幸運な病のレシピ:保温鍋でカレー
カレーは糖尿病患者にとっては鬼門だ。うかつに食べるとトンデモなく血糖値が上がる(注)。
しかし、カレーは好きだ(笑)。
とにかくご飯が美味いし、ルーも嬉しい。
今では「高血糖」よりも「炭水化物が多くコストの安い満腹」のために「身体に必要な生命の入っていない食事」が問題だと考えている。なので僕のカレーにはごっそり野菜が入る。箱裏マニュアルなど無視して目いっぱい野菜をいれる。
今日は手羽先と野菜をじっくり煮ることにした。手羽先と豚の挽肉を炒める。
野菜を投入して、トマト缶、豆缶、ニンニク、赤ワインで少し煮込む。
野菜と手羽先をフライパンでじっくり炒め保温鍋で1時間置いておいてもう一回加熱して1時間おく。95度が1時間で85度くらいまで落ちる。
一回スープだけを別鍋に出す。
トマト缶を半分入れてあるので少し色がついている。こうすることでルーを溶かし込んで野菜の間に入っていく。野菜ごとの鍋に入れると溶かしづらい。
カレー粉を混ぜる。その後でカレー粉を別鍋で合わせてそのまま放置して食べるのだ。カレー粉は日を止めて入れないとダマになるので注意。
ルーは何でも良い。僕はメジャーメーカーの物でないほうが好きだ。何にしても薄めにして野菜を楽しむのだ。
とにかく人参が美味しい、舌で押し潰す事ができるほど柔らかいが、人参としてしっかり主張している。保温鍋で加熱した人参はとても好きだ。
おかわりは卵を落とした。豆が美味しい。鶏肉は柔らかい。
注)ドガンと血糖値は上がる
このときは、国体の仕事で出張して山頂のゴルフ場で食べるものがカレーしかなかった。一気に300mg/dlを超えた。固形の野菜が見当たらないでゴロっとした肉がかっこよく入っているのだ。そりゃ美味いけどね。
血糖値プロファイラーという僕の作ったアプリ。紹介は今度ね。血糖値を自由に入力できて、生活のコメントを入れることの出来るwebアプリである。
結構カレーは作っている。ご飯食べ内でルーだけ食べることも多い。
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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。