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自己紹介を

マサシと申します

以前は法衣店というお坊さんの法衣やお寺の仏具を売る仕事をしていました。
日本中のお寺を訪ね歩く仕事でした。
そしてその時に蓄えたお金で
「日本の中だけじゃなくて世界中の聖地を巡ってみよう」
そう決意し仕事を辞めて世界の様々な宗教の聖地を450日間かけて巡り、今に至りる者です。

目次
○自己紹介
○やろうとすること

○自己紹介
僕の生家はお寺ではなかったのですが今の宗教離れといわれる世の中にあって日常の中に仏教的な習慣や考え方が当たり前としてある家でした。
なぜなら祖父が僧籍を持つ一般人だったからです。
要するに還俗した人です。

この祖父は幼稚園児に法華経を読み聞かたり、夏休みは毎日一時間くらい座禅をさせるような人でした。とにかくよくどこかのお寺や神社に孫を連れていく人でした。
また祖父は宗教関連以外に民族学や民俗学にも造旨が深く特に国立民族学博物館がお気に入りで開館当初から通い詰め晩年まで特設展がある度に何度も訪れていました。これも同じように中学くらいまでくっ付いて行っていました。

こうした祖父の影響もあり僕もこの分野に惹かれていきます。

大学に進学した僕は宗教学や民族学関係のゼミに在籍し、縁あって某鳥居だらけの神社でアルバイトも4年間続けさせていただきました。
卒業後もフリーターや会社員をしながらお金と貯めて遍路旅に出てみたりしながら独学で勉学を続けておりました。

その途上で法衣店に勤めることになり、仕事をしながら好きなことを学ぶ日々を送っていきます。ですのでこの仕事に就いた時はやっとしっくりくることをやっているという感覚を得ました。
そしてより深く知識を得られる場所に出会えてという気持ちでした。

しかし次第にもっと知りたい。
もっと色々見てみたいとう気持ちが強まり、日本のお寺だけじゃなくて世界の聖地を見てみたいをいう衝動に駆られます。

そして僕は世界中の聖地を巡りながら自分だけの巡礼道を作ってみてはどうかという考えに至り仕事を辞めて世界一周を試みるのです。

要するに僕は絶景を見たいとか良い写真を撮りたいとかちょっと危ない経験をしたいとか好きなスポーツ観戦をしたいなどの動機ではなく。

お寺とかモスクとか教会とかありとあらゆる聖地という場所を巡礼しながらフィールドワークみたいなことがしたいという目的で旅をしていた旅人です。


○やろうとすること

今回このnoteでやろうとすることは自分の持てる知識や体験したことを整理して情報として発信していこうという試みです。

一つは以前に働いていた会社で経験したお寺のお話。
他の仏教国で見た仏具や法具もおり混ぜながら帰国後に改めて学び直しに取り組んだ仏具・法衣の分野の書籍や資料を整理し元々修行時代に得た知識と経験と合わせて実用的な情報を整理した記事

もう一つは旅の回顧録です。
僕自身の宗教観や民俗学・民族学的知識を使ってどんな旅をしていたかという旅行記です。御得意さんだったお坊さんたちに「世界中の聖地を見てきます」と旅だった450日の記録です。そこに道中で疑問に思ったことを帰国後勉強しなおした情報をミックスして進めていくものです。

タイトルとバナーもあるといいのではとアドバイスをもらい、友人に助けてもらいながら作ってみました。

それぞれの詳細は下記に。

寺院設備学の構想

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ちなみに「寺院設備学」とは僕の造語です。
発想は現在やっている就職活動の過程でハローワークの職員の方が前職の法衣店の業務内容を聞いて放った一言です。

「まるで設備関係の仕事のようですね」

お寺にある仏具や法具を設備と捉え、その由来・製造法・修理法・保管とケアに触れるものであれたらと考えています。

僕が仕事を通して学んだこと。僕の手の届く範囲で知り得ることをまとめ整理する形になれたらと思っています。

自分の中で出来上がったなと思うものから書いて行こうと思いますので目次もなく順番もチグハグになりますがご要所いただけたらと思います。コロナ禍の落ち着きを待って当時から親しくしている職人さんや卸元さんに会いながら足りない部分を埋めていこうと思っています。

また個人で進めていくために行き届かない読み難い文章になることもあるかと思います。ご理解いただけると幸いです。

加えて僕はこの分野をもっと知りたいという気持ちが根源あります。自分自身、すべてを理解している訳でないと思っています。正直まだまだ謎の尽きない分野と思って日々独学で調べ物をしています。不足部分をご指摘頂けたり、より詳しい文献をご紹介いただけると幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

シュウカツ!! 職業・巡礼者/勤務地・世界に聖地

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「世界中の聖地を巡って自分だけの巡礼道を作ろう。」

そう決めて世界のいろいろな宗教施設を起点に旅をした時の旅行記です。

当初の計画では東南アジアをスタートして陸路で西へ西へと進み大西洋に当たったら海を渡って南北アメリカ大陸を見たあとに再び東南アジアに戻って最後はインドのブッタガヤまで旅をする予定でした。

この予定は途中で大きく道をそれます。
結局僕は大西洋を目の前にして来た道を引き返してインドに向かうのです。
旅の予定は行き当たりばったりになりがちです。
どうしてそうなっていったかを見ていってもらえたらと思います。

タイトルにした「シュウカツ」は。

世界一周の「周」
宗教についての活動の「宗」
就職活動の「就」をかけたものです。

文才のある方ではありませんので大変読みづらい時もあると思いますがこちらもあたたかく身も持っていただけたらとお願いいたします。


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