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自論は狭く、事例は広く

noteで自論や自説を展開するためのちょっとした事例をどうするべきか。
前回の画像選定から考えていたことを述べていくことにします。

pumaとATHLETA

前回、私はpumaのロゴ入りジッパーを冒頭画像にしています。

別にATHLETAでも良かったのに。
何故か自然とpumaにしていました。

おそらく、ブランドの知名度や普及率によって、そうしたものと私は推測しています。
pumaには、ランニングもスケートボーディングもヨガもゴルフもありますからね。

ATHLETAは、中堅メーカーにおいては、比較的、知名度や普及率があるほうです。
平成末からかなり普及したように思えはします。
ATHLETAの習字道具入れも最近ではあるらしく、中堅メーカーの中では強いとも思っています。

しかしながら、そう思いながらも、pumaほどではないかなと「深層心理で」思っていたがゆえに、「なんとなく」pumaにしたのだと思います。

pumaの筆箱は、かなり昔からあります。
ATHLETAの習字道具入れよりも前からです。

私の中にある知名度や普及率から選択していた、振り返ってみると、そう思えてきます。

ファッション系YouTuberとUNIQLO

ファッション系YouTuberとUNIQLOとの間にも、似た構図があると思えてきます。

ファッション系YouTuberはUNIQLOを事例にして自説を展開することが多いです。(本当に)

関係者専用の展示会に行くYouTuberも多いので、所謂「案件」もあると思います。
しかしながら、関係者専用の展示会に行かない、小規模YouTuberもUNIQLOを事例にします。

何故か。
知名度や普及率を考慮すると、そうなるから。

自論や自説の事例として用いるのに適切なのは、「読者や視聴者が知っているもの」です。
厳密な表現をするなら、「知っていそうな人間が多そうだと思えるもの」です。

ゆえに、ファッション系YouTuberは、UNIQLOを事例にして、自論や自説を展開しているのだと、(少なくとも私には)思えます。

自論は狭く、事例は広く

事例には知名度と普及率が必要なんです。
多くの人の目に触れるわけですから。

勿論「この事例でなければ説明できないもの」は存在します。それは良いのです。
しかしながら、ちょっとした事例として言及する場合には、知名度と普及率が必要になります。

知名度や普及率は、想定する対象読者によって、異なりはします。
コアな読者にのみ届けたいものもあります。

コアな読者にのみ向けたほうがnoteの質が良く、会心のものになることがありますから。
それ自体は確かなことです。私もします。

けれども、ピンホールマーケティングをするのは自論や自説においてのことです。
事例においてまで、対象読者を狭めてしまうと、「独りよがり」になってしまいます。

自論や自説は、広めるため、或いは、高めるため展開していくものです。
「独りよがり」だと両方とも達成できません。

自論は狭く、ピンホールで。
事例は広く、読者が知っているものを。

そんなことを前回の画像から考えていました。

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