手遅れ?じゃない。スタートだ。
スポーツみていると、やはり幼少期からスタートしている子どもは素晴らしい活躍と、動きと動作をしている。
それが、中学、高校、大学から始めた子どもとは大きな差になる。
スキルという面では、幼少期からと継続年数が大変な差を生む。
親としては、子どもの頃のその差を埋めるには?すぐに埋められないと自分の子どもは詰むんじゃないか?と焦ってしまうし、幼少期から始めている子どもの群に入れたい。
だが、高校、大学から大人になってから始めても遅れたわけではない。
それがスタートの合図が切られたという事。
それまでは、助走段階に過ぎない。
スポーツしていなければ、身体的消耗は非常に少なく、精神的にも肉体的にも高度なスタート位置から開始できる。
後は、自分で自分を信じて取り組むだけだ。
キッズクラブスタートして、スタンスは一般車で行うこと。
一般車でもスポーツとして活用できる事で、力強く速くなる技術と筋力がつく。
だが、レースになると同年代でもロードバイクに乗る子が多い。
それは、速いのは当たり前だろう。
そうなると、一般車のうちの子もやりたいならロードバイク乗せなきゃダメか。
って思う親御さんの考えは当たり前であり、普通であり10人いたら10人がそうしたら良いよ。って言う。
良く考えてみよう。
何故、経験してきて海外を見て走って、選手としてやってきた人が一般車なのか?です。
変わってるよね。変だよね。
普通じゃないよね。当たり前じゃないよね。
こればかりは、説明しても理解できる人は少ない。
だって、今しかわからないのだから。
もちろん本音を言うと、ロードバイクに乗せて走らせたい。
だけど、それは可能性を詰む事になる事が多い。
今、日本のジュニア世代やジュニア卒一年目の活躍してきた選手はほぼ他競技から高校入学に合わせて転校してきた人が上位を占めている。
多くが、中学で辞めていたり。なぜ今まで走れていたのか?に気がつかないで、『自分の限界』を決めてやめて行く子が多くいる。
何も、ロードバイク子どもの頃からが不正解とは言いません。
乗らせる事反対でもない。
ただ、周りが理解していかないと詰む子が多く出てくるという事。
言い方変えると、子どもに少しだけ親として逃げ道のようなものを作っておくと気持ちが逃げずにやれるって事です。
最上の。最高の。最高品質の。
これが手に入って歯が立たなかったら?
諦める?それは何歳で?
辞めた年齢よりも後から始めた同年代が今続けている現状が子ども世代にあるという事。
スポーツは、結局“今”なんです。
今やっている人なんです。
だから、今スタートしても遅くないって事です。