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【追記あり】「飲みニケーション」じゃなくて、「パンケキニケーション」でもいいよねって話。

こんにちは、まさよふです。
「飲み」に行かなくても、コミュニケーションできるよ!と伝えたいだけのnoteです。じゃん!

「あたりまえ」に加われないさびしさ

「新しい人が来たから歓迎会やりまーす!調整さんの日程ください」
「今度〇〇さんたちと飲むので、まさよふさんも来ませんか?」

ごくあたりまえに、投げかけられる、あたたかい呼びかけに、胸の奥をちくんと痛ませながら、今日もお断りをする。

「お誘いありがとうございます。でも、ごめんなさい。夜は家族の時間なので、またランチでも行きましょう!」

「飲み」がダメなわけじゃない

大学時代の私は、友人とaikoやスピッツやゆずを歌ってカラオケで酔っ払ったり、やっすいお酒やおつまみをコンビニで買って1Kの部屋で10人以上でバカな話して飲み明かすとか、しょっちゅうやっていた。

率先して幹事をしたり、盛り上げたりと、「飲み」に全力だった。ふだんより気さくに、本音でぶつかり合って過ごす時間の楽しさや、関係構築できるメリットは、いやってほど知ってた。

「飲み」そのものは、嫌いでもダメでもない。メリットいっぱいあるし、個人的にはむしろ好き。

社会人の「飲み」は「あたりまえ」なのか

働くお母さんになると決めたのは23歳。前週までミニスカサンタの仮装でパーティに出かけてた私が、妊娠検査薬が陽性と判明した瞬間から「飲み」の誘いをばっさばさと断り続けて、十数年。

幹事の大変さや思いも知っているからこそ、断るたびに申し訳なくて「子どもがいてごめんなさい」「お母さんなのに働いていてごめんなさい」という誤った捉え方をしてしまいそうになる。

「社会人である前に二児の母」
「大切なのは子どもの笑顔」
「飲み以外でもコミュニケーションできる」

リアルタイムで楽しそうな飲みの写真が流れてくるFacebookやSlackや「飲み」の翌日のメンバーの会話を横目に、自分に言い聞かせてきた。

でも「社会人の飲み」は、本当に「あたりまえ」なんだろうか。
これからも「あたりまえ」であり続けられるんだろうか。

20代~30代の半数以上が職場の飲み会に行きたくない

もし、「そんな小難しいこと言わないでよ、みんな飲み会好きっしょ、行きたいっしょ?」と思ってるとしたら、実は「行きたくない」って言えないだけの人が過半数かもしれないって考えてみてほしい。

マイナビニュースの”飲みニケーション2.0”の記事で、20代~30代を対象にしたアンケートの結果では、

職場の飲み会に行きたくない人(53%)が、行きたい人(47%)より割合で上回っています。

と、半数以上は職場の飲み会に行きたくなくて、約半数は行きたいと思っている。

若者の半分が嫌がってる「飲み」が「あたりまえ」だろうか?

ママの7割がワーキングマザー

もし、「子どもいるのに働いてる少数派なんだから、みんなが飲んでても我慢する必要あるの当然っしょ」とか思ってるとしたら「もはや、働くお母さんのほうが多いんだぜ!むしろ7割超えてるんだぜ!」と声高に叫びたい。

厚生労働省が2018年7月に発表した「国民生活基礎調査」によると、18歳未満の子どもを育てながら働く「仕事あり」の母親の割合は2017年に70.8%となり、初めて7割を超えた。

これは、お子さんのいる女性が「飲み」に行きにくいことだけではなくて、お子さんのいる男性に対しても影響する。

「子どもは奥さんが家で見てくれるやろから、飲み行って大丈夫っしょ!」と思ってるとしたらオイオイ待てよ、と。

その奥さんは日中仕事して、保育園にお迎え行って、溜まった家事と子どもと格闘して、倒れそうになりながら夫が飲みから帰るのを待っているかもしれない。

ちょっと脱線するけど「奥さん専業だったらパパが飲みに出かけて平気」な風潮だって、個人的にはぶっ壊したい。

保育園に預けずに家庭にフルコミットしている専業のお母さんのほうが、ワンオペで孤独で追い込まれている可能性だってある。

母親にせよ父親にせよ、参加することで、子を持つ家庭の家族団らんの機会を減らす「飲み」が「あたりまえ」だろうか?

「飲み」以外の選択肢として

今月、私の身近なところに、歓送迎会とか、チームビルディングとか、採用のオファーとか、「飲み」の機会はたくさんころがってる。

それらすべてを否定したいわけじゃない。メリットはわかる。
わかるんだけど、本当に「飲み」の必要があるのか?

