ぼくの創作活動日記 112 メモをとってる場合ではなかった
サッカー日本代表のアジアカップが終わりました。
結果は5回目のアジア最多を更新するアジア制覇はならず、屈辱のベスト8での敗退。2対1の逆転負けでした。
今回のアジアカップについてグループリーグからずっと書いてきたので、プロ野球や昭和プロレス、サッカーを書いているWebライターの私が見た、自分なりの率直な感想を語ります。
↑ 電子書籍ですぐに読めます。
率直なWebライターの私の感想
私もライターの端くれで、ノートやメモをいろいろ取ります。
しかしサッカーの場合、森保監督のメモは果たして必要なのだろうか?と常々思っていました。
ドイツやスペインに勝ったり、世界的に見れば好成績を収めているうちはよかったのですが、アジアカップの優勝が本命視された中でのこの体たらく、しばらく呆然としていました。
DAZNで他のアジアカップの試合も観ていて思うのですが、韓国のクリンスマン監督もイランのアミール・ガレノイー監督も、試合中は熱く吠えて、指示してます。
他の多くの監督がやっているように、メモはやめて、グランドを直視して指示をした方がいいと思います。
森保監督は戦術がないとよく言われますが、コーチもいてるんだし、思い切った指示をしても文句を言う選手はいてないと思います。
あまりにも、試合が始まってから選手任せな面があると感じた次第です。
そして、交代カードの切るのも遅かったと森保監督も自身も言ってましたが、もちろんそれだけではなく、相手のイランは日本をよく研究し、なによりも死に物狂いでした。
高さのあまりない日本代表、フィジカル勝負でロングボールを多用するのは分かっていたはずですが、守田選手が1点を先制したあと後半は、ボールをあまりキープできず完全に受け身になってしまいました。
私は2006年ドイツワールドカップのジーコジャパンのオーストラリア戦を思い出しました。
その時も、先制するもロングボールを放り込まれての逆転負けでした。
向上しないビルドアップとロングボール対策。日本代表が抱える問題点が今回のイラン戦でも改めて浮き彫りになった感じです。
この試合、時にビルドアップにこだわらなくてもいいと感じましたが、ビルドアップをしたいならチームでボールの動かし方とそれに伴う位置取りについてより深く共有する必要があります。
これも監督の指示が徹底出来てなかったのかなと感じます。
ロングボール対策では人選と前線のプレッシャーのかけ方を整理する必要があります。
前田大然選手が交代したのも痛かったかな。
熱量の差
それと、ベスト4に勝ち上がった韓国やイラン、ヨルダン、カタールとのチームの比較で、熱量の差が出た感じです。
今回の日本のメンバーのほとんどは欧州組。
ビッグクラブで活躍する選手も多数いる。
アジアカップが終われば、すぐに自国リーグやヨーロッパチャンピオンズリーグに出らなければならない。
アジアカップに集中しろと言っても、やはりヨーロッパの自チームの事を考えるし、主力選手が多く、チームのためにも怪我は絶対できないという気持ちもあったんではと思います。
また、ヨーロッパの所属チームから、選手の扱い方について要望があったとも考えられる。
野球のWBCでいう、メジャーリーグの所属チームからの投手の球数制限やイニング制限などです。
サッカーなら、大まかな要望だと思いますが、プレー時間、例えば何試合とか何十分間限定とかかもしれない。
韓国も欧州組はいますが一部だし、韓国選手の国に対する思いはかなり強いように感じます。
まあ現在も、中東では戦争や紛争が行われていたり、韓国も北朝鮮と停戦中で兵役もあります。
全回も書いきましたが、アジアのサッカーは一種の戦争で、勝っても負けても熱い涙を流します。
監督も選手も他人事のような感じを受けた。
一方日本は、質も量もアジアトップクラスではあるが、多くの選手はテクニカルタイプの選手である。
肉弾戦、フィジカル勝負だと弱い。
また勇猛さに欠けスマートな印象です。
敵は自国マスコミにあり
また、大会期間中の週刊新潮の伊東純也選手へのスクープもかなり痛かった。
決勝トーナメントに入って、これから勝負という時に、なんで、こんなことをするかな。
お金のためとはいえ、こんな時に自国の代表チームの足を引っ張って何が嬉しいのか。
前半、前田大然選手のプレスとスピードが効いていただけに、後半、スピードのあるイナズマ・伊東純也選手が投入すればとも思いました。
イランはエースストライカーが前試合のレッドカードで不在で、選手交代はなしで、後半、延長戦になると疲弊するのは分かっていたのに残念です。
そして森保監督の采配では、もっと早めに、1枚イエローカードをもらって調子のおかしいディフェンダーの板倉選手を変えるという手をなぜ打たなかったのかというのも疑問に思いました。
まあ、終わったものは仕方がないので、若い世代はパリ・オリンピック、そして2026北中米ワールドカップに標準を定めるしかないですね。
そして、来週はNFLのスーパーボウルです。
テイラースウィフトは、前日まで東京ドームでのコンサートがあるんですね。まあ、プライベートジェットを使えば、恋人トラヴィス・ケルシーが活躍するであろうス―パーボウルが行われるラスベガスまで間に合いそうですが。
また、テイラースウィフトの恋人がいるチームのカンサスシティー・チーフスのクォターバック・マホームズのお父さんがこんな時に事件を起こしました。
元横浜ベイスターズの選手でしたが、また飲酒運転で捕まったそうです。
いずれにしても、結局のところ日本対イラン戦は、戦力は別として私が見る限り完敗でした。
勝負事は、気迫や熱意が劣ったり、少しでも隙を見せたり、采配が間違っていたら、実力が上であっても負けます。
今回の教訓 ↓
皇帝フランツ・ベッケンバウワー「強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのだ」
野村克也「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
何ごとも前に進むしかないです。
いつものスポーツ動画
最近、サッカー書いていないです。