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仏教に学ぶ生き方、考え方「お茶の味わい」

 法要に呼ばれて伺うと、必ず「お茶」を出していただきます。

 いつも美味しくいただいているのですが、時々「とてつもなく美味しいお茶」にめぐり逢います。

 美味しいことを伝えると、やはりそれなりの「心得」のある方が多いようです。

 お茶は「茶葉と淹れ方」によって大きく味が変わります。

 私が心がけていることは、「適度に冷ましたお湯」で、少し「多めの茶葉」をじっくりと蒸らし、湯呑に「出し切って」いただくことです。

 「湯呑や茶器」、また「玉露やかぶせ」などの茶葉の銘柄に拘る人もおられますが、それよりは「淹れ方」とその時の「心持ち」のほうが大切に感じています。

 そして「甘味と渋味」のバランスも味わうときの楽しみです。

 お茶の世界も「奥が深い」と思います。

 でも「お茶の甘み」を知ってしまうと、それを求めたくなりますよね?

 お茶の味を楽しみに生活できるのはありがたいと思っています。


☆今日の一句☆

 一杯の
   お茶から広がる
         味の縁

 


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