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Y-3の日本代表ユニフォームが先行販売開始
本日(6月22日)からY-3の日本代表ユニフォームが先行販売開始されます。
adidasでありながらadidasでない。Y-3です。
冒頭の画像は、サッカー日本代表公式アカウントから、筆者が引用したものです。
ファッションとしてのブロークコア
新ユニフォームは、パリファッションウィークの「Y-3 SS25 プレゼンテーション」のフィナーレでお披露目されました。
日本代表からは選手二人(藤田さんと長野さん)が、ファッションモデルとして出ています。
ヨウジヤマモトのファッションの一つなんです。
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注目すべきはカルチャーライン
Y-3の主張が強いことには賛否があるようですが、私が注目しているのは、カルチャーラインです。
特にこの長野さん。
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スーベニアジャケットは、リバーシブルとなっており、かつ、逆開ファスナー(両開き)です。
これがタウンユースとして極めて優れている。
表は派手なスーベニアですが、裏は黒一色。
全部閉めてしまえば、普通の黒です。
新ユニフォームは、Y-3のロゴも代表エンブレムも主張が強いですが、カルチャーラインを合わせることで、主張を増やすことも減らすことも出来るようになっているのです。
上着を開けて着るも良し、閉めて着るも良し。
上半分を閉めて、模様だけを見せて着るも良し。
ユニフォーム以外と合わせるのも良しです。
特に、ヨウジヤマモトの服は合うでしょう。
adidasの服も合うでしょう。
凡人はどうすれば良いか1
ただ、Y-3なこともあり、お値段がします。
富裕層は奮発して買うのでしょう。
オシャレ星人は無理してでも飛びつくでしょう。
凡人はどうすれば良いのでしょうか。
私は好きにすれば良いと思います。
日本代表のユニフォームなんて買う人は買うし、買わない人は買わない。
adidasでもY-3でもそうだと思います。
私が言いたいのはそこではないのです。
タウンユースのブロークコアが増加すること。
オシャレ星人から流行り始めること。
adidasもY-3も流行りそうだと見込んだこと。
まずはそういう流行や動向を知ることです。
知るだけ。
取り入れるかどうかは別の話です。
凡人はどうすれば良いか2
知っておいてどうするか、ではないのです。
知っておくとどうなるか、なんです。
流行を知っておくと、私だけがダサい気がする、という心理状況を、回避しやすくなります。
なんで私だけがダサいんだろう、とは思いにくくなっていくのです。
ジャージにも流行り廃りがあるからです。
流行りを知っておくと、理由もわからず、不安にならずに済みます。理由はあるからです。
ジャージとオシャレジャージには違いなんて無いですが、流行り廃りはあるのです。
流行りはお買い得を生じさせる
流行りは、例年以上の大量生産を伴います。
ゆえに、流行りはお買い得を生じさせます。
小売店は、昨年の在庫を売り払い、今年の在庫を置きたいからです。
凡人が狙うべきはそこなんです。
adidasは、新ユニフォームに合わせて着ることも念頭に入れた服をつくるでしょう。
競合他社も、普段使いを意識した服をつくって、アピールすることになるでしょう。
そして来年、お買い得になるでしょう。
新作をすぐに手に入れて、買い支えるも良し。
少し待って、余波の恩恵を受けるも良し。
私は凡人なので、余波の恩恵を受けています。
流行りはお買い得を生じさせるからです。
財布の紐が緩みやすくもなりますけどね。
私の持論が的中した
図らずも、公式発表よりも前から私が述べてきたことが、的中している結果になりました。
クワイエット・ブロークコアの流行り。
流行りはリバイバルとクワイエットである。
(炎のイメージは久しぶりですね。)
リバイバル、コラボ、別注が増える。
流行りは心理的ハードルを下げる。