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仏教に学ぶ生き方、考え方「ゆらぐ心の捉え方」

 時々、時間があるときに「こころ」をゆったりと観察してみます。

 そうすると日によって「心が違って見える」のです。

 ほぼ同じ心持ちでいることはないと言っていいと思います。

 ということは、自分の心は一緒のように見えて、日々影響を受けたり、感じ方を変えたりして「揺らいでいる」と言えるでしょう。

 例えば「辛い」と感じるときも、「とても辛い」と感じるときと「まぁ、なんとかなるさ」と感じるときがあります。

 同様に「悲しいとき」、「苦しいとき」も、その気持ちは「揺らいで」いるのです。

 ここで人は「一番辛い」「一番苦しい」「一番悲しい」時を記憶して、それがずっと続いているように思ってしまうのではないか?と感じています。

 そして仏教の教えは「まぁ、なんとかなるさ」と思っているときの自分にスポットを当てていくことなのかなと思い始めております。

☆今日の一句☆

 ゆらいでる
     辛し悲しは
         続かない

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