「飲み」に対する警笛とアイデアを拾ってみた事例をいくつかご紹介する。

「飲み会で腹を割って話せば、全てわかり合える」という一本槍のマネジメントスタイルを見直したほうがいい
あなたが飲みニケーションを得意とするならば、仕事でなくとも思わず参加したくなるようなコンテンツを、自ら企画してはどうでしょう?
パン屋での朝ごはんにしてもらったり、ランチで親子丼を食べたり。一緒に何か仕事ができそうな人とは、夜、スカイプでミーティングをしてみた。あら不思議。お金は1000円ぐらいしか使わないし、話も1時間ぐらいで終わる。
酔っ払うと、大げさで実行力の乏しい話で盛り上がってしまう。たいてい蒸発して残らない。昼間話すことで、熱くも、冷静な話が出来た。
本当に仕事ができる素敵な人は
飲みニケーションを強要しません
昼間にシラフの状態で
良質なコミュニケーションを
することができないのであれば
コミュニケーションについて
一から学んだ方がいいでしょう

選択肢は、いくらでもある。「飲み」に懐疑的な人が、数多くいる、ということが少しでも伝わっただろうか。

「パンケキニケーション」の提唱

「飲み」に替わる手段として、たとえば私なら、「パンケキニケーション」を提唱したい。けっこう本気で。11月からあたためてたネタ。

まさよふのパンケキニケーションとは?
土日のどちらかの午後のティータイムに、知人、友人と時々パンケーキを食べに行くだけ。だいぶ大きくなった子どもたちが、友達と遊んでたり、部活で忙しくて母親の私のニーズがない時間帯を選んでいる。

パンケーキは、ふわふわで、あまくて、かわいい💕
この魅惑の3連コンボ。アルコールなんかいらない。

写真を眺めているだけで癒されるセラピー効果もある✨
メロメロにされるとネガティブが120%ふっとぶ。

パンケーキに満たされることでアイデアが生まれる✨
だってほら「パンケキニケーション」とか。
パンケーキ食べないとこんなネーミングは生まれない。…気がする。あくまで、すべて個人の感想なので、保証はしない。

でも、パンケーキがあれば、会話が弾むし、楽しく過ごせる。
「飲み」と違って、子連れでもできる、家族で一緒に楽しめる、アルコールでの事故や失敗の恐れもない。

「飲みニケーション」にできて、「パンケキニケーション」にできないことがあったら教えてほしい。

「あたりまえ」から「飲み」を外して考えよう

「飲み」以外にも、お互いを知る、コミュニケーションできる方法はいくらでもある。私は「飲み」を「あたりまえ」にはしたくない。

ぶっちゃけ、「飲み」に行けるものなら行きたいし、歴史のある有効なコミュニケーション手段の一つということは、すごくわかる。

働き方、価値観、人の特性、ありとあらゆる多様性を認め、受け入れて、自らも描いていくこれからの人生で「飲み」だけに頼ることはもったいない。

あなたらしい、オリジナルの企画で、コミュニケーションして、周囲との関係構築をする手段を、試してみよう。

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今回のnoteは、私の参加しているsentenceのお題「#みんなのコーピング」に沿って書いてみました。

ライティングを学び合う会員コミュニティ「sentence」のメンバーが、月ごとのテーマに沿ってマガジン「gate, by sentence」を更新していきます。
4月のテーマは『みんなのコーピング』です。

▼コーピングとは?
https://twitter.com/nori76/status/1107802295469637635
https://www.kaonavi.jp/dictionary/coping/

【追記】note公開後にいただいたフィードバック

sentenceの「書いたよチャンネル」で、このnoteを共有したときに、いただいたフィードバックが素敵だったので、その内容ややりとりを公開しちゃいます!

長野さん、羽田さんのレビュー&まさよふの返信

なかがわさんのレビュー&まさよふの返信

おまけ/noteに掲載するにあたってのやりとり。
レビューを書いてくださったみなさんには、このように、noteに載せる旨を伝えて、ご了解いただきました。長野さん、花田さん、なかがわさん、本当にありがとうございます!

ここにはご紹介しきれないですが、今回のnoteに、すてきなツイートもたくさんいただきました。ありがとうございます!

実は、「レビューのあるnote」っておもしろいんじゃない?とも思ってます。本や、プロダクトや、アプリにレビューがついていると、その中身を客観視点で知ることができるように、noteも、もっと「コメント」が活用できたり、SNSでのコメントを連携できたりしたらいいなぁ、っと。

「スキ」も「コメント」も「ツイート」も、すべてが書き手のパワーになり、それでさらによいコンテンツが生まれるきっかけになりますから。

最後まで、お読みくださって、ありがとうございました✨

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まさよふ
おしまいまで、読んでくださってありがとうございます✨ あなたの明日が、ちょっとステキになりますように。