2021年のタケノコ(3)5本収穫、雨の日はBarbourがうれしい
今日は雨が降っていた。Barbourと言うのはイギリスのオイルドジャケットのメーカーである。27歳の頃ムーアランドというジャケットを新宿のアウトドアショップ(A&Fカントリー)で買った。確か独占販売していたのではないだろうか?余り他では見なかった。イギリス本社でのリペアサービスとかにも対応していて、素晴らしいものだと思ったものだ。
その後、薄手のもの(このジャケット)と袖のないものや帽子を買ったのだが大きな百貨店が輸入を始め、高級品になってしまい、買うのをやめた。もしかしたら、「格差の方程式のネタ」になるかもである。
雨のタケノコ掘りは楽し
今日は5本取った。
まだそんなには出ていない。タケノコは一気に伸びる。蝉が一気に羽化するように生命が始まるのだ。僕は天敵である(笑)。満腹になることを知らない。余ったら酢漬けにして正月まで食べるのだ。
こういう小さい子を見つけたら、お前たちはまだ早いなと言いながらリリースする。飢饉の農家を回る女衒のようである。2-3日後に行くと誰かのものになっていたりする。なんか複雑な心境である。
帰り間際にこっそりと伸びようとしていた二人組みを見つけた。
わが家に招くことにと相成った。
小雨が森の中に、しっとりと染み込んでいくのがわかる。
タケノコ探しは面白い。距離をおいて見つかることも有るが今くらいは中々見つからない。
歩いていると突然に顔を出す。小さく見えるが、実際には結構いい大きさである。地面に積み重なった葉や枝が布団になっている。
根が伸びている方向を確認して一気にポコンと切り出す。母は根の部分をまるごと掘れといつも文句ばかり言った。お店に売られているのはのこの写真のように中程から切られているので劣化が早いのだという。
ここにも見つけた。
雨が降っておる。じつに気持ちが落ち着く。雨はアウトドアには喜ばれないことが多いが、僕はこのジャケットを着るとと雨を望む。あんまり大雨はよろしくないが、小雨はいつもと違った風景を見せる。
Barbour大好き
35年くらい前に買ったムーアランドというモデル。一回リペアに出して、袖口と腕のところを直してもらった。2回目はもう買い替えどきだと言われた。今はもうしてくれないかもしれない。山や海に一緒に行った相棒である。
このジャケットは時折映画でも見る。スカイフォール、パシフィック・リム、他にもときおり見ることが有る。古い友人にあったようで嬉しくなる。
なんかカッコいい。
いつも来ているのはこれ。まだ十分いい感じである。
小屋には、あと2着ボロボロである。これがカッコいいのだなあ。やっぱ、野良仕事でくたくたになったのを大事にリペアして着るのが嬉しい。ムーアランドのクタクタ感は天下無双である。時折一人袖を通してニマニマする。
確かリペアキットも有ったから。今度リペアしよう。ここまで裂けてていると少し大変かもしれない。
たしか大判のパンフを頂いた。店長さんと長く話をして、アウトドアが好きな方だなと思ったのを思い出す。丁度アウトドアがブームになる前である。僕は東京で転職を繰り返して、バイクで山に行くのが楽しみになっていた頃だ。
雨の日は色々なことを思い出す。
このお話の続きです。
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