそのままに、人に感情に任せた言葉を浴びせてしまいますよね。これが後悔する原因です。

”怒り”という感情は、そもそも人間が持っている喜怒哀楽の感情のうちでネガティブなもの、またはいらないものと考えられがちです。

”怒り”は、自分の安全などが犯されるような危機的状況において発動すると、生物学的に自分の身を守るために現れる一つの感情でもあります。

ですので、怒りという感情は誰しもが生物学的に持っているものであり、怒ってしまうこと自体は異常ではないということをまず頭に入れておこうと思います。

👉怒りはその時の自分の状況に依存?

”怒り”という感情は、普段の生活のなかでどのような場面でわいてくるのでしょうか。自分の場合どんな時か考えてみました。

■子供に何度促しても話を聞いていないとき
■相手のことを想像できず、自己中心的な行動により他人を傷つける行為をされたとき

それから・・・

えーっと・・・

・・・・あれっ?

これ、実際考えてみると具体的な理由が出にくい。要するに、目の前で起きている出来事や言動そのものばかりではなく、そこに直面している自分の状況などに著しく影響を受けているのだとわかりました。

状況を踏まえて考えてみると・・・
■朝の準備を後回しにして遊んでいる子供に注意する時
(朝は出発する時間が迫っているため早くして欲しい、自分も間に合わなくなる)
■自分が急いでいるときに子供がはしゃいで話を聞いてくれないとき
■自分が集中して作業したいときに今じゃなくてもよい作業を何度も依頼されたとき
■お店で走り回ってしまう子供を注意しても繰り返し遊んでいるとき
など・・・具体的に怒りの場面が出やすくなりました。

要するに、「自分に余裕がある状況などではよほどの理不尽なことでない限り怒りという感情は出にくいのではないか?」と思いました。普段の自分が”怒り”という感情が出てくるのは、その時の自分が「時間的な余裕がなかった」り、「この環境ではこれはして欲しくないと強く思う環境」であったり、という背景に”怒り”が助長されているわけです。

ということは、時間に追われるようなスケジュールを避けるであったり、環境によって事前に対策を考えておくことや、集中したいときには邪魔されない環境で行うなど自分の行動を変えていくことで”怒り”の感情が出現しにくくなる可能性もあると感じました。

👉コントロールが重要

しかし、怒りが出現することはそれでも避けることはできないと思います。そんなときには、自分なりのルーティーンで瞬間的に湧き上がる怒りの感情をコントロールする術を持っておくことが重要です。

例えば、怒りは感じてから6秒すぎるとアドレナリンが体から抜けて交感神経刺激による思考や判断の低下から開放されます。怒りを感じてから何か行動を起こしたり、発言したりするまで6秒以上あけてから自分で再度考えることで、怒りに任せた行動や言動は少なくなると考えられます。
怒りを感じている間は、思考力や判断力が低下していることを認識しましょう。この状態での行動や発言は状況を好転させる可能性は低いと思います。 ですので、その間に深呼吸をしたり、別の場所に少し離れてみたり、怒りのコントロールができる素敵な自分を想像してみたりといろいろ試してみると良いと思います。

私の場合・・・
・怒りは誰でもある正常な感情である ということを認識しておく。
・急いでいたり、作業が集中していたりするときは、怒り要注意と自分い言い聞かせる。
・深呼吸しながら場所を離れる(離れるのが難しい場合は、コントロールしている素敵な自分を想像する)

これで対処してみています。
以前よりは、コントロールできるようになってきています。

私の場合は子供に対することが多かったこともあり、もう一つこの考えが自分を責めずに済んでいる要因です。

それは、子供に対して怒ってしまうということは、自分がそれだけ子供の教育や子供の成長に対して真剣に取り組んでいる証拠であり、もっといい接し方や方法があるはずだと考えている結果、自分を責めてしまうのだと。

👉怒った後の後悔とさようなら

まずは、真剣に取り組んでいる自分を肯定的に褒めてあげながら、日々の感情を抑制せずに受けとめてコントロールすることと、自分の状況をコントロールしていきたいと考えるようになりました。


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