韓国の非常戒厳に対して思うこと
私がぬくぬくと電気毛布について述べている間、韓国で非常戒厳が出ていました。
(本当に真っ最中でした。)
非常戒厳に対して、私が思うところを述べようと思ったのですが、中々まとまりませんね。
私が思うこと
私が思うのは、戦時であろうが平時であろうが、宮城事件のようなことが起こり得るということ。
宮城事件とは違って、誰も死なずに済んだこと。
宮城事件では、森赳(もりたけし)近衛師団長が殺害されているんです。
蜂起側(玉音放送阻止側)に加わるのを拒否したため殺害されました。
近衛師団長の偽命令が出ていたのは、森師団長が殺害されてしまっていたからなんです。
私は「勝てば正義である」という暴論に対して、絶対に、なにがなんでも抗いたいです。
殺された側が正しいこともあるからです。
森赳近衛師団長のように。
今回思うこと
今回、真夜中に議会の議場に(忍び込んで)入って、非常戒厳を解除した議員は、民主主義的に極めて素晴らしい。掛け値なく素晴らしい。
けれども殺されていた可能性はありました。
森赳近衛師団長のように。
正しくても殺されることはあるのです。
自国軍が自国民を殺すことはあるのです。
今回、誰も死ななくて本当に良かった。
民主主義でさえ暴走することはあるのです。
自国主義や抗戦主義のように。
私は、強くこう言いたい。
国権の最高機関は国会であると。
日本の国権の最高機関は衆参両院であると。
内閣でも閣議でもありません。
衆参両院のみが国権の最高機関なのです。