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経験から学ぶ力を高める方法とは?
どうしたら「経験から学ぶ」ことがもっと上手くできるようになるのか?
そんな問いに答える本。
誰もが日常で経験から学んでいますが、
これをより意識的に行うための方法が解説されています。
『学びは意図的に経験に参加し、経験に対して意識的に取り組み、その取り組んだ経験を自分の考えや選択にどう反映するかを決める一連の学びのプロセス――経験、検討、思考、行動――を意識的に選択し、自らが指揮し、コントロールすることができるのです』
この一文が、この本のコアとなる技術を表しています。
これを自分なりに解釈して、分かりやすいステップにまとめてみました。
経験する:目の前の物事に集中し、その瞬間の心の感覚や感情を観察する。これはマインドフルネスに近い考え方です。
検討する:経験したことを振り返り、この時点では言葉で表現せず、感覚や感情をできるだけ鮮明に再現します。
考える:経験を言葉で説明するとしたらどうするかを考えます。
行動する:誰かに質問したり、目標達成に向けた行動を起こします。
読んでいて気づいたのは、経験学習では感覚や感情が
とても重要な役割を果たしているということです。
何かを経験したら、単に教訓を抜き出すのではなく、
自分自身の感情も一緒に思い出すことで、
それが強く記憶に刻まれるのだと感じました。