『動きすぎてはいけない』とコロナ禍(信濃毎日新聞連載1)
昨年4月から一年間、信濃毎日新聞に連載した「思索のノート」を公開します(許諾をいただきました)。これはコロナ禍の日常を綴ったもので、ちょうど一年経った今、読み返すべきタイミングだろうと思います。今後、月に1、2本のペースで掲載していく予定です。
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この連載は、日常のなかのちょっとした気づきを哲学的に展開する形を考えていたのだが、新型コロナウイルスの感染拡大で、第1回を書き始めたこの3月末の週末にはまさに「日常」が大きく揺さぶられている。