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塾で全国1位の実績を出した僕が語る。塾の防犯対策は十分にされているのか?

昨年10月上旬ごろ、静岡県東部に住む10代女性にわいせつな行為をしたとして、60歳の塾講師の男が逮捕されました。不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは静岡県富士市久沢の塾講師の男でした。僕の生まれ育った地域であり、このニュースを聞いたときはびっくりしましたが、昨今塾講師、塾長が逮捕されるニュースが多く、心配されている親御さんたちも多いのではないでしょうか?
講師の採用時には、「生徒と連絡先を交換したりSNS上でつながったりしないと」事前に同意書や誓約書を提出して、ルールの徹底を図っていますが、それでもルールを破ってしまう人が多いです。僕もそのような講師を見てきました。
今回は、塾が現在防犯対策をどのぐらい行っているのか?セブ島移住した駐在員の僕が、塾で勤務していた経験をもとに、個別指導塾の状況をお伝えします。


防犯カメラの有無

僕が勤務していた個別指導塾は2階建てでした。1階に受付・面談室・指導教室2つ、自習室1つ、2階に大きな指導教室1つ、自習室1つという作りでした。1階は面談室を除いて、すべての教室に防犯カメラが設置されており、2階も同様です。大きな指導教室は仕切りがあり合計24名の生徒の授業をすることが可能ですが、4つ防犯カメラを設置して、防犯カメラに映らない座席を作らないようにしていました。防犯カメラが正しく作動しているのか、隔週でチェックが入っていました。

男子講師と女子生徒の授業

男性講師・女性講師・男子生徒・女子生徒が在籍しています。授業の日程を組む時には、極力同性同士にしていました。ただ、どうしても不可能な日もあります。そういった場合は、致し方なく異性同士の授業を組みますが、机間巡回は徹底していました。

生徒が少ない時間帯

16時から22時までの営業時間で最も生徒が集まる時間は19時、ゴールデンタイムです。逆に16時、21時は早く来る生徒が少ない、遅くまで授業をする生徒が少ない、早く来る講師が少ない、遅くまで勤務している講師が少ないです。特に夜は、人数が大幅に減るので、やはり机間巡回は徹底していましたし、同性同士になるような授業の組み方を徹底していました。

死角になる座席

防犯カメラを設置していても、やはり死角となる過度の席が存在します。その席にはどの時間帯でも気を付けていました。日程表を作る際に、座席も教室長が割り振りますので、異性同士の授業になった場合は、資格となる席は避けていました。

生徒との距離感

これは僕が教室長として最も意識していたことです。単純に人にはパーソナルスペースが存在することもそうですが、やはり個別指導塾ではどうしても生徒と講師の物理的な距離感が近くなってしまいます。講師も熱心に授業をしようとすると、無意識に生徒の机の方に顔を乗り出してしまうほどです。
なるべく距離を保ちながら指導することを伝えていました。

まとめ

これだけ徹底していることが実態です。これまで一度も事件になるようなことはありませんでした。ただ、知らないところで生徒と連絡先を交換していたケースはあります。塾は今まで以上に防犯対策を徹底する必要があります。

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 生徒・保護者が安心して塾に通えるように、通わせられるように、環境作りは大切です!
塾運営に興味のある方、塾講師として働いている方、転職を考えている方、海外旅行が好きな方、海外生活に興味がある方、セブ島で働く予定の方、セブ島で働いている方などぜひフォロー、コメント、いいねよろしくお願いします。

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