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村上愛子さんのジュク / カレーのジュク

カレーの学校 8期のちょうなんです。
3期の「カレーのジュク」ゼミによる企画
「村上愛子さんのジュク」に参加してきました。

村上愛子さんとは?

村上愛子さんは、間借りカレー店を営んだ後に、鎌倉にカレーとあまいもののお店『オクシモロン』を開店、鎌倉と二子玉川と北浜の店舗に携わる。現在はオクシモロンを離れ、スパイスを使ったレシピ開発に取り組んでいるそうな。

「村上愛子さんのジュク」はどんなプログラム?

場所は東大前の調理ができる実習室。
内容はデモンストレーション、実習、試食。
メニューは、カフィアライムチキンカレー、かぼちゃのサブジ、水茄子とブルーベリーのアチャール。
デモンストレーションで3品の実演を、実習ではサブジ以外のチキンカレーとアチャールをつくりました。

村上愛子さんによるデモンストレーション

『カフィアライムチキンカレー』のデモ

村上愛子さんは最近、ホールのカルダモンから種を取り出して使うことを好むそうな。種を取り出すと、いい感じにバラけてくれるから。
ナンプラーと合わせてカフィアライムリーフ(コブミカン)を使うのがポイント。


『かぼちゃのサブジ』のデモ

かぼちゃのサブジでは、たっぷりの米油にクミンシードを入れてから、パウダースパイスを直接油に入れるのが特徴的。かぼちゃを加えて、まわりがカリッとしてくるまで揚げ炒める。サブジはじゃがいもやサトイモもオススメとのこと。


『水なすとブルーベリーのアチャール』のデモ

フルーツと季節の野菜でアチャールをつくるのが好きらしい。
水なすxブルーベリーの他に、柿x春菊、グレープフルーツxトレビスもおすすめとのこと。


実習:カフィアライムチキンカレー

実習でつくったカフィアライムチキンカレー

カフィアライムチキンカレーは、うちのチームはコンロの火力に課題があり、たまねぎを炒めるのに時間がかかっていた。カフィアライムリーフを煮込み過程と、仕上げの2回に分けて入れているのがポイントで、フレッシュなカフィアライムリーフはココナツのような香ばしい香りがたのしめる。
お米屋さんの方がいらっしゃって、お米を炊いてくれていた。ひとめぼれ8割、バスマティライス2割くらいのブレンドライスで。

実習なし:かぼちゃのサブジ

実習なしで講師側でつくってくれたかぼちゃのサブジ

かぼちゃのサブジは、ドーナツのような甘い香ばしさが感じられるのが特徴的。砂糖を使った揚げもの特有の香りなのか。

実習:水なすとブルーベリーのアチャール

実習でつくった水なすとブルーベリーのアチャール(右の方、左はサブジ)

水なすとブルーベリーの一体感あるおいしさ・・・。
チャットマサラが食材をつないでくれているのだろうか・・・。
旬の野菜とフルーツを使ったアチャールは試してみたいな。

どんな学び気づきを得たか?

実習後の試食タイムの風景

試食タイムでは、自分たちでつくったカフィアライムチキンカレーに加えて、村上愛子さんがつくったもの、他のテーブルの人達がつくったものを食べ比べていた。
テーブルごとに近い味になるレシピの再現性がすごいよね。という声が出る一方、村上愛子さんの「カフィアライムチキンカレーはやさしい」という声が出ていたり、他のテーブルのカレーも少しずつ異なる特徴があったのがおもしろかった。「やさしさ」につながるものかもしれないけど、村上愛子さんのカレーや一部テーブルのカレーは、スパイスや食材の一体感があり、香りの角がとれた印象のあるものがあった。食材同士をどう共生させるか?融和させるか?このあたりの違いが感じられた。

旬の野菜とフルーツを使ったアチャール、カフィアライムリーフ(コブミカン)を使ったカレーは試してみたいな。

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