フィルム写真を眺めながら過ごす秋めく夜
こんにちは、masato_aです。
写真を撮っています。SNSに作品や日々の記録を載せています→ ポトレ、フィルム
フィルムを初めて3年ちょっと。値上げには辛いし金持ちの遊びと言われても、いつまでも使い続けていきたいと思いつつ、少しづつ撮る頻度が少なくなってきました。
今日は秋めく夜に、現像したフィルムを眺めながら、最近のぼやきを綴りました。よかったら最後まで読んでもらえると嬉しいです。
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気がつけば、あれだけ暑かった夏も終わっていて、いつの間にか夜がくるのが早くなっていた。
いつも明るかった時間帯がもう夜の空気を帯びていて、少し肌寒さを感じる帰り道。
季節の移ろいを感じるこの瞬間が昔から好きだ。
どこか物寂しさもあるし、過ぎ去る時間に思いを馳せる時もあるけれど、この時間の独特の空気感はいいよね。エモーショナルなといえば今風かな。
最近新しくNATURA CLASSICA というフィルムカメラを購入した。フジカラー100を試し撮りに入れて、現像に出した。
業務用フィルムという名前が懐かしく感じた。あのパッケージも好きだった。
2035年までしか日付は打てないらしい。
ふと2035年の自分は何をしているのだろうと思った。遠いようで近いような13年後。激動の世の中で、想像もつかない。
でもきっとどこかで生きているのだろうな。フィルムがまだあることを祈ってる。
写真を編集したり、noteを書いたり・・・土日はよくお世話になる。
人の賑わいや街の移ろいを感じながら作業ができるこの場所は、家でもできることを少しだけドラマチックに飾ってくれる気がした。副題をつけるなら、珈琲と空間。
凪を感じるようなある夏の日。
島国の日本。小さなコミュニティでひっそりと必要なものを必要なものだけ作って消費していく暮らしにも憧れる。
食べる、寝る、あそぶ…。私と同じ生活だけれど、一瞬一瞬が愛おしい。
ねこと過ごす日常。私にはきっと必要な毎日の風景だと思う。
カメラを持って一番足を運んだのはきっと海だと思う。
海の匂いも肌のベタつきも、きっと気持ちいいものではないのだけど、水面に浮かぶ光の移ろいはいつも同じようで違う。見飽きないし、いつまでも撮りたい私にとっては被写体のようなもの。
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もう10月。今年も終わりが近づいてきました。
今年は何を残せたのだろう。
そんなことを考えながら、フィルムを巻き上げ写真を撮る準備を進める夜。
眠れない夜に、少しだけ落ち着けるような写真たちを。
masato_a