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ヨーロッパ寝台列車 | 異文化コミュニケーションを体験
遡ること約7年前
大学卒業前にどうしてもやってみたかったヨーロッパ一人旅での寝台列車。
とても素晴らしい体験だったので、投稿することにしました。
当時の体験談と学びを書いていきます。
寝台列車に乗車した3つの理由
寝台列車Thello(テロ)に乗車し、パリ(フランス)→ ミラノ(イタリア)に移動しました。
寝台列車を利用した理由は以下3つ。
・寝台列車に乗りたいという好奇心
・外国人と同じ部屋で移動することによる新たな出会いへの期待
・文化も国籍も異なる外国人とのコミュニケーションを試したかった
先日30歳を迎えましたが、歳を重ねても好奇心は大切にしています。
好奇心は行動に、行動は成長に繋がると思います。
寝台列車は6人部屋を選択
寝台列車にはいくつかグレードがありますが、私が利用したのはクシェット 6ベッド。いわゆる6人部屋です。
※他グレードはこちらを参照いただければと思います
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「同じ部屋のメンバーはどんな人柄なのか、どこの国で育った人なのか」と期待を膨らませながら部屋に向かいました。
部屋に入ると、そこにはなんとアルゼンチン家族5人の姿が。これには正直びっくりしました。(完全アウェイになるのでは、とも思いました)
なにかアクションを起こさないと状況は変わらないので、まずは英語で話しかけてみることにしました。(寝台列車でのご縁も大切にしたかった)
どこの誰かもわからない日本人に対して、アルゼンチン家族はみな笑顔で接してくれました。偶然にも私と同じサッカー好きということもあり、話は一気に盛り上がりました。
写真を撮ったり、見せ合ったり、お互いの国の事情を話し合ったり
素敵な時間を皆で共有しました。
「文化を尊重するってこういうことなんだ」と、当時大学4年生だった私が実感した寝台列車での出来事でした。
学び
アルゼンチン一家で英語が話せるのは子ども2人のみでした。子どもの語学力も「学校で習った程度」といったレベルでした。※アルゼンチンの母国語はスペイン語
そんな状況にもかかわらず、アルゼンチン家族は私に笑顔で明るく接してくれました。本当にありがたかった。
英語が話せない両親とおばさんに対しては、子どもが間に入って通訳をするか、ジェスチャーを使ってコミュニケーションを取りました。
・言葉は通じなくても気持ちは通じ合える
・言語はコミュニケーションを取るための1つの手段に過ぎない
英語を勉強することが目的ではないと思います。
英語はあくまでも手段であり、目的は外国人とコミュニケーションを取ること。
「新しい経験や出会いを通して、ヒトは成長する」
これが私が伝えたいメッセージです。
さいごに
今回は寝台列車の体験談と学びをお届けしました。
寝台列車に乗車して7年が経ちましたが、いまでも素晴らしい経験として記憶に残っています。
これからヨーロッパに旅行する方、ヨーロッパへの旅行を検討している方は、ぜひ寝台列車を利用みてはいかがでしょうか。
最後まで読んで下さりありがとうございました。