ハロウィン、卒業かな?
次男ハルキ、小学5年生。
ついに、ハロウィンにはあまり興味を示さなくなりました❗
毎年、どんな仮装しようとか、どんなお菓子をもらおうかとか楽しみにしていたというのに。
ついに我が家のハロウィンは終焉を迎えるのかー。
ちょっと寂しくもあり、母としては肩の荷が下りて嬉しくもあり😅
我が家のハロウィン。
始まりは長男アキラが幼稚園の頃からです。
今ではかなりポピュラーなイベントになってますけど、当時は、
「ハロウィンって何?」
「何するの?」
「仮装すればいいの?」
ぐらいな感じで、誰もよくわかってなかったんですよねー。
今みたいに充実したハロウィンコーナーとかもなかったですしね。
一体どうやって楽しめばいいのか?とネットで検索しても海外のサイトとか英語教室のサイトぐらいしか情報源がなかったんですよー。
とりあえず仮装するんだよね?
子どもにお菓子あげればいいんだよね?
ぐらいのノリで始めたのですが、毎年大勢のお友だち親子と、色んなゲームをしたり(希望者はお泊まりも)持ち寄りご飯でハロウィンパーティを開催して楽しんでました。
大分に移住してからも、ハロウィンは子どもたちのお楽しみでした。
のどかな風景に仮装して歩く子どもはなかなかシュールです。
この時は、ハルキと一緒に鬼滅の刃ブームが最高潮に盛り上がってた時でした。
地域のハロウィンイベントにハルキと2人で参加して楽しく過ごし(長男アキラはお留守番)家に帰った時に、
「アキラー、ただいまー♪
はっぴーはろうぃーーーーん♪
とりっくおあとりーとーー♪ いえーい♪
ねーねー、聞いて聞いてー、
ハロウィンのイベントに
善逸と胡蝶しのぶがいたんよー♪
可愛かったよおーーーー」
と、留守番のアキラに機嫌良く声をかけたら、
「しーーーーーっ、しーーーーーっ!!!」
静かにしろ、と全力で怖い顔をしているのです。
後で「なんでそんなに怒るんだよー」と聞いてみたら、一緒にオンラインゲームをしていた友だちに、
「お前の母ちゃん、テンション高けーなー」
と、笑われていたそうです(・∀・)
ごめん、ごめん…。
田舎に移住してからは、近所のおじさんおばさんたちに、
「トリックオアトリート」
とか言っても、
「え? トリック? なんち?」
みたいな感じなので、最初は、
「ぼくたちがトリックオアトリートって言うので、そしたらお菓子ください」
みたいに説明を自分でしたり😅
それでも、ハロウィンを知らないおじさんおばさんの家には当然ながらハロウィンぽいお菓子などあるわけもなく。
「え〜? お菓子がいるんか??
なんかあったかなー? ちょっと待ってなー」
と、ミカンやらセンベイやらもらってました。
なんかホンワカしますよね😊
他にも、
「トリックオアトリート!」
って仮装して襲撃したら、
「アキラ君? あ、回覧板あるから持って行って」
と、お菓子じゃなくて回覧板もらってきたこともありました。
そんな感じで毎年、ご近所さんを回ってたんですが、ある年、色々と忙しくてハロウィン当日忘れてたことがあったんですよね。
その年はハロウィン当日より前に大きなイベントがあって、気分的にハロウィンが終わってたということもありました。
さて、ハロウィン当日の夕方。
家のチャイムがピンポーンと鳴って、出てみると近くの郵便局の局長さんが立ってました。
局長さんがうちになんの用だろう?と思ったら、
「あのな。アキラ君とハルキ君、
今年はハロウィンに来んなー、来んなーっち
みんなでずーーっと待っちょったんやけどな、
全然来んけん、ワシが持ってきたわー」
と、ハロウィンのお菓子をわざわざ持ってきてくれたのでした。
わわわわわ。
ありがとうございます!!
いやー。
最初の頃は「ハロウィンって何?」みたいな感じだったのに、ついにお菓子を買って待っててくれるところまできたのかー、と感慨深いものがありました。
っていうか、
「ハロウィンのお菓子持ってきたでー」
って😅
ん? それはハロウィンなのか?
あれ? こっちが行くんじゃなかったでしたっけ?
なんかちょっと違うような気がしないでもないけど。
こういう、本来の形とはどんどんズレていく日本的な感じ。
とても好きです。
そんなわけで我が家はもう卒業しそうですが、まだまだハロウィンを楽しんでいる皆様。
HAPPY HALOWEEN❗
読んでもらっただけでも嬉しいのに、サポートなんかしてもらっちゃったら感謝感激です💕