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いろいろな活動:特定の何かをすること/脱分化
ジャンルを横断してものを作るとは、どういうことか。これは、案外難しいというか、真面目に言えば、文化研究の領域においても十分問われていないことのように思われる。
それは、「いろんなことをやる」とか、あるいは、あまり良い意味ではなく「いろんなことに手を出す」といった言い方がされるが、そういう活動形態を自分自身とっているし、またそのこと自体への(理論的)関心も持っている立場としては、そういった言い方ではうまく言い当てられていない感じがする。
まず、実際のところ、いろいろな活動をしていたとしても、たぶん、そこにはある程度、基盤となるものがあって、それは視覚的だったり、聴覚的・音楽的だったり、もっと意味的、ナラティブ的だったりする。
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