息子たちと義実家へ。そうだ、ここは義母のホームグラウンドだった😑
久しぶりの義実家。
初日は大分から宇都宮まで 飛行機 → モノレール → 新幹線 → レンタカー、と1日がかりの大移動になりましたが、到着するとお義母さんが、
「あらあら〜、皆さんよく来たわね〜〜」
と、出迎えてくれました。
そして、早速、
「じゃ、まずは手洗いうがいをしていらっしゃい」
「スーツケースはこの新聞紙の上にね」
という感じで、シャキシャキ仕切ってくれます。
私はわりとテキトーな家で生まれ育ちましたが、夫の実家は実にキチンとしたお家です。
2011年に大分に引っ越してから一度も義実家には行っておらず、義母がこちらに遊びに来る形だったのでスッカリ忘れてましたが、
あー、そうそう。
義実家に来たらこんな感じだったよー。
と思い出すのでした😅
そう、だってここは義母のホームグラウンドですもんね。
…と、気付いても時すでに遅し(?)
帰省前「今年は子どもたちとおばあちゃんちに行くんだよー」という話を友達にすると、
「え? 旦那さん抜きで行くの?? すごいね」
と、何人かに言われたのです。
その時はよく考えず「すごいかなー?」「だって久しぶりに孫の顔を見せてあげたいしー」という気持ちだけだったのですが、私はホントにすっかり忘れていたのです。
義実家では気を使うということを…😑
義実家で気を使ってた話、その1↓
義実家で気を使ってた話、その2↓
世の中には「うちはそんなにお互い気を使うこともなく仲良くしてますよー」という嫁姑の相性がとても良いパターンもあるかと思いますが、一般的に嫁というのは義実家に気を使うものというのがセオリーですよね。
私も別にお義母さんと仲が悪いわけではないですが、やはりフツーにそれなりに世間一般的に嫁として気を使います😅
ただ、私一人ならなんとか取り繕える(?)のですが、問題は息子たち。
テキトーな母(まさり)に育てられているので、当然、長男アキラも次男ハルキもテキトーです。
しつけもなっていません💦
ゴロっと寝転がってスマホでYouTubeでも見てようなら、
「あらあらハルキちゃん、姿勢が悪いと目が悪くなりますよ」
と、すかさず突っ込まれる💦
食事で好き嫌いしようものなら、
「好き嫌いしてると大きくなれないのよ。
ちょっとでいいから食べてごらんなさい」
と、食べさせられる💦
まあ、アキラの場合は「おばあちゃんとはそういうもの」というのが分かってますし、今や平気でおばあちゃんにNOと言えるのですが、初めておばあちゃんちに来たハルキがちょっとビックリ気味で、
「えーー。家ではそんなこと言われないのにー」
「母ちゃん、助けてー」
という顔をして私に無言で助けを求めてきます。
…ハルキごめん、無理。
助けてあげたいのはやまやまだけど😅
さて、おばあちゃんちに到着して部屋に通された時、
「私はねー、いつも窓を開けて扇風機だけなんだけど、それでいいかしら? ここは結構、風が通るから涼しいのよ」
と、言われて、普段クーラーなしでは生きられない私(多分、更年期だと思うんですけど、すんごい暑がりになっちゃったんです)としては、この猛暑でクーラーなしはキツい…でも嫁としては
「いつも扇風機だけなのよー。おほほほほ」
と言ってる義母に、
「いや、クーラーつけてください」
とは言えない。
言えるわけがない。
耐えるしかないのか…と思っていたら、そのあたり全く気を使わないアキラが、
「暑いからクーラーつけたい」
と、言ってくれたおかげでクーラーをつけてもらうことができました。
助かったよー。アキラありがとー。
気を使わない孫、最強。
で、その夜のことです。
なんだかものすごく熱っぽくなって目が覚めました。
そして、ノドも乾いてとても暑苦しい感じ。
え? これ…私、熱が出てるんじゃ?
ひょっとしてコロナ!?
今回、帰省するにあたってはマスク、消毒、うがい、手洗い等々感染対策はいつも以上にしっかりするように、そして遊ぶのは平日、移動の時もなるべく都会の通勤時間帯に重ならないようにスケジュール組んで気を使ってきたのですが…この高熱感…まさかコロナになっちゃった?? それだけは避けねばと思っていたのに…。
まずいぞー、どうしよう、と深夜1人で静かに慌てていると、隣で寝ていたアキラが、
「ぐわーーあっついっっ!!」
と、目を覚ましました。
そして、
「あ”ーー! クーラー切れてるっ!!」
と、絶叫。
そこで私も気がつきました。
コロナで熱が出たのではなくて、クーラーが切れて単に暑かっただけだと😅
っていうか、クーラーつけっぱなしにして寝たはずなのに、なんで切れてるの???
どうやら、知らない間に義母がタイマーにしていたようです(・∀・)
なんということでしょう。
暑すぎですよー。
眠れんちゅーの。
そして、こんな暑さの中でお義母さん、普段クーラーなしって言ってたよね??…大丈夫なんだろうか?と心配になりました。
だってニュースでよく見るじゃないですか。
高齢の方がクーラーつけずに、自分でも気付かないうちに熱中症になって、最悪な場合には亡くなっちゃうという話。
年を取ると暑さを感じにくくなるみたいだし、私の親世代というのはやっぱり「クーラー=贅沢」っていう意識があるので、ちょっとぐらい暑くてもクーラーつけない、これぐらいガマン、ガマン、みたいな意識もありますよね。
(私なんかそもそもヘタレですし、もはや「クーラー=生命維持装置」って感じですけどね…)
そんなわけで翌朝、義母に、
「いやー、昨日は夜中に暑くて目が覚めて…クーラーつけちゃいました」
「あらまー、そうだったの?」
私たちが寝ていた部屋は1階、義母は2階の部屋で寝ています。ひょっとしたら義母の部屋は暑くないのかなーと思って、
「あのー、お母さんの部屋は暑くないんですか?」
と、聞いてみたら、
「ええ、2階はクーラーいれてるからね」
へ?
待って。
おまえはクーラー使っとんのかーーい!!!
あ、スミマセン。
あまりの衝撃に思わず“おまえ”とか言ってしまいました💦
一応、義母の名誉のために言うと、これは嫁への嫌がらせとか意地悪ではなくてただの天然です。…多分。
いやー。
義母も80代後半の一人暮らしですし、もし暑さに気が付かないで熱中症になったら大変…と一瞬思ったのですが、全然心配ご無用でした。
そして「あらまー、そんなに暑かったのねー」とナチュラルに言われ、次の日は普通に1日中(夜もタイマーなし)クーラーつけさせてもらって快適に過ごすことができました(・ω・)
えーっと………良かったです。