仏教に学ぶ生き方、考え方「三日坊主」
今日は正月三ヶ日の最終日です。
もう令和五年も三日目になりました。
三日というと、我々お坊さんには馴染み深いことわざがあります。
そう、「三日坊主」です。
そういう私も、三日坊主の常習犯です。
いや、常習犯でした。
今は生活が大きく変わり、三日坊主はほとんどなくなりました。
というのも、そもそも「三日しか続かない」ことをしなくなったんだと思います。
もっというと、始めた時点で「ようし、これを続けるぞ」と思わなくなりました。
よく「ダイエット頑張るぞ」「自習を一日三時間するぞ」など目標を立てます。
でも目標はすべて、これからの「未来」のことですよね?
誰も「過去のこと」を目標にはしません。
「過去の後悔」を元に「未来の目標」を立てるわけで、いわば過去と未来を考えているわけです。
でも皆さんが生きて行動できるのは、実は「今」なのです。
そして過去も未来も、実は「動かすこと」はできないのです。
つまり「今というこのとき」に、ただ「行動する」ことをだけを心がけています。
そして「結果として」続けば、それは「自分に取って必要なことだった」と思うようにしています。
この「noteへの投稿」も今のところ続いております。
これはたぶん「自分にとって意味深い」ものなのでしょう。
でも、未来はどうなるかわかりません。
明日には心持ちが変わって「終わる」かもしれませんし、命終えれば、「できなくなる」かもしれません。
ただ、「淡々と粛々と」いただいた「今」を生きていきたいと思っております。
☆今日の一句☆
コツコツと
三日坊主は
気にせずに