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「言われたからやる」と「やりたいからやる」との違い

「受験」としては高校受験と大学受験しか経験してない。その2つに対する私の態度が対照的過ぎてすごく思い出に残ってる。

高校受験なんて何も対策してなかったもの。それなりに毎日中学で授業を受けて真面目にノートを取ってたらまあまあ普通以上の成績は取れていた。いや、割と成績は上のほうだったと思う。(すごく嫌味な言い方だけれども)

でもそれは親の言いなりになっていただけで。本音は勉強なんて嫌いだったし、やりたくなかった。単に親にグチグチ文句を言われたくないからいい成績をとる努力をしていたので。

こんなだから高校受験のとき、なーんにも勉強しなかった(笑)ある意味反抗期に入っていたのかもしれない。もちろん親(母親)からは「いつになったらやるの?」と嫌味を浴びる日々で。

本当に勉強していなかったので、さすがに直前になって不安に陥り焦って少しはスパートしてみた。それの成果かなんか知らんけど一応志望校には合格した。

でもね、所詮親からやれと言われたから勉強してきただけの子どもだったから。私には高校の勉強は厳しかったのよ。ついていけずに数学の授業中なんかは空を見上げて「あー今日はえー天気やなー」とぼーっと考えるくらいダメだった。

いざ大学受験となり、私は外大に志望校を設定した。そう、英語を勉強して教師になるのがそのときの目標だった。しかし……。英語の偏差値があまりにも低過ぎて。(基本どの偏差値も低かったのだ。もはや優等生ではなくなっていた)

このままでは無謀な目標に終わると悟った。外大に行くためにはあと20くらい偏差値を上げないといけない現実。ここで私は生まれて初めて自分自身で「勉強やったるでー!!」とスイッチを入れた!

それからは1日中机に向かうようになる。机の上に参考書を常に置き、散らかってきたらすぐ片付けて次の参考書を並べて。まるで時間割があるかのように。私の志望校は一応当時のセンター試験の結果も必要だった。そのために嫌な数学も生物もやったやった!やったったわー!(笑)

浪人して予備校にも行ってぎゅうぎゅうのスケジュールで頑張った!夏休みも冬休みもいつでもどこでも勉強した。それは「私の本心」からそうしたいと思ったから。やっぱり親にいくらおしりを叩かれても、やらされてる感のあるうちはダメね。

そして外大を3校受験したのだけと、結局3つとも全て合格した。もし落ちても後悔しないレベルまで頑張ったからね。ほんと、この頑張りに及ぶ頑張りは私には今の人生においてないんだよね。ここで人生における全ての頑張りを使い果たしたのかな(笑)

合格した時ときの両親の喜びようを思い出すとなんかおかしくて。仕出し弁当まで頼んでカンパイするお祝いの席があったから。弟まで喜んでた。

本当にそのとき、人生で初めて自分の意思だけで勉強した。やっぱりやらされてる感だけではここまでの頑張りはなかったと思う。今年受験する人もかなり早い時期から頑張ってきたんだろうと思う。どうか風邪やらインフルには十分注意して!してきたことを100パーセント出してきて!頑張れ!


#こうして私は受験を乗り越えた


受験生の皆さん
あともう少し頑張つてください!

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春野ましゃこ
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