見出し画像

即興性について

このところ、いくつか短い文章を書き、今日もドラフトに向き合っているが、やはり自分は根本的に即興の人なのだと思う。そして、そのことにもっと自覚を持つべきだし、即興性に立脚した仕事を肯定し、そのような書き手、作り手であるということについて今後も考えていこうと思った。

そのことは、ピアノの演奏にも関係するというか、どこが根本なのかわからないのだがが、ある種の音楽的展開が自分の行うことのベースにある。

絵画的空間構成のほうがメインだと思っていたが、以前、むしろ音楽だと坂口くんに指摘された。そう言われるとそう思うし、だけれども、時間「軸」みたいな意識より、平面上に広がる感じが強いのは確かで、そのことと音楽的展開が関係している。平面で展開する音楽。

ここから先は

1,850字
日々の経験に反応して書く、というのは僕自身のレッスンなのですが、それが読者の方々にとって「何かを書くこと」の後押しになればと願っています。更新は月3回以上を目標にしています。

生活の哲学

¥500 / 月

生活から浮き上がってくる考察、執筆・仕事の方法、読んだもの見たものの批評などを連想的つながりで掲載していきます。Twitterでは十分に書…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